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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/01 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
グローバル・マネジメント/Global Management
時間割コード
/Course Code
E2F26002_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学研究科/Graduate School of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
他/Otr
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
林 侑輝
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2022/04
~9999/04
経済学研究科 高度な専門性と研究力 5
協働性と倫理性 3
地域への関心とグローバル視点 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
林 侑輝 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
グローバル化した市場における企業行動を理解する上では、具体的な出来事に関する限られた情報を巧く組み合わせてケース(事例)を記述し、その事象の裏にあるメカニズムを推測することの意義は大きいと言えます。

そこで本授業では国際経営戦略に関するケースを読解する方法や、戦略論における事例志向的な研究手法を学び、受講者自身が選択した出来事に関する単一事例または比較事例を記述・議論できるようになることを目指します。
到達目標
/Course Objectives
- 主に経営戦略論の視点から、国際経営のケースを読解したり記述したりできるようになる。
- 上述の目標を達成する過程で、受講者同士で互酬的な議論ができるようになる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
次の方法で到達目標の達成度を確認し、その結果に基づいて成績評価を行います。正当な理由なき欠席や課題未提出は減点対象です。
- 課題の提出状況(80%):前半では、指定された文献を読んで輪読用の資料を作成し、事前に提出してください。後半では、執筆したケースを事前に提出し、授業中のフィードバックを受けて改訂したものを後日再提出してください。
- 授業への貢献(20%):事前提出した資料を用いた発表を行っていただきます。ディスカッションへの貢献も評価対象に含みます。

単位取得の基準
- 最低基準:課題を全て提出し、かつ事実に基づいたケースライティングを通じて「到達目標」を達成すること。
- 目標:上記に加えて独自性と妥当性を伴ったケース分析を行い、事例研究レポートを作成すること。
教科書
/Textbook
『リサーチ・デザイン:経営知識創造の基本技術』2006年刊,田村正紀 著,白桃書房,ISBN: 9784561264576,本体価格 2,381円 https://www.books.or.jp/book-details/9784561264576
参考書・参考文献
/Reference Book
『コア・テキスト 国際経営』2017年刊,大木清弘 著,新世社,ISBN: 9784883842667,本体価格 2,500円 https://www.books.or.jp/book-details/9784883842667

『経営戦略をつかむ』淺羽茂/牛島辰男 著,有斐閣,2010年,ISBN: 9784641177130,本体価格 2,300円 https://www.books.or.jp/book-details/9784641177130
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
本授業は集中講義です。開講スケジュールをよく確認してください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
経営の国際化という意思決定は、第一義的には経営戦略の問題と見なされるため、本授業では経営戦略論に依拠した議論が多くなります。したがって、経営戦略論の代表的な理論やフレームワークに関する知識が学修済み(独習でも可)であることを履修の前提とします。確認のために、初回授業までに「参考書・参考文献」に挙げた2冊を一読しておくことを推奨します。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
経営戦略
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業は異なる時期の2日間に分けて開講され、いずれについても課題の事前提出を要求します。課題が未提出の場合、あるいは授業に参加しなかった場合、単位取得は不可能であることを予めご了承ください。
その他連絡事項
/Other messages
なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
- 1日目:基礎知識のインプットは予習の段階で行い、授業時間内では個人または複数名での課題発表を行った後、出席者によるディスカッションや教員による発展的説明を行います。
- 2日目:予め各自がケースを執筆し、授業時間内ではその成果について発表・議論を行います。

※ 該当する「アクティブ・ラーニング・ガイドライン」の項目:3. 発見学習、体験学習、反転授業/4. 普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し、学生自らが合理的な解を導き出す学習/8. 学生による発表をともなう学習/10. グループワークをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
非常勤講師による授業のため、オンライン(メールまたはビデオ通話)にて随時対応します。授業中に案内するメールアドレスまでお問い合わせください。
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07084J11109E525,E07084J11109G525,E07084J11109P525
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1日目 経営戦略論の基礎 輪読・講義を通じて、経営戦略論の視座からグローバル・マネジメントの諸論点について学ぶ。
2 1日目 国際経営論の基礎 輪読・講義を通じて、グローバル・マネジメントの各論をいくつか学ぶ。
3 1日目 単一事例研究の方法 輪読・講義を通じて、単一事例研究の方法論を学ぶ。
4 1日目 比較事例研究の方法 輪読・講義を通じて、複数事例研究の方法論を学ぶ。
5 2日目 ケースの発表とディスカッション (1) 参加者が作成したケースについて発表し、全体でディスカッションを行う。
6 2日目 ケースの発表とディスカッション (2) (同上)
7 2日目 ケースの発表とディスカッション (3) (同上)
8 2日目 まとめ 授業全体のまとめと、最終レポートの指針について確認する。

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