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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/01 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
公会計/Public Accounting
時間割コード
/Course Code
E2F25009_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学研究科/Graduate School of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
関下 弘樹
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西3号館105(コミュニケーションⅠ)/西3号館105(コミュニケーションⅠ)
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2022/04
~9999/04
経済学研究科 高度な専門性と研究力 5
協働性と倫理性 3
地域への関心とグローバル視点 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
関下 弘樹 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
地方財政は住民の統制に服する「民主的統制」を基礎としており、戦後の地方自治法制定以後、法の財務規定により、予算・決算•財務管理が行われてきた。近年、地方財政は住民ニーズの多様化、少子高齢化による行政需要の増加、人口減少・経済低迷による税収の減少により逼迫するようになった。一方授業概要で、 1990年代にはNPM (New Pub Iic M anagement)の興隆により、わが国地方自治体においても、民間企業の手法に学ぶ形で業務の改革が進められるようになった。より住民にわかりやすく財政状況を伝えるために、主に2000年以降、国(総務省)が主導するかたちで地方財政の刷新のための「公会計改革」の取り組みが進められた。この講義では、地方公会計改革の経緯・進展を中心に、公共分野の会計について学ぶ。
到達目標
/Course Objectives
主に地方公会計の意義と構造、その特徴を理解することを目標とする。また、適宜、演習問題を課し、財務の分析を行うこととする。それら演習を通じて、具体的な自治体の財務情報を読み取り、その特徴と課題をデータに基づき説明できる力の習得を目指す。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業中の討議(50%)、期末レポート(50%)で判断する。
教科書
/Textbook
基本的にレジュメを配布する。
参考書・参考文献
/Reference Book
なし。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
地方財政の要素は多分に含むと理解されたい。ただ単純な行政批判は前向きな議論を阻害するため、求めない。地方住民の幸福のための視点をもって議論されたい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
なし。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
なし。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
レギュメの予習、授業後の復習をすること。
その他連絡事項
/Other messages
必要に応じてグループ討議、調査課題、発表等を行う。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
地方行政への興味・関心を常に抱くよう、時事問題等にも気を配ること。
オフィスアワー
/Office Hours
水曜3限(西3号館421研究室)
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07104J11109R555,E07104J11109A555,E07104J11109S555
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 イントロダクション 公会計の概論的説明を行います。
2 第2回 地方財政制度 公会計の前提となる地方財政制度について学習します。
3 第3回 公会計改革の経緯 公会計改革の経緯について学習します。
4 第4回 新地方公会計基準① 新地方公会計基準について学習します。
5 第5回 新地方公会計基準② 新地方公会計基準について学習します。
6 第6回 新地方公会計基準③ 新地方公会計基準について学習します。
7 第7回 財務書類分析 財務書類分析に取り組みます。
8 第8回 公会計改革の未来 公会計改革の未来について討議します。

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