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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
都市農村交流/Urban-Rural Interaction
時間割コード
/Course Code
E2F28007_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学研究科/Graduate School of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 1
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2
主担当教員
/Main Instructor
大坪 史人
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西2号館E210/E210
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
経済学研究科 高度な専門性と研究力 5
経済学研究科 協働性と倫理性 3
経済学研究科 地域への関心とグローバル視点 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大坪 史人 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
近年,都市と農村の関係が,「対立」から「共生・対流」へと変化しつつあることが注目されている。そこで本講義では,急速に変化する国内外の社会や地域の課題に対応することを以下の3つの視点から学習する。(1)農村に固有な各種地域資源の機能および役割を理解する。(2)それらを活かした「6次産業化」や「日本型グリーン・ツーリズム」の展開に関する理論および政策課題について理解する。(3)持続可能な農村再生に寄与するための都市農村交流を通じた「関係人口」の拡大による地域づくりの可能性と現代的意義を理解する。
 また、この科目は、担当教員の地域おこし協力隊としての実務経験を生かした農産物直売所の経営に関する授業内容を含みます。
到達目標
/Course Objectives
本講義の履修を通じて(1)都市農村交流の現代的意義を理解する、(2)都市農村交流の具体的施策・取り組みを理解する、(3)受講生が都市農村交流推進のための施策を思考する意欲と能力を涵養する。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
都市農村交流に関する単位認定レポート(必須)の内容及び授業における発表レジュメや発言内容を踏まえて総合的に評価します。評価の比重は、レポート50%、授業での発表内容等50%とする。
教科書
/Textbook
『都市と農村―交流から協働へ』(橋本卓爾他編著、日本経済評論社、ISBN978-623-0808-1、3,740円)
参考書・参考文献
/Reference Book
『シリーズ田園回帰』全8巻 ( 小田切徳美他編著 、農文協 、ISBN978-4-540-14243-7各2,420円)
※ 授業で使用する際は、随時資料として配布します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
本授業は教科書を受講生がそれぞれ分担して報告し、討論する方式が中心になるので主体的授業参画が求められます。そのためにも授業前に教科書を読み、内容について考えておいてください。
授業内でPCを使用するので、各自持参してください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業修了時に単位認定のためのレポート提出を求めます。合わせて、上記のように教科書購読(ゼミナール形式)で授業を進めるので、受講生は報告要旨(レジュメ)の作成が必須とします。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
特になし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
都市と農村(とくに後者)に関して、新聞の地域面などに目を通すとともに、講義の中で随時紹介する参考文献についてもできるだけ読了してください。また、留学生については日本の問題だけでなく出身国やそれぞれが関わってきた地域の問題にも関係づけて学習を進めていただきたいです。
時間外学習としては、主に毎回予習を2時間程度確保してください。
その他連絡事項
/Other messages
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業は中盤から報告とそのテーマに関する議論を行っていきます。そこで、疑問に思ったことは解消していくように心がけてください。また、必要に応じ動画等の映像資料を活用します。
【アクティブ・ラーニング】:⑤⑧⑩
オフィスアワー
/Office Hours
非常勤講師であるため、講義期間中の金曜日の講義終了後の対応のみとなります。
科目ナンバリング
/Course Numbering
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 科目ガイダンス オリエンテーション
2 第2回 都市農村交流の社会経済的背景と思想 大坪による講義方式
3 第3回 変わる都市農村関係と都市農村交流の現代的意義 大坪による講義方式
4 第4回 都市農村交流の先駆的事例 受講生の報告と討論
演習方式(次回以降のOJTのため報告者役を大坪が行う)
5 第5回 日本型グリーン・ツーリズムと都市・農村交流 (テキスト第1部第3章) 受講生の報告と討論
演習方式
6 第6回 都市・農村交流政策の展開と課題 (テキスト第1部第4章) 受講生の報告と討論
演習方式
7 第7回 産直取引と都市・農村交流(テキスト第2部第5章) 受講生の報告と討論
演習方式
8 第8回 市民農園の展開ととし・農村交流(テキスト第2部第7章) 受講生の報告と討論
演習方式
9 第9回 都市・農村交流と農産物直売所(テキスト第2部第8章 受講生の報告と討論
演習方式
10 第10回 学校給食にみる都市・農村交流(テキスト第2部第9章) 受講生の報告と討論
演習方式
11 第11回 農家レストランにおける都市・農村交流(テキスト第2部第10章) 受講生の報告と討論
演習方式
12 第12回 移住者と地域住民の連携による農村再構築(テキスト第2部第13章) 受講生の報告と討論
演習方式
13 第13回 農家と市民との「協働型農業」の創造と拡充(テキスト第2部第14章) 受講生の報告と討論
演習方式
14 第14回 都市農村交流・協働推進のための課題1 大坪による講義と受講生の討論(まとめ)
15 第15回 都市農村交流・協働推進のための課題2 大坪による講義と受講生の討論(まとめ)

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