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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
世界史A/World History A | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1100384_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 3 | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
三品 英憲/Mishina Hidenori | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
東3号館中408/東3号館中408 | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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三品 英憲/Mishina Hidenori | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
現在、私たちが目の当たりにしている国家や社会が、どのような過程を経て形成されたのか、そしてそれは現在どのように変化しつつあるのかを、近代国家(主権国家)の成立とその国民国家化から、総力戦体制の形成と解体まで概観することによって考察する。その際には、理解を助けるために映像資料も適宜利用する。これは歴史的な視座から現在を捉えようとするものであり、世界史的な視野から近現代を捉えるうえで必須となる歴史概念を理解することを目的とするものである。。 |
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到達目標 /Course Objectives |
現代の国家・社会の成立と展開過程を、近代国家(主権国家)の成立・国民国家化・総力戦体制の構築と解体といった幾つかの重要な転換点を踏まえ、世界的・歴史的に理解することを目標とする。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
単位認定試験の成績で評価する。 |
教科書 /Textbook |
特になし。毎回の授業でレジュメを配布する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
毎回の授業のテーマに沿ってレジュメに記載する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
現在、皆さんが目の当たりにしている国家や社会は歴史的に不変のものではありません。かつてどのような国家と社会があり、それがどのように変化して現在の国家や社会に至ったのか。そうした歴史的な視点を持つことを意識して授業に臨んでください。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
対面授業で実施します。なお、成績評価は毎回の講義の後に出す課題の提出状況(内容を含む)と期末に実施するテストの結果を総合的に評価します。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特になし。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。自主学習においては、高校の世界史教科書・日本史教科書などを使って、大まかな歴史の流れをつかんでおいてください。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
就職活動(教員採用試験を含む)を理由とした欠席・遅刻・早退については特に配慮しないので注意するように。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(12)毎回の授業でカードを配るので、授業内容等について質問がある場合は積極的に記入して下さい。 |
オフィスアワー /Office Hours |
毎週火曜日・12:30~13:00(東3号館 南414三品研究室) |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L03001J01000S1ζ1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | ガイダンス-人類社会の通史と歴史的段階としての近代 | 歴史の中の「現在」を知る | |
2 | 2 | 主権国家の成立と国民国家化 | ヨーロッパ中世社会・国家の構造と近代国家の違いを確認する | |
3 | 3 | 19世紀後半の世界と総力戦時代の幕開け | 国民軍の威力とその影響について知る | |
4 | 4 | 映像資料で見る第一次世界大戦 | 総力戦を映像資料で実見する | |
5 | 5 | 前近代の日本社会の構造と国民国家化・総力戦体制の構築 | 日本と中国を例に、近代国家化と伝統的な社会構造との関係を知る | |
6 | 6 | 前近代の中国社会の構造と国民国家化・総力戦体制の構築 | 日本と中国を例に、近代国家化と伝統的な社会構造との関係を知る | |
7 | 7 | 戦間期の世界 | 第一次世界大戦後にアメリカが主導して構築しようとした世界秩序を理解する | |
8 | 8 | 第二次世界大戦への道のり | 世界恐慌から始まる1930年代を、各国の世界観の衝突として捉える | |
9 | 9 | アジア太平洋戦争と日本の国家・社会 | 日本の総力戦体制の構築過程について知る | |
10 | 10 | 中国社会にとっての日中戦争 | 日本に総力戦を挑まれた中国社会がどのように変化したのかを知る | |
11 | 11 | 総力戦と冷戦体制 | 総力戦体制同士の対立として戦後の東西冷戦を捉える | |
12 | 12 | 映像資料で見る東西冷戦と核開発 | 核兵器とミサイル技術の世界史的なインパクトについて、映像資料で理解する | |
13 | 13 | 東西冷戦の新たな展開-1950年代~60年代を中心に | 米ソ対立から米中ソ三か国の対立にいたる過程を理解する | |
14 | 14 | 東西冷戦の終焉と総力戦-グローバリゼーション・総力戦・福祉国家 | 東西冷戦の終結が何を意味したのかを理解する。 | |
15 | 15 | 総力戦後の国家と社会-「小さな政府」への展開 | ポスト総力戦の時代は、どのような国家・社会観関係を導こうとしているのかを理解する | |
16 | 16 | 単位認定試験 |