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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
地理学概説/Introduction to Geography
時間割コード
/Course Code
L1100392_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 1
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
山神 達也/Yamagami Tatsuya
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東2号館L103/東2号館L103
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教育学部 2. 専門的知識や技能 7
教育学部 3. 課題解決力と自己学修能力 1
教育学部 4. 協働性とコミュニケーション能力 1
教育学部 5. 地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山神 達也/Yamagami Tatsuya 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
地理学は、地球表面上で生起する様々な現象の空間的特性を調べ、その成立過程や要因の解明を試みる学問である。本講義では、地図上での作業などを織り交ぜながら、諸事象の空間的特性やその時間的変化を具体的に把握するとともに、それらを系統立てて理解するための基本概念の解説を行う。また、講義内容を踏まえたレポートの作成とそれに基づくグループワークを課すことによって、地理的情報の収集・整理やその解釈、およびプレゼンテーションの能力を高める場とする。本講義で扱うテーマの多くは教科としての「地理」における系統地理に属するオーソドックスなものであるが、暗記ものとしてではなく理屈を考えるものとして「地理」を理解してほしい。
到達目標
/Course Objectives
以下の点についての理解を深め、地理学的なものの見方・考え方を身に付ける。(1)様々な事象には時代性とともに地域性があることを理解する。(2)地理的情報を地図として表現することの有効性とその限界を理解する。(3)様々な事象をモデルとして理解することの有効性とその限界を理解する。また、教職に就くなど社会に出ることを見据え、レポートの作成やその発表、議論を通して、情報の収集・整理の方法、および自分の考えを人に伝える技術を磨く。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
講義では各種作業を課すとともに、毎回コメントカードの提出を求める。また、レポート作成などの宿題に基づいたグループワークを実施する。成績評価は、提出物50%(コメントカード・レポート課題)、単位認定試験50%の割合で行う。ただし、単位認定試験の得点率が40%未満のものに単位は与えない。
教科書
/Textbook
使用しない。資料を配布する。
参考書・参考文献
/Reference Book
以下の4点が基本的な参考書となる。上杉和央ほか『みわたす・つなげる人文地理学』(古今書院、2021)、小野映介・吉田圭一郎『みわたす・つなげる自然地理学』(古今書院、2021)、上野和彦ほか『地理学概論 第2版(地理学基礎シリーズ 1)』(朝倉書店、2015)、高橋日出男・小泉武栄『自然地理学概論(地理学基礎シリーズ)』(朝倉書店、2008)。
また、佐藤廉也『大学の先生と学ぶはじめての地理総合』(KADOKAWA、2023)や土屋純『地理学で読み解く流通と消費』(ベレ出版、2022)など、一般書にも参考になるものが多いので、図書館や書店でみてみるとよい。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
地図上での作業用に色鉛筆(色ペン)を5色程度用意すること。なお、作業をしないと理解は深まらない。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
正解を知るだけでは理解は深まらない。各種作業に真剣に取り組むとともに自分で考えることが重要である。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
人文地理学、社会地理学、地誌学、自然地理学をはじめとする地理学関連科目。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
大学受験用の地理Bの参考書を1冊購入して講義内容にかかわる部分を予習しておくと理解しやすくなる。また、復習も欠かさずやってもらいたい。そのさい、参考書・参考文献に掲げた本が参考になる。加えて、NHKのブラタモリなど、地理に関連するテレビ番組なども積極的に視聴すること。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
何かある時は講義の際に連絡する。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
通常の講義形式で進めるが、一部で以下の学習活動を実践する。
(3)発見学習、体験学習、反転授業のうち、発見学習、体験学習
(10)グループワークをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
前期木曜2限。山神研究室(北503)。
科目ナンバリング
/Course Numbering
L04011J01000S1ζ1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション・世界の概観 世界と日本の地域構成
2 第2回 自然環境1 世界の大地形と日本の地形の特色
3 第3回 自然環境2 地形の特徴と土地利用・災害1:谷底低地と扇状地
4 第4回 自然環境3 地形の特徴と土地利用・災害2:蛇行原と三角州
5 第5回 地域調査1 グループワーク1:地形図からみる大学周辺地域
6 第6回 地域調査2 グループワーク2:和歌山市中心部のガイドマップを作る
7 第7回 自然環境4 世界と日本の気候、及び農業の地域区分
8 第8回 産業の立地1 農業生産の諸条件
9 第9回 産業の立地2 工業立地の基礎理論
10 第10回 産業の立地3 工業立地の実際と近年の展開
11 第11回 都市と人口1 都市システムと空間的拡散
12 第12回 都市と人口2 人口からみる世界と日本
13 第13回 都市と人口3 都市の発展過程とその内部構造
14 第14回 授業実践に向けて1 グループワーク3:近畿地方の特色を整理する
15 第15回 授業実践に向けて2 グループワーク4:地理の授業の実践に向けて

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