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科目一覧へ戻る | 2025/04/01 現在 |
開講科目名 /Course |
プロジェクトマネジメント論 | ||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
E2F26007_E1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学研究科/Graduate School of Economics | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 2 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
西釜 義勝/NISHIGAMA Yoshimasa | ||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
西3号館209(研究室3)/西3号館209(研究室3) | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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西釜 義勝/NISHIGAMA Yoshimasa | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
特定ミッションを達成するために有期的なチームを編成して、専門職能を駆使して、プロジェクトを公正な手段で効率的、効果的に遂行して、確実な成果を獲得する実践的能力をプロジェクトに適用する「プロジェクトマネジメント」の概念や手法を理解する。企業がいかにして社会との関係を築きながら経営を行っているのかということについて組織と個人の関わり合いから考え、プロジェクトの仕組みを学習する。本講義では、多くの事例を示すことで、受講生が理論と実践を統合した複眼的視点を構築できることを目指す。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・プロジェクトマネジメントの用語の意味について理解できる。 ・プロジェクトマネジメントの諸概念、その生成された背景および歴史について理解できる。 ・プロジェクトにおける仕組みについての基本的知識を修得し説明できる。 ・企業のプロジェクトマネジメントの現況を説明できる。 ・現代社会におけるマネジメントの変容を理解できる。 ・自らの暮らしを豊かにするためのヒントを得る。 ・企業活動での現象を総合的に理解し考察するための事実の見方を修得できる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
・最終レポート:50% ・課題レポート:20% ・小テスト:10% ・授業への参加意欲:20% |
教科書 /Textbook |
根来龍之・富樫佳織・足代訓史(2020)『この一冊で全部わかるビジネスモデル―基本・成功パターン・作り方が一気に学べる』SBクリエイティブ. |
参考書・参考文献 /Reference Book |
・適宜、講義中に紹介します。 味香興郎・藤井一郎・澤田兼一郎編(2017)『【改訂版】業種把握読本-時代の潮流を的確に把握し、勝ち残るための戦略を立てる』金融ブックス株式会社. |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
1)事前学習・事後学習を行うこと。 2)疑問点があれば、質問をして早期の解決を図ること。 3)新聞、ニュースなどに目を通す習慣を身に付け、社会の動向を把握できることが望ましい。 4)メモをとる習慣を身に付けること。 5)身の回りで起きている現象に日頃から関心を抱き、自らの考え方をしっかりと持つこと。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
・幅広い教養やスキル ・専門的知識・技能、職業理解に対する姿勢 ・課題発見能力 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
経営学分野の諸科目(経営戦略論、経営管理論、国際経営、消費者行動、マーケティング、生産管理、人的資源管理、組織行動、イノベーション等)と内容的に深く関係するため、これらの諸科目についても受講することが望ましい。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
「授業外学修課題」に取り組むことに加え、その回の授業の内容を丁寧に復習し、次回の授業に向けて予習をすること。 |
その他連絡事項 /Other messages |
・オフィスアワーや講義時間の前後以外で質問がある場合は、メールで受け付ける。メールには必ず件名、氏名、所属を明記すること。 ・講義終了後のコメントカードで質問等を受け付ける。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
講義はパワーポイントを使用して実施する。また、適宜映像資料やディスカッションの時間を持ちながら講義を進める。 |
オフィスアワー /Office Hours |
時間:火曜日3限 場所:研究室 ・上記以外の場合、申し出て下さい。 ・講義時間の前後以外で質問がある場合は、メールで受け付ける。メールには必ず件名、氏名、所属を明記すること。 ・講義終了後のコメントカードで質問等を受け付ける。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07034J11109B525,E07034J11109G525,E07034J11109S525 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション 講義の進め方の説明とプロジェクトマネジメントを学ぶ意義 |
本講義の目的や進め方、評価方法、スケジュール、約束事といった概要について説明する。さらに、講義で取り上げる「プロジェクトマネジメント」とはどのようなものであるのか、経済と経営の違いを把握した上で、経営学におけるプロジェクトの位置づけを確認し、事例を基にイメージをつかみ、学ぶ意義を受講生との間で共有する。 | |
2 | 第2回 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトやチームの意義を理解し、どのように構築するのか、運営方法について学習する。 | |
3 | 第3回 | ビジネスモデルのマネジメント(1) ビジネスシステムの工夫 |
新しい製品の市場を開拓し拡大すると同時に、収益を安定的に確保するための仕組みづくりを行う事業化活動において重要になる「ビジネスモデル」のマネジメントについて、「ビジネスシステムの工夫」という切り口から解説する。 | |
4 | 第4回 | ビジネスモデルのマネジメント(2) 収益システムの工夫 |
新しい製品の市場を開拓し拡大すると同時に、収益を安定的に確保するための仕組みづくりを行う事業化活動において重要になる「ビジネスモデル」のマネジメントについて、「収益システムの工夫」という切り口から解説する。 | |
5 | 第5回 | ビジネスモデルのマネジメント(3) ビジネスモデルのパターン |
「ビジネスモデル」の基本的な考え方をもとにパターンを学習する。さらに、事例を考察することで理解を深める。 | |
6 | 第6回 | イノベーションマネジメント(1) オープン・イノベーション |
広く世の中にある技術を活用し、企業内部と外部のアイデアを有機的に結合させ、新たな価値を創造するという「オープン・イノベーション」の考え方についてアウトサイドイン型とインサイドアウト型の側面から学習する。 | |
7 | 第7回 | イノベーションマネジメント(2) イノベーションマネジメントの歴史 |
なぜ、特定の時期に・特定の場所でイノベーションが興るのか、イノベーションの特性とは何かということを理解する。 | |
8 | 第8回 | まとめ:プロジェクトマネジメントの展望 | これまでの講義で学習した内容を振り返り、プロジェクトマネジメントを学ぶ意義と要点を確認する。また、事前に講義の中で受講生に調べ学習として、プロジェクトに関する理論と実践を結びつけてもらえる内容のレポートを提出してもらう。自らの考えた内容を発表してもらい、全員で議論を深めてから、最後に担当教員が総括する。 |