シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/09/12 現在 |
開講科目名 /Course |
組織開発/Organization Development | ||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
E2F26004_E1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学研究科/Graduate School of Economics | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
木/Thu 2 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
厨子 直之 | ||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
演習 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
西2号館E201/E201 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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厨子 直之 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
本講義では,職場やチームを活性化させる手法である組織開発に関する理論的フレームワークと実践手法について学修する。昨今,グローバル競争が激化し,企業経営においてイノベーションが重要視される中で,組織メンバーには高度な専門性と異質な能力を主体的に発揮することが求められている。そうした個人の自律的な行動を引き出し,組織を活性化するアプローチである組織開発について,その理論的基盤を学ぶとともに,具体的に実践できるようになることがこの講義の目標である。 |
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到達目標 /Course Objectives |
以下の3点を授業の目標として設定しています。 (1)主にミクロ組織論と関連させた組織開発に関する専門的知識の習得。 (2)主にミクロ組織論と関連させた組織開発の理論を用いて、現実の組織現象を分析できるようになること。 (3)主にミクロ組織論と関連させた組織開発の概念を用いて、論理的に対話できるようになること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
予習課題:50% 単位認定試験:50% |
教科書 /Textbook |
特に使用しません。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
Luthans, F, Youssef-Morgan, C.M. and Avolio, B.J.(2015) Psychological capital and beyond, Oxford University Press. |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
1.日本語文献に加え、欧文文献も輪読しますので、日本語と英語の読み書きに支障がないことが履修の前提です。 2.数式を用いた講義を行いますので、高校レベルの数学の知識(数Ⅰ・A,数Ⅱ・B)がないと単位の修得はできません。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
1.「その他連絡事項」の欄をよく読んだうえで、受講を決定してください。 2.第1回目の講義に参加していない場合は、いかなる理由があっても、成績は不可とします。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
人的資源管理 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
毎回、相当量の予習課題を課しますので、予習課題の完成に向けてかなりの時間を確保することが必要です。 |
その他連絡事項 /Other messages |
※必ず以下を読み、了承したうえで必ず履修してください。 以下を読まずに履修して、後から不利益が生じても一切考慮はいたしません。 1..毎回、予習課題に取り組んでいただきます。予習課題が未提出の場合は、いかなる理由があっても、各回のグループワークとプレゼンテーションには参加できません(点数を与えません)。 2.板書をノートに筆記していただきますので、筆記用具とノート(もしくはルーズリーフ)が必要です。 3.人的資源管理を受講してない場合は、この講義の内容を理解するために、人的資源管理の内容に関連する書籍を別途読んでいただく必要がある場合があります。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(1)自主学習 (2)反転授業 (3)グループワークをともなう学習 (4)学生による発表をともなう |
オフィスアワー /Office Hours |
質問等は、以下のメール・アドレスに連絡ください。 金曜12時30分~13時、厨子研究室(西3号館412室)。 他学生との重複、出張等で不在の場合がありますので、事前に以下メール・アドレス宛てに予約を入れてください。 zushi★wakayama-u.ac.jp ★を@に変えてください。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07084J11109G525 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 講義の概要と評価方法の説明,文献発表の担当決めを行う。また,本講義で使用するテキストの全体像について解説する | あらかじめシラバスをよく読んでおく(10分) |
2 | 第2回 | 組織開発に関する理論の系譜 | 具体的な組織開発の手法を学習する前に,組織開発の理論的系譜についておさえる。その際,理論が出現した背景となる当時の企業組織の戦略や設計のあり方に着目して解説する | 「組織開発に関する理論の系譜」に関する予習課題を完成させる(60分) |
3 | 第3回 | 診断型組織開発と対話型組織開発 | 組織開発の手法には,大きく診断型組織開発と対話型組織開発の2種類がある。両者の違いを整理し,特に近年のティール組織のような柔軟な組織に適合的な対話型組織開発の特徴について修得する | 「診断型組織開発と対話型組織開発」に関する予習課題を完成させる(60分) |
4 | 第4回 | アプリシエイティブ・インクワイアリー | 個人レベルの対話型組織開発であるアプリシエイティブ・インクワイアリーの理論と実践について解説する | 「アプリシエイティブ・インクワイアリー」に関する予習課題を完成させる(60分) |
5 | 第5回 | 対人関係とプロセス・コンサルテーション | 集団レベルの対話型組織開発であるプロセス・コンサルテーションの理論と実践について修得する | 「プロセス・コンサルテーション」に関する予習課題を完成させる(60分) |
6 | 第6回 | リーダーシップの新潮流:ファシリテーション | 水平方向のリーダーシップのあり方として近年着目されているファシリテーションの理論と実践について修得する | 「チーム・コーチング」に関する予習課題を完成させる(60分) |
7 | 第7回 | チーム・コーチング | 集団間の関係性構築に有効なチーム・コーチングの理論と実践について修得する | 「組織開発に関する理論の系譜」に関する予習課題を完成させる(60分) |
8 | 第8回 | 全体の総括と単位認定試験 | 講義全体の振り返り解説と単位認定試験を実施する | 第7回目までの振り返りに関する予習課題を完成させる(60分) |