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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
国文学史B/History of Japanese Literature B
時間割コード
/Course Code
L1100369_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 3
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大畑 凜
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東2号館L102/東2号館L102
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教育学部 2. 専門的知識や技能 7
教育学部 3. 課題解決力と自己学修能力 1
教育学部 4. 協働性とコミュニケーション能力 1
教育学部 5. 地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
丸山 範高/Maruyama Noritaka 教育学部(教員)
大畑 凜 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
本授業では、各回で通史的な日本の近現代文学史を抑えつつ、それぞれの時期で主要な作品を一つを選んで読解を行いながら、その作品がもつ既存の文学史では捉えきれない魅力や可能性をみていく。
なお、授業内で主要に扱う作品については、受講者は作品を読んでくることとする(作品によっては範囲を一部指定)。主要に扱う作品については、授業計画を参照。ただし、作品については変更する場合もあるので、これについては授業初回で改めて指示する。
また、授業毎にコメントシートを求めるので、作品への理解や解釈などを記すこと。
到達目標
/Course Objectives
「国文学」や「日本文学」がその枠組みの自明性を批判的に問われ、「日本語文学」の概念が提唱されて久しいように、(国)文学史もまた唯一絶対のものではない。それは、常にある一定の枠組みや方向性のもとに練られたストーリーとネットワークにほかならないといえる。正典的な文学史をただ受容するだけでなくその自明性を問うにあたり、本授業ではジェンダー批評の観点を取り入れながら、近現代の(国)文学史における一つの系譜としての女性文学史を読み解いていきたい。本授業を通じて、既存の(国)文学史の裏側には、常に別の異なる文学史の系譜が存在するものであり、文学史とは一つのストーリーとネットワークに基づいたものであることを理解することを目標とする。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
コメントシート・平常点:40%、期末レポート:60%
教科書
/Textbook
プリントを配布する。
参考書・参考文献
/Reference Book
授業内で適宜紹介する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
特記事項なし
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特記事項なし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
国文学概説A
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
予習:授業内で配布する資料を熟読し、疑問点を事前に調査しておくこと。
復習:ノートを整理し、適宜、本文テキストや注釈書、授業内で紹介した論文や書籍などを参照すること。殊に文学史に関する書籍と照らし合わせておくことが望ましい。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
特記事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
(4)普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し、学生自らが合理的な解を導き出す方法
オフィスアワー
/Office Hours
授業の前後に対応
科目ナンバリング
/Course Numbering
L02011J01000S1Δ2
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 国文学史概略(上代から現代まで)
2 第2回 明治期(1):樋口一葉「たけくらべ」「にごりえ」
3 第3回 明治期(2):同上
4 第4回 大正期(1):田村俊子「女作者」
5 第5回 大正期(2):同上
6 第6回 プロレタリア文学~アナキズム(1):平林たい子「施療室にて」
7 第7回 プロレタリア文学~アナキズム(2):同上
8 第8回 文学と帝国・戦争・植民地(1):林芙美子「北岸部隊」
9 第9回 文学と帝国・戦争・植民地(2):同上
10 第10回 戦後文学(1):瀬戸内寂聴(晴美)「夏の終り」
11 第11回 戦後文学(2):同上
12 第12回 戦後文学(3):同上
13 第13回 「日本語文学」(1):李良枝「由煕」
14 第14回 「日本語文学」(2):同上
15 第15回 まとめ

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