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科目一覧へ戻る | 2025/04/01 現在 |
開講科目名 /Course |
文理学術論文の読解 | ||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
K1000009_K1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
社会インフォマティクス学環/School of socio-informatics | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 3 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
3,4 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
松田 憲幸 | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-113(旧学環)/E1-113 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松田 憲幸 | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
社会科学,自然科学から選定した種々の学術論文の主張や論証の相違点を話し合い,研究の類型を構築する.既存の理論の短所を補う新しい理論を構築する研究や,理論を特定の状況を適用するモデル構築,対象を支える新しいデバイスを開発する研究,新たな実証を目指す研究など,類型化を行う.調査する論文について,事実や前提となる問題意識,著者が着眼するアイデア,着眼する理由を読解し,議論する. |
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到達目標 /Course Objectives |
グループに分かれ,論文調査について発表し,議論する.異なる分野の学術論文の読解を比較し,研究や論証の類型を構築し,アカデミック・ディスカッションを学ぶ.論文を記載することに至った,著者の思考過程を推察し,また,記載されていない暗黙的な前提条件や仮定を読み解いて,他者と話し合う. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業でmoodleへ課す課題について,次の項目で評価し,均一に得点化する. (1)主張・意見の分かりやすさ(明瞭ー不明瞭) (2)主張を支える根拠の妥当性(高いー低い) (3)例示の妥当性(高いー低い) |
教科書 /Textbook |
小笠原喜康『最新版 大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書、2018年(ISBN-13 : 978-4065135020,880円) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業の中で随時紹介します. |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
(1)自分の興味・関心に近い論文を探す. (2)他の論文調査発表を傾聴し,自身の読解との違いを見出す. (3)メンバーごとに相違点を話し合う. (4)研究や論証のタイプを峻別する. |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
充電されたPCを持参すること. |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
論理的思考法概論 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
(1)論文を探し出す時間を確保する. (2)論文に記載されるに至った著者の思考を推定し,また,書かれていない前提や仮定を探し出し,グループのメンバーと話し合う. (3)議論を通して得られた類型をしっかり把握し,次の議論に臨む. |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし. |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(1)グループの議論では,自ら積極的に意見を披露し,他の意見を傾聴する. (2)それぞれの読解の相違点を見出し,理由を話し合う. (3)議論を通して,論文には書かれていない前提や仮定を探し出す. |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜日3限@A615室,A606室,S408室です.松田(matsuda@wakayama-u.ac.jp)へ事前に連絡もらえると,よりスムーズです. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
KS0003J10110P336 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第一講 | 研究と学術論文 |
論文データベースと探し方 参考文献と孫引き |
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2 | 第二講 | 研究タイプの峻別 |
論証と実証の対比 理論とモデル 構築と開発 |
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3 | 第三講 | 論文の構成と役割 |
事実と意見 問題意識とブレークスルー 研究目的と着眼点 研究成果物 |
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4 | 第四講 | サーベイ発表ワークショップ |
読解と比較 | |
5 | 第五講 | サーベイ発表ワークショップ |
読解と比較 | |
6 | 第六講 | サーベイ発表ワークショップ |
読解と比較 | |
7 | 第七講 | サーベイ発表ワークショップ |
読解と比較 | |
8 | 第八講 | グループワークによる類型化 |
体系の構築 | |
9 | 第九講 | アカデミック・ディスカッション |
意見の見立て 対立の深掘り 合意形成と知識構築 |
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10 | 第十講 | サーベイ発表ワークショップ |
読解と比較 | |
11 | 第十一講 | サーベイ発表ワークショップ |
読解と比較 | |
12 | 第十二講 | サーベイ発表ワークショップ |
読解と比較 | |
13 | 第十三講 | サーベイ発表ワークショップ |
読解と比較 | |
14 | 第十四講 | グループワークによる類型化 |
体系の構築 | |
15 | 第十五講 | まとめと振り返り |
文理学術論文の分析 |