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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
調理学実習/Training of Cooking | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1100567_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 1, 水/Wed 2 | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
山本 奈美/Yamamoto Nami | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
実習 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
東3号館北206/東3号館北206 | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山本 奈美/Yamamoto Nami | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
中・高等学校の家庭科教員として必要とされる調理の基本を、身近な献立を題材として実習形式で学ぶ。簡単な調理学実験も行い、授業後にはそれぞれの実習内容に関連したレポート課題に取り組むことによって食品の調理特性についての理解を深める。将来の指導者となる立場から実習の準備から後片付けまでを授業と捉え、実習授業の運営のしかた、実習室の管理方法についても学ぶ。 |
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到達目標 /Course Objectives |
1.基本的な調理技術を習得し、食品の調理特性について理解を深める。 2.衛生的な食品の取り扱いや安全に実習をするうえで必要な知識を身につける。 3.実習室の管理方法を知る。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
課題等の提出物(50%)、単位認定試験(50%)により行う。 |
教科書 /Textbook |
オールガイド食品成分表(実教出版)*日本食品標準成分表2020年版(八訂)に対応したもの 実習プリント(授業時に配付する) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
調理のためのベーシックデータ 第6版・女子栄養大学出版部(978478950325-9)・2,200円 日本人の食事摂取基準(2025年版)・佐々木敏/上西一弘/石田裕美解説・女子栄養大学出版部(9784789503273)・2,090円 食物学概論(第2版)・藤原葉子・光生館(9784332040538)・1,980円 (授業中には使用しませんが、学びを深めるための参考にしてください。) |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
授業は、準備、実習内容に関する講義、実習、試食、後片付けの手順によって進めます。 実習は、原則として献立形式で行います。 調理時は、調理実習用の白衣(またはそれに相当するもの)、三角巾(頭髪を覆うもの)、ハンドタオルを持参してください。 材料費は実費を徴収します。 資料配付・課題回収にはMoodleを使います。 第1回の授業では調理をしません。必要な準備等について説明するので、欠席をしないこと。食品成分表とPCを忘れないこと。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
中・高等学校の家庭科教員免許取得を希望する者 パソコン(Excel)の基本的な操作ができること |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
食物学、食物学実験実習、中等家庭科教育法ABCD |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
実習の準備(食材の調達、栄養価計算や献立作成などの作業)や実習後のレポート作成には、時間外の取り組みを要する。 調理技術の習得のためには、普段の生活の中で調理する機会を積極的に持っておくこと。 1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
アレルギーなど、調理実習に際して心配なことがあれば事前に相談してください。 実習室の都合等により、受講を制限することがあります。計画的に履修してください。 個人調理を基本としますが、受講生の人数や内容に応じてグループ調理も行います。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(3)発見学習,体験学習,反転授業 (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 (8)学生による発表をともなう学習 (10)グループワークをともなう学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
火曜日2限(左記以外の時間でも研究室在室時は対応可)北207研究室 事前メール予約を推奨します(namiyama@wakayama-u.ac.jp) |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L08032J01000S2λ1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | 実習上の諸注意・献立の基本・栄養価計算 | 実習上の諸注意を行う 食品成分表の使い方と栄養価計算の方法、日本人の食事摂取基準、食品群別摂取量のめやす、概量の計算について説明する |
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2 | 第2回 | 和食の様式 米の基本調理(炊飯) 汁物の基本(だしのとり方) |
和食の献立:飯 みそ汁 煮びたし 酢の物 和食の配膳とマナー |
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3 | 第3回 | 西洋料理の様式 肉の基本調理①湿式加熱 でんぷんの調理特性 |
洋食の献立:バターライス チキンフリカッセ サラダ 西洋料理の配膳とマナー |
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4 | 第4回 | 中国料理の様式と食材 ゲル化剤の扱い①寒天 |
中国料理の献立:炒米粉 凉拌海蜇 牛奶豆腐 中国料理の配膳とマナー |
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5 | 第5回 | 世界の食文化 香辛料や各種調味料の利用 |
エスニック料理:烏龍茶飯、ルーローハン、タイ風サラダ | |
6 | 第6回 | 肉の基本調理②ひき肉の扱い方 野菜の基本調理①加熱 ゲル化剤の扱い②ゼラチン |
中学校の教科書教材:煮込みハンバーグ にんじんのポタージュ ゼリー | |
7 | 第7回 | 小麦粉を使った調理 |
ピザ | |
8 | 第8回 | 魚の基本調理①切り身の魚 野菜の基本調理②色 減塩のための調理の工夫 |
ホイル焼き 沢煮椀 お浸し | |
9 | 第9回 | 魚の基本調理②一尾の魚 調理方法の特徴と基本調理(1)乾式加熱 野菜の基本調理③生食 |
いわしのかば焼き風 つみれ汁 即席漬け | |
10 | 第10回 | 調理方法の特徴と基本調理(2)湿式加熱(蒸す) 肉の基本調理③酵素の活用 卵の調理特性 |
中学校の教科書教材:かきたま汁 しょうが焼き 蒸し野菜 | |
11 | 第11回 | 米の応用調理(味付き飯) 魚の基本調理③三枚おろし |
ちらし寿司 すまし汁 | |
12 | 第12回 | 多様な食生活に配慮した調理 | 粥 薄切り肉の酢豚風 アーモンドミルクのブランマンジェ (咀嚼・嚥下、食物アレルギー等) |
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13 | 第13回 | 献立の作成と実習(1)調理計画の立て方 | 学校での調理実習を想定してテーマを設定し、共同して献立と実習計画を作成する | |
14 | 第14回 | 献立の作成と実習(2)グループ調理 | 共同して作成した献立と実習計画に基づいて、グループで調理を行う | |
15 | 第15回 | 献立の作成と実習(3)一人調理 | 各自が作成した献立に基づいて調理を行う | |
16 | 第16回 | 単位認定試験 | 単位認定試験(筆記) |