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| 科目一覧へ戻る | 2026/04/06 現在 |
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開講科目名 /Course |
声楽概論/Introduction to Vocal Music | ||||||||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1101097_L1 | ||||||||||||||||||||
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||||||||
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ターム・学期 /Term・Semester |
2026年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||||||||||
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曜限 /Day, Period |
他/Otr | ||||||||||||||||||||
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開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||||||||||||||
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単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||||||||
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学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||||||||||
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主担当教員 /Main Instructor |
太田 真紀 | ||||||||||||||||||||
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授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||||||||
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教室 /Classroom |
未定/未定 | ||||||||||||||||||||
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開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 小寺 香奈 | 教育学部(教員) |
| 太田 真紀 | 教育学部(教員) |
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授業の概要・ねらい /Course Aims |
本講義では、現代の音楽表現の礎となった西洋音楽の歩みを歌唱様式の変遷からたどり、時代の思想や音響空間に応じた声の変化を座学を中心に実技演習を交えて考察する。同時に日本の伝統歌唱との比較を通じて音楽文化に対する広い視野を養う。 西洋音楽の発展と歌唱表現の変遷を論理的に理解し、各時代の様式に即した発声のあり方を身につける。 これら一連の学修を通じ、次代の音楽教育を担う指導者として必要な声楽に関する専門的な知見と、実技に裏打ちされた思考力を形成することを目指す。 |
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到達目標 /Course Objectives |
西洋音楽史における歌唱様式の変遷を体系的に理解するとともに、楽譜に刻まれた歴史的背景から導き出される表現技法を考察できる。 日本伝統歌唱と照らし合わせることで西洋歌唱の特質を客観的に捉え、実技演習での学修を通じて、指導者として必要な知識と豊かな声の表現を導き出す視点を身につける。 |
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成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業への参加度50%、課題への取り組み30%、ディスカッションの充実度20% | ||||
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教科書 /Textbook |
教科書は使用しません。 | ||||
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参考書・参考文献 /Reference Book |
必要な資料はその都度、配布します。 | ||||
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履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
毎回の授業にあわせて事前・事後学習を行ってください。 | ||||
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履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
合唱基礎演奏法、日本歌曲演奏法、声楽基礎歌唱法 | ||||
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授業時間外学修(予習・復習等)の内容 /students learning outside of the class, preparation and review are included |
本学では1単位あたりの学修時間を45時間としています。毎回の授業にあわせて事前学修・事後学修を行ってください。「履修手引」もあわせて参照してください。 | ||||
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その他連絡事項 /Other messages |
特になし。 | ||||
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授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
「アクティブ・ラーニング・ガイドライン」 (1)自主演習 (3)発見学習,体験学習,反転授業 (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 (7)発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習 (8)学生による発表をともなう学習 (10)グループワークをともなう学習 |
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オフィスアワー /Office Hours |
kyoiku53[@]wakayama-u.ac.jp | ||||
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科目ナンバリング /Course Numbering |
L01071J01111S1θ1 | ||||
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実務経験のある教員等による授業科目 /Practical Experience |
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| No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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| 1 | 第1回 | ガイダンス:古代ギリシャ、ローマの初期キリスト教会 | 古代ギリシャにおける音楽の位置づけを理解し、古代ギリシャ語の韻律を朗誦する。 | |
| 2 | 第2回 | グレゴリオ聖歌と声明 | 現在の西洋音楽に直結するグレゴリオ聖歌のネウマ譜での歌唱に取り組む。また、日本音楽の源流である声明を比較試聴する。 | |
| 3 | 第3回 | 中世・ルネサンスと日本へのキリスト教伝来 | ミサ曲の仕組みを理解し、通常式文のラテン語を朗誦する。1549年のキリスト教伝来時に日本へ持ち込まれた西洋音楽の歴史に触れる。 | |
| 4 | 第4回 | ルネサンスと初期伝来 | ジョスカン・デ・プレ、ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ等と、西洋の黄金期ポリフォニーと1549年のキリスト教伝来を重ね、聖歌が交差した歴史と唱法を考察する。 | |
| 5 | 第5回 | バロック①:オペラの誕生と展開 | イタリアで誕生したオペラが欧州各国に拡がっていく過程を、各国の特徴を理解しながら鑑賞する。 |
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| 6 | 第6回 | バロック② | バロック時代の代表的な作曲家の作品を楽譜(通奏低音など)を見ながら鑑賞する。 | |
| 7 | 第7回 | バッハとヘンデル | 教会、世俗、カンタータのそれぞれのそれぞれの特色を捉え、精神性を考察する。 | |
| 8 | 第8回 | 18世紀後期:古典派の双璧 | ハイドンとモーツァルトの生涯を辿り、ウィーン古典派の声楽作品における共通点と差異点を探求する。 | |
| 9 | 第9回 | 19世紀①:ロマン派 | ベートーヴェンとシューベルトにおける声楽作品の位置づけと、詩と音楽の融合について考察する。 | |
| 10 | 第10回 | 19世紀②:ロマン派の深化 |
シューマン、ブラームスの作品を歌曲を中心に鑑賞し、内省的な表現を実践する。 | |
| 11 | 第11回 | 日本の伝統歌唱①:劇場の音楽 | 日本の伝統芸能における能の「謡」、文楽の「義太夫」、歌舞伎の「長唄」を鑑賞し、独自の発声原理と表現の豊かさを探究する。 | |
| 12 | 第12回 | 日本の伝統歌唱②:民謡 | 「串本節」や「干し切り唄」などの鑑賞を通じ、和歌山の風土に根ざした地声の響きやコブシ、日本独自の音階といった表現の特質を地域の生活文化と関連付けて捉える。 | |
| 13 | 第13回 | 19世紀オペラと民族主義 | イタリアオペラの隆盛を体験すると共に、18世紀後半から登場した民族主義作曲家たちのアイデンティティと声楽作品の関係を学ぶ。 | |
| 14 | 第14回 | 20世紀〜現代と日本 | 無調や12音技法の作品から現代音楽までを概観し、武満徹などの作品を通じて、日本と西洋的技法が融合した独自の表現様式とその魅力を探究する。。 | |
| 15 | 第15回 | まとめ | 発表とディスカッション |