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科目一覧へ戻る | 2025/05/21 現在 |
開講科目名 /Course |
ファイナンス基礎/Fundamentals of Finance | ||||||||||
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時間割コード /Course Code |
K1000018_K1 | ||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
社会インフォマティクス学環/School of socio-informatics | ||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||
曜限 /Day, Period |
木/Thu 2 | ||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
竹内 哲治 | ||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | ||||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-210/E1-210 | ||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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竹内 哲治 | 社会インフォマティクス学環(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
金融論では金融市場とその制度やシステムについて,特に,貨幣と中央銀行の役割などを学びます。一方,ファイナンスでは個人の投資家や企業の金融市場における意思決定に焦点を当てて学びます。そこでは投資理論(インベストメント)と資金調達などの企業財務(コーポレートファイナンス)が中心となります。また,会計学は事後的な”お金”に関する学問ですが,ファイナンスは事前的な意思決定についての学問です。そこでは将来のことを論じますのでリスクを含めた理論や市場参加者の特徴付けが重要になってきます。さらに,統計学や数量的な分析が求められますので,それらについても復習しながらどのように応用されるか学んで行きます。理論とデータによる実証分析も紹介して行きます。 |
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到達目標 /Course Objectives |
①ファイナンスの基礎理論を学び,投資の評価や意思決定ができるようになる。 ②新聞やニュースの金融およびファイナンスに関する紙面を読めるようになる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
レポート90%,課題10%から総合的に評価する。 |
教科書 /Textbook |
授業で適宜紹介します |
参考書・参考文献 /Reference Book |
・リチャード・A・ブリーリー , スチュワート・C・マイヤーズ , フランクリン・アレン , 藤井眞理子・ 國枝繁樹 (翻訳) (2014)『コーポレート・ファイナンス 第10版(上・下)』 ・Brealey, Myers, Allen, and Alex Edmans(2022) Principles of Corporate Finance.(洋書) |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
質問したいときは恥ずかしがらずに授業を止めてでも問いかけてください。貴方の分からないことはクラス全員が疑問に思っていることです。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
社会に,企業に,商品に目を向け,もっと興味を持って下さい。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
ミクロ経済学,統計学,金融論などの基礎知識が得られる授業 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業に関連するトピックについて,日本経済新聞を読み,ビジネス関連のTVを見て問題意識を持って下さい。 1単位の学修のために必要な学修量は,授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており,それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
発見学習,体験学習,反転授業 |
オフィスアワー /Office Hours |
適宜おこないますので,メールでのアポイントメントお願いします。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
K07062J01100P253 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | ファイナンス理論の体系 | 金融論・会計学との違い,インベストメント・コーポレートファイナンスの扱う内容について説明します。 |
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2 | 2 | 確実性下の資産およびプロジェクトの評価 | インベストメントで扱うリターン・金利およびプロジェクトの評価について説明します。 | |
3 | 3 | 金融市場の役割;確実性下での議論 | ミクロ経済学の基礎から確実性下での金融市場の役割について示します。 | |
4 | 4 | 金融ファイナンス市場でのリスク | リスクとそれに対する投資家の態度について定義します。 | |
5 | 5 | 現代ポートフォリオ理論 | モダン・ポートフォリオ理論,ミーン・バリアンス・アプローチについて説明します。 | |
6 | 6 | 資産資本形成モデル1 | 資本資産価格形成モデルの導出について説明します。 |
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7 | 7 | 資産資本形成モデル2 | 資本資産価格形成モデルとその解釈について説明します。 | |
8 | 8 | 資産資本評価の理論と実務 | 資産資本評価の理論展開とCAPM批判とパフォーマンス評価について説明します。 | |
9 | 9 | その他の資本資産評価モデル | マルチインデックスモデルから裁定価格理論について説明します。 |
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10 | 10 | 派生証券市場 |
債券市場と債券ポートフォリオ,その他のいろいろな負債について説明します。 | |
11 | 11 | 派生証券の評価1 | 派生証券とは何か,また,中でも先渡・先物について紹介します。 | |
12 | 12 | 派生証券の評価2 | スワップ・オプションについて説明します。 |
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13 | 13 | コーポレートファイナンスの紹介 | コーポレートファイナンスの3大テーマについて概要を示します。 | |
14 | 14 | ファインテックの経済学 | フィンテックとは何かについて例を示します。 |
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15 | 15 | 現代ファイナンスとは | 総括としてファイナンスの潮流について紹介します。 |