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科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
社会/Social Studies |
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時間割コード /Course Code |
L1100596_L1 |
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 第1クォーター/1Q |
曜限 /Day, Period |
火/Tue 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
西端 幸信/Yukinobu Nishihata |
科目区分 /Course Group |
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授業形態 /Lecture Form |
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教室 /Classroom |
L101/L101 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岩野 清美 | 教育学部(教員) |
西端 幸信/Yukinobu Nishihata | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
社会科の成立と変遷,目的を踏まえ,現行学習指導要領および新学習指導要領に示される小学校第3学年から第6学年の目標及び内容構成について概説する。そのうえで、社会科の方法原理、評価、授業づくりの理論や学習指導の方法等を実践事例を通じて学び、各学年に配当された学習課題を見極め、社会科指導の力量を培うとともに、確かな授業観、学習指導観を形成する。学外から講師(実地指導講師を含む)を招いて指導を行う授業科目 |
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到達目標 /Course Objectives |
1.社会科の目的,目標,内容構成を説明できる。 2.社会科の指導内容の詳細を理解し,学習指導に必要な資質を培う。 |
教科書 /Textbook |
「小学校学習指導要領」(平成29年3月告示、文部科学省)ISBN-13 : 978-4491034607 「小学校学習指導要領解説(社会編)」(平成29年6月、文部科学省)ISBN-13 : 978-4536590099 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
適宜指示します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
感染拡大防止の措置をとったうえで、「対面」で実施します。 途中で授業方法を転換しなければならなくなった場合を想定して、そのときの対応を説明します。 初回授業には必ず出席してください。 基本的には前もって次時の講義に参加するために必要な課題を提示しますので、グループや各自で教材研究を行い、自分なりの指導観をもって講義に参加してもらいます。模擬授業やプレゼンで、アクティブな講座にしましょう。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
受け身でなく、常に課題意識を持って積極的に参加することを希望します。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
初等教育における社会科の役割は,社会や歴史をどのような目で見るのかという見方や考え方の基礎を培うことであり,それは、子どもたちが目の前の個別的な事象を課題意識を持って追究、探究することによって、個別的・事実的な知識から一般的・説明的・概念的な知識=社会認識を育てることです。授業だけでなく,社会の中にいくらでも転がっているさまざまな事象を子どもの発達段階に合わせた教材とするためのあなた自身の探究を期待します。 1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
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科目ナンバリング /Course Numbering |
L2424102J |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業後のミニレポート(20%)、作成した指導案やプレゼン資料(40%)、単位認定試験(40%) |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(8)学生による発表をともなう学習、(10)グループワークをともなう学習 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
初等社会科教育法(後期) |
オフィスアワー /Office Hours |
質問等に対しては、授業時間の前後に対応します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | プロローグ | 社会諸科学の成果を背景とした社会科の楽しさ~授業実践から考える | ||
2 | 社会科の成立と変遷1 | 戦前の歴史教育と戦後社会科の成立 | ||
3 | 社会科の成立と変遷2 | 学習指導要領の変遷と民間教育団体 | ||
4 | 社会科の成立と変遷3 | 次期学習指導要領の基本構想 | ||
5 | 社会科教育の思想的・歴史的基盤 | 社会科成立の歴史から、社会科の本質を探究します。 | ||
6 | 社会科の学習内容構成 | 学習指導要領における各学年の学習内容を整理します。 | ||
7 | 社会科の方法原理 | 問題解決、理解、説明といった、社会科の学習原理の基本を紹介します。 | ||
8 | 社会科の学力と評価の理論 | 社会科の学力を巡る今日的論争と評価の理論を紹介します。 | ||
9 | 社会科の授業づくりの理論 | 社会科の授業構造とカリキュラムマネジメントについて整理します。 | ||
10 | 社会科の学習指導の方法 | 社会科におけるアクティブ・ラーニング、教科書やICTの活用について、事例をもとに考えあいます。 | ||
11 | 現行の小学校社会の実践に学ぶ1 | 小学校社会科教育課程の特色と中学年「地域学習」 | ||
12 | 現行の小学校社会の実践に学ぶ2 | 第5学年、第6学年の授業 | ||
13 | 評価の高い実践に学ぶ | 過去の実践をもとに、その「よさ」について考えあいます。 | ||
14 | 現代的課題に挑む1 | 提示された課題について、グループで課題解決に向けた単元を構成する |
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15 | 現代的課題に挑む2 | (グループ別発表) 次期学習指導要領での社会科の方向性 |