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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
宗教学概説/Introduction to Philosophy of Religion | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1100403_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 4 | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
小関 彩子/Ozeki Ayako | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
東2号館L202/東2号館L202 | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小関 彩子/Ozeki Ayako | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
ますます複雑化する現代社会において、宗教は様々な影響力を持っている。生きること、死ぬこととは何なのかを追及してきた宗教とはどのようなものなのか、これを知っておくことは教師になる人が習得しておくべき 基礎的かつ専門的な素養である。この講義では、歴史上今に至るまで我々のものの考え方の根本を形作ってきたさまざまな宗教を、幅広く概観する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
世界のあらゆる文化の基層をなしていた宗教の持つ思想・伝統を理解し、世界と世界を超えた者との関係において、我々がいかに生きるべきかを追求してきた宗教の本質を把握する。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
毎回担当を決めて、前回の授業内容のレジュメを発表する。10% 毎回コメントシートを提出する。30% 宗教的実践の現場においてフィールドワークし、レポートを作成する。20% 期末レポート 40% |
教科書 /Textbook |
『よくわかる宗教学』、櫻井・平藤編著、ミネルヴァ書房、ISBN:978-4-623-07275-0、2400円 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業中適宜紹介する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
特になし |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
積極的な参加意識が望まれる。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特になし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
必ずあらかじめ該当する箇所を読んで理解しておくこと。授業後は、授業において得られた知見をもとに、中学校・高等学校の社会科・地理・歴史・公民の教科書の関連する箇所を再読して、これらの記述の背後にある社会構造や思想をより幅広く体系的に理解できるように復習すること。 1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(4)普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し、学生自らが合理的な解を導き出す学修。 (5)学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習。 (8)学生による発表を伴う学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜12:30-13:00 小関研究室 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L01032J01000S2ζ1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回(10/1) | ガイダンス:宗教とは? | 講義:宗教の定義を複数紹介し、そもそも宗教を全体的にとらえるための視座を提供する。 | |
2 | 第2回(10/8) | 宗教の分類 | 講義:一神教と多神教、自然宗教と創唱宗教など、宗教の多様なあり方を整理する。 | |
3 | 第3回(10/22) | 民族宗教と世界宗教 | 講義:部族宗教・民族宗教・世界宗教の相違点と相同点を整理する。 | |
4 | 第4回(10/29) | ユダヤ教 | 講義:一神教の淵源となったユダヤ教の民族宗教としての特徴を理解する。 | |
5 | 第5回(11/5) | キリスト教 | 講義:世界宗教としてのキリスト教を歴史的・地理的に把握する。 | |
6 | 第6回(11/12) | 東方正教会 | 講義:西方カトリックとは異なる東方教会の国教会としてのあり方を理解する。 | |
7 | 第7回(11/19) | 宗教改革 | 講義:人間の自由意志と神の絶対性の相克という観点から宗教改革を概観する。 | |
8 | 第8回(11/26) | イスラーム | 講義:絶対的超越神と人間の平等というイスラームの構造を理解する。 | |
9 | 第9回(12/10) | 初期仏教 | 講義:釈迦の思想と悟りの宗教としての初期仏教を理解する。 | |
10 | 第10回(12/17) | 大乗仏教 | 講義:救済宗教へと変貌する大乗仏教を理解する。 | |
11 | 第11回(12/24) | 日本における仏教の伝播と受容 | 講義:日本における古代の仏教と社会の構造を理解する。 | |
12 | 第12回(1/7) | 仏教における宗教改革 | 講義:絶対他力による救済宗教としての鎌倉新仏教を理解する。 | |
13 | 第13回(1/14) | 自然神道 | 講義:部族宗教の古い形態を残した自然宗教の特徴を理解する。 | |
14 | 第14回(1/21) | 国家神道 | 講義:制度的に整備された国家神道と社会構造との関係を理解する | |
15 | 第15回(1/28) | まとめ:あらためて、宗教とは? | 講義:地理的・歴史的に極めて広範囲にまたがる宗教現象を、構造的に把握する。 |