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科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
器楽概論/Introduction for Instrumental Music | |||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1101096_L1 | |||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | |||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | |||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 2 | |||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | |||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | |||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | |||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
山名 仁/Yamana Jin | |||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | |||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
実技 | |||||||||||||||
教室 /Classroom |
東5号館北101/東5号館北101 | |||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山名 仁/Yamana Jin | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
西洋音楽の演奏の基礎となる拍節法を学ぶ。拍に対する感性は西洋人と日本人とではかなり異なっているといえよう。これを実際に比較検討し、西洋音楽における拍節感の基本を身につける。次にこの拍節法に則した読譜法を学ぶ。授業においては、数多くの版が存在するモーツァルト、ベートーヴェンの作品をとりあげ、譜面上に記された速度表示、強弱記号、スタッカート記号、スラー、装飾法についての歴史的解釈を上記拍節法によって読み解いていく。またこの読譜法を実際に活用する方法を学ぶ。 |
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到達目標 /Course Objectives |
1.日本人の拍節感と西洋音楽の拍節感を比較しその相違について理解する。 2.西洋音楽における拍節法を基本に据え、作曲者の意図を楽譜から深く読み取る技術を身につける。 3.上記拍節法に則した合奏の原理を身につける。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
次の2つの項目により総合的に評価する。 1.小テスト(演奏様式の弾き分けを主眼にした実技試験)50% 2.単位認定試験(楽譜の読み取りに関する口頭試問)50% |
教科書 /Textbook |
適宜配布する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
特になし |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
対面による講義と実技をミックスさせた授業を行います。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
音楽に強い関心のあるもの。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特になし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業前に配布された楽譜を演奏することができるように練習をしておく。授業後は楽譜の読み取りと演奏法との関係について演奏実践しながら理解を深める。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
アクティブ・ラーニング・ガイドライン」 (1)自主演習 (2)PBL学習 (3)発見学習,体験学習,反転授業 (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 (7)発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習 (8)学生による発表をともなう学習 (11)学生が自身の学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認できる仕掛けをともなう学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
火曜日5限 山名研究室 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L01071J01000S1θ1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | オリエンテーション | 授業の概要の説明 | |
2 | 2 | 西洋音楽における拍の成り立ちと発展 | 西洋音楽における拍の成り立ちとその性質について学ぶ | |
3 | 3 | 日本の拍節感と西洋の拍節感 | 日本の古来の音楽の拍感と西洋音楽における拍感との相違(和楽器と鍵盤楽器の比較) |
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4 | 4 | 原典版と校訂版I | モーツァルトのクラヴィーアソナタ(曲は未定)をとり挙げ、版によってスラー、スタッカート記号、強弱記号がに違いがあることを学ぶ | |
5 | 5 | 原典版と校訂版II | エディションによって異なるスラー、スタッカート、強弱記号を演奏表現する。 | |
6 | 6 | 原典版と校訂版III | 拍節法を基本とした原典版と改訂版との比較を行う。 | |
7 | 7 | 演奏様式の変遷I | 演奏様式とは何かを学び、演奏法への応用を学ぶ | |
8 | 8 | 演奏様式の変遷II | 19世紀の改訂版による演奏 | |
9 | 9 | 前半のまとめ及び小テスト | モーツァルトの作品による演奏実践による小テスト | |
10 | 10 | アーティキュレーション法I | アーティキュレーション法の学習とその実践 | |
11 | 11 | アーティキュレーション法II | 正しい拍節感とアーティキュレーションの関係を把握し、演奏法に生かす | |
12 | 12 | 原典版作成I | 自筆譜と初版譜に基づいて自分の原典版を作成する方法を学ぶ | |
13 | 13 | 原典版作成II | 自分原典版によるべートーヴェン作曲クラヴィーアソナタ作品26第一楽章第2変奏曲の演奏実践 | |
14 | 14 | 楽譜を深く読むI | シューベルトの連弾曲による合奏(曲は未定) | |
15 | 15 | 楽譜を深く読むIi | 正しい拍節法と読譜法に基づく合奏法 | |
16 | 16 | 単位認定試験 | 実技試験とレポート提出 |