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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/09/07 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2022年度以降)
開講科目名
/Course
専門研究Ⅱ/Graduate Seminar Ⅱ
時間割コード
/Course Code
E2F91002_EK
開講所属
/Course Offered by
経済学研究科/Graduate School of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 5
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
山田 恵一
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
E202教室(西2号館)/E202
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
経済学研究科 高度な専門性と研究力 4
経済学研究科 協働性と倫理性 2
経済学研究科 研究科が掲げる到達目標 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山田 恵一 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
専門研究Ⅰに引き続き,財務会計,税務会計(法人税法)などの講義(問題演習を含む。)を実施すること等により,自ら修士論文のテーマを選定し,学者の論文,専門書を読み,修士論文作成の準備をすることを目的とする。
到達目標
/Course Objectives
学生が自ら修士論文のテーマを選定し、学者の論文、専門書を読み、修士論文を完成させる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
以下の点を総合的に考慮して評価します。
1.提出された仮の修士論文の完成度。
2.教員に対して分かり易く修士論文の内容を説明できるか。
3.出席状況、レポートの提出状況、提出期限を守っているか、修士論文への取り組み方など


教科書
/Textbook
修士論文の書き方としては、以下の本を参考にしてください。
1.社会科学系のための「優秀論文」作成術―プロの学術論文から卒論まで、川崎剛、勁草書房 (2010/4/9)、ISBN-13: 978-4326000340
2.新版 論文の教室 レポートから卒論まで (NHKブックス)、戸田山和久、NHK出版 (2012/8/28)、ISBN-13: 978-4140911945
3.論文ゼミナール、佐々木健一、東京大学出版会 (2014/8/20)、ISBN-13: 978-4130032087

参考書・参考文献
/Reference Book
必要があればそれぞれ個別に指示します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
修士論文はMoodleでの提出となります。
この科目は必修科目であり、単位を落とすと即、留年となります。修士論文は2年生後期になってからいきなり頑張って書けるものではありません。まず、修士論文の書き方の本を読むなど、手順に沿って書かないと、教員からの指導をまったく理解できないという状況になってしまいます。
毎回の提出期限を厳守し、計画的に修士論文に取り組むようにしてください。何の連絡もなく提出期限を守らない、教員からの連絡に何日も返信しないなどの場合には単位を認定しません。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
財務会計論、財務諸表論を履修していることが必要です。
会計学に関する基礎学力が無いと判断した場合には、筆記試験(計算問題)の実施、学部の授業やゼミに参加してもらいます。
最低限、日商簿記検定2級に合格していることが必要です。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
教員の担当する科目は必ず履修してください。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
継続的に修士論文に取り組むようにしてください。
その他連絡事項
/Other messages
ゼミで遅刻や欠席は絶対に許されません。ただやむを得ない場合もあるので、その時はすぐにメールで連絡してください。このような基本的なルールが守れず、無断欠席を複数回する、何の連絡もなくレポートなどの提出期限を守らない、教員からの連絡に何日も返信しないなどの場合には単位を認定しません(=留年ということになります。)。

以下、箇条書きで修士論文に関する情報を示します。
・ コピペ機能を使うこと自体禁止します。発見次第、不合格とします。図表も原則、全部で自分で作り直すこと。
・ 本文、図表を引用した時はその旨記載すること。
・ 参考にした本、論文は、参考文献に記すこと。したがって、参考にした本の裏表紙の方にある本のデータは必ずコピーしておく必要があります。
・ 学者の論文3本以上に関しても修士論文の中で、関連する箇所において参照すること。参照方法については、学者の論文を読めば分かるはずです。
・ 修士論文に書いたことは全部調べること。
・ 修士論文のテーマとしては、日本基準とIFRS基準との間で測定方法に差異がある分野を選ぶことをお勧めします。
・ なお当方は、いきなり論文に関する解答を教えることはしません。質問という形でヒントを出しますので、毎回それに全力で回答してください。学生が実際に一度書いてまとめるということも、調べることもしないで質問することは禁止します。

授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
なし
オフィスアワー
/Office Hours
金曜日、前期後期ともに12:20~13:10 訪問先:西3号館5階山田研究室
なお、教員へ連絡はmoodleのチャット機能は使わないでください(どの科目で誰からの連絡なのか簡単には分かりません。)。経済学部としてもチャットではなく、メールにて連絡することとなっています。
コロナウィルス対策のため、対面での質問ではなく、メールでの質問でお願い致します。

科目ナンバリング
/Course Numbering
EM0004J11019X795
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 主に以下のような流れで仮の修士論文を作成します。

1.修士論文の書き方の本を3冊以上を熟読する。各本ごとにレポートを提出してもらいます。
2.修士論文の分野を確定させる(例えば、減損会計など。)。具体的には、順位を付けて3つほど選定し、その後教員とともに1つに決定する。
3.修士論文の分野における専門書を1冊購入し、マーカーを引きながら何度も読み返す。
4.学者の書いた論文を毎週1本熟読する。各論文ごとにレポートを提出してもらいます。
何度も読み返し、数値例は必ず自分でも計算すること。学者の書いた論文は、図書館で企業会計や會計という雑誌を見て決めてもいいですし、以下のHPで調べても構いません。
http://ci.nii.ac.jp/
2 5.冬休み明けまでに論文を書き上げて、一度大まかで良いので完成させてください。
6.その後、各人とやりとりして、修正箇所を直していきます。
なお当方は、いきなり論文に関する解答を教えることはしません。質問という形でヒントを出しますので、毎回それに全力で回答してください。学生が実際に一度書いてまとめるということも、調べることもしないで質問すること

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