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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/09/07 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2022年度以降)
開講科目名
/Course
グローバルビジネスイノベーション演習/Global business innovation
時間割コード
/Course Code
E2F36001_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学研究科/Graduate School of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
他/Otr
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2
主担当教員
/Main Instructor
高岡 伸行
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
E212教室(西2号館)/E212
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
経済学研究科 高度な専門性と研究力 4
経済学研究科 協働性と倫理性 3
経済学研究科 地域への関心とグローバル視点 3

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
厨子 直之 経済学部(教員)
高岡 伸行 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
本授業の目的は国内外の多種多様な種類・規模の諸組織におけるイノベーション創発のプロセスやメカニズムおよびそれらの特性などを分析することにある。事例研究を通じて,イノベーション創発に果たすグラノヴェーターのいう“弱連結の強み”や知識創造論のいう“弁証法的イノベーション・マネジメントの構図”の構造・プロセスを理解し,それらをマネジメントするためのスキルや思考習慣など,ショーンのいう“リフレクティブ・プラクティショナー”の役割を追体験することで,イノベーション創発の枠組みやプロセスのデザインやコーディネート能力を育成する。
(オムニバス方式/全8回)
(11 高岡伸行/4回)
全体統括を行う同時に,イノベーションの創発のマネジメントにおいて有効な基礎的知識と実践について指導する。
(31 厨子直之/4回)
イノベーション創発のための人的資源管理に関する知識と実践について指導する。
到達目標
/Course Objectives
座学と(社会人参加者および2名の教員との)対話を通じて,「授業の概要・ねらい」にある内容に関する,以下の感覚を獲得(学修)してもらうことを目指す。その感覚とは,ワークショップを通じて提示される事象とイノベーション関連概念を接合し,事象説明の解釈を各自が展開できるような,合点感覚である。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
筆記試験の結果で判断する。
教科書
/Textbook
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
2021年3月号,「身体知こそイノベーションの源泉である」
2021年4月号,「イノベーションの法則」,各記事(詳しくは「履修上のメッセージ」,「履修する上で必要な事項」を参照)
参考書・参考文献
/Reference Book
Granovetter, Mark 1973 "The Strength of Weak Ties"; American Journal of Sociology, Vol. 78, No. 6., May 1973, pp.1360-1380.(グラノヴェーター著,大岡栄美訳[2006]「弱い紐帯の強さ」,『リーディングス ネットワーク論』,勁草書房,第4章)
グラノヴェーター著,渡辺深訳 [1998] 『転職 ネットワークとキャリアの研究』,ミネルヴァ書房
ショーン著,佐藤学他訳 [2001] 『専門家の知恵:反省的実践家は行為しながら考える』,ゆるみ出版
ショーン著,柳沢晶一,三輪建二訳 [2007] 『省察的実践とは何か プロフェッショナルの行為と思考』,‎ 鳳書房
金井壽宏,楠見孝 [2012] 『実践知 エキスパートの知性』,有斐閣
野中郁次郎,勝見 明 [2007] 『イノベーションの作法』,日本経済新聞社
野中郁次郎,徳岡晃一郎 [2012] 『ビジネスモデルイノベーション』,東洋経済新報社
野中郁次郎,西原文乃 [2017] 『イノベーションを起こす組織』,日経BP
米山茂美 [2020] 『リ・イノベーション 視点転換の経営 知識・資源の再起動』,日本経済新聞社
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
教科書にしたした記事(各特集記事のトップ記事2つはマスト,と各号関連記事2つ,計6本の記事)を読んでから,「履修する上で必要な事項」を必ず受講前に実施すること。未実施の受講者はワークショップの進行に支障来す可能性があり,参加を遠慮する場合がある。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
以下の指定企業のHPから次の調査課題を行い,情報収集と分析を行っておくこと。
指定企業 ①株式会社toho, ②株式会社メタルワン,
③株式会社大島造船所, ④国分グループ本社株式会社
調査課題:㈠各社の過去5年の事業業績,財務実績,戦略課題とその実施状況および各社の求める人材像,
㈡各社の日本国内における主要競争相手の上記㈠に関する状況の情報,
㈢指定企業各社の国外の主要競争相手の上記㈠に関する状況の情報。

履修を推奨する関連科目
/Related Courses
イノベーション・マネジメント,サービス・イノベーション,経営戦略論を履修,単位修得していることが望ましい。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
「履修する上で必要な事項」を確認。必ず当該事項の指定課題を当日までに行っておくこと。各自調査結果をノート等にまとめておくこと。当該課題を実施していない場合は,本授業の内容に参加できない。
その他連絡事項
/Other messages
本授業はワークショップを中心に集中講義の形態でおこなう。ワークショップの日時は2022年8月10日午後(13:10~)。事前講義は8月7日(午後)を予定しているが,都合により8月9日(午後)に変更される場合があるため,8月7日,9日,10日各日午後の予定を確保してください。5月中旬には8月7日か9日かの確定日程をお知らせします。
ワークショップにおける対話促進を意図して,事前課題の実施状況確認と基本概念・実施形態の説明を行う。必ず「履修する上で必要な事項」および「履修上のメッセージ」にある課題に取り組んでおくこと。未実施の者はワークショップの進行に支障を来すので,参加を遠慮してもらう。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
指定の教科書の記事,「履修する上で必要な事項」を確認し,各概念・要点をまとめておくと共に,事前学修を通じて,感じた,気付いた,疑問点をまとめておくこと。
オフィスアワー
/Office Hours
Takaoka:前期:火曜日12時30分~13時,後期:火曜日12時30分~13時
場所:Meeting for office hour(Takaoka)(アクセスコード:3h0p2lc)。Teamsを起動し,上記会議室名を検索し,アクセスコードを入力して入室すること(なお,急ぎでない場合は,Teams内のチャットやメールでの質問もOK。メールやチャットでの問合せは上記オフィスアワー時間外でもOK)。

Zushi: 前期・後期ともに、金曜12時30分~13時、厨子研究室(西3号館412室)。
他学生との重複、出張等で不在の場合がありますので、事前に以下メール・アドレス宛てに予約を入れてください。
zushi★wakayama-u.ac.jp
★を@に変えてください。
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07084J11109G525
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回〜第3回 ビジネスとイノベーション イノベーション概念とそのマネジメントに関する知見,ワークショップ参加者の業界状況の説明。 8月7日午後集中で実施(実施日が9日に変更される場合がある。7日と)日の予定を確保しておくこと)
2 第4回〜第7回 ワークショップ グローバル・ビジネスシステムの編成・再編に関わるイノベーション事象に関するワークショップ 8月10日午後集中で実施
3 第7.5回 試験 試験 8月10日ワークショップ終了後に筆記試験実施

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