シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2023/09/28 現在 |
開講科目名 /Course |
財務諸表論/Theory of Financial Accounting | ||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
E2F25003_E1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学研究科/Graduate School of Economics | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2023年度/Academic Year 第4クォーター/4Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
木/Thu 2 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第4クォーター/4Q | ||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
山田 恵一 | ||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
第一講義室(西1号館)/Room No.1,2F Bldg. West1 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山田 恵一 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
企業は,外部の利害関係者に経営成績や財政状態を報告する会計責任を果たさなければならない。この報告の主要な手段が財務諸表による財務報告である。企業内部の会計担当者はいかに財務諸表を作成いかに報告するかに関心をもつし,企業の経営業績に関心をもつ利害関係者は,事情に精通して合理的な判断や経済的意思決定を行うことができるように財務諸表を利用するであろう。本講義の目標は,一般に認められた財務諸表の作成に関する理論と実務を問題演習(学生との質疑応答も含む)の形式で理解させることにある。なお,当該科目は日商簿記検定1級(商業簿記,会計学),税理士試験(簿記論,財務諸表論),中小企業診断士試験(財務・会計)の出題内容を十分に考慮したものになっている。 |
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到達目標 /Course Objectives |
学習する範囲は、日本商工会議所簿記検定1級商業簿記全範囲のうちの一部です。 この科目の到達目標は、以下のとおりです。 1.学生が日商簿記検定2級における商業簿記の問題を解けるようになる。 2.学生が日商簿記検定1級における商業簿記・会計学の問題を解けるようになる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
第2回から第8回の授業において、合計7回の試験を実施し(電卓と筆記用具のみ持ち込み可。教科書などの参照物は一切持ち込み不可。)、それらの平均点で成績を評価します(試験100%)。平均点60点以上で合格となります。なお欠席した回の試験は0点とします。ただし病気などの場合は診断書などを提出すれば再試験が認められます。該当する場合には、まずは履修手引きなどを熟読し、その指示に従ってください。 試験の内容は、主に教科書、問題集、講義ノートの問題と同じ問題ですが、学生の能力を正確に把握するため適宜、教科書、問題集、講義ノートと異なる問題も出題します。 試験範囲は学習した所までとなるので、例えば、第5回の試験は、第5回の授業内容が中心として出題されるが、第1回から第4回までの内容も試験範囲となっているので、それらの内容も出題されます。 第2回から第7回までの試験の得点は、翌週、学生に知らせるようにします。学生と会う機会が無いので第8回の試験の得点は開示しませんが、成績評価の得点として第8回の得点が反映されています。第2回から第8回の試験問題と答案用紙は教員に保管する義務がありますので返却しません。 毎週、合計8回のレポートを課します。合計4回以上レポートを期限内に提出しない場合には、試験の平均点が60点を超えていても単位は認定しません。 レポートは主に問題集の問題になります。解答用紙をコピーしたものや、レポート用紙などに問題を解き、赤で○×を付けて、スマートフォンやスキャナーでpdfファイルにしてMoodleに提出してください。文字や数字が鮮明に写るように気をつけてください。pdファイルの枚数が多くなっても構いません。レポートに表紙は付けても付けなくてもOKですが、解答用紙、レポート用紙に、第○回レポート、学籍番号、氏名、問題番号を明記してください。レポートに問題文を書き写す必要はありません。 試験の試験範囲、レポートの範囲、オンデマンド方式の動画などについて、教育サポートシステムの授業掲示から毎週連絡するので必ず確認するようにしてください。 最後に成績評定は以下の区分となっています。 S:試験の平均点が90点以上。 A:試験の平均点が80点以上90点未満。 B:試験の平均点が70点以上80点未満。 C:試験の平均点が60点以上70点未満。 不可:試験の平均点が60点未満。 なお、コロナウィルスが蔓延していたり、履修者が多く教員1人の試験監督(試験監督者を増やすことはできません。)では適正な筆記試験を実施できないと判断したときは、第2回から第8回の授業における合計7回の試験を1回の単位認定レポートに変更します。単位認定レポートの場合、手元の教科書などを参考しながら解いてよいことになるので、必然的に問題の内容は通常の筆記試験より難しくなります。 単位認定レポート60点以上で合格となります。授業を欠席した回数が多いことで、単位認定レポートを提出できないということはありません。 単位認定レポートは第8回の授業の前に提示します(成績提出締切の関係上)。60分で解ける内容ですので、レポートの提出期限は3日とします。単位認定レポートは、教科書、講義ノートを見ながら解いて大丈夫ですが、自分の力だけで解いてください。web上やSNSで解答を聞くのは不正行為該当します。教えた方も不正行為となり、全科目単位不認定となる可能性もありますので、そのようなことはけして無いようにしてください。 単位認定レポートは、スマートフォンやスキャナーでpdfファイルにしてMoodleに提出してください。文字や数字が鮮明に写るように気をつけてください。pdfファイルの枚数が多くなっても構いません。レポートに表紙は付けても付けなくてもOKですが、解答用紙、レポート用紙に、学籍番号、氏名、問題番号を明記してください。レポートに問題文を書き写す必要はありません。 最後に成績評定は以下の区分となっています。 S:単位認定レポートの特点が90点以上。 A:単位認定レポートの特点が90点未満。 B:単位認定レポートの特点が70点以上80点未満。 C:単位認定レポートの特点が60点以上70点未満。 不可:単位認定レポートの特点が60点未満。 |
教科書 /Textbook |
1.『日商簿記1級とおるテキスト商業簿記・会計学Ⅰ基礎編』、 ネットスクール出版、定価:2,640円(税込)、ISBN:978-4-7810-3166-8 2.『商業簿記・会計学Ⅰ講義ノート』、デザインエッグ社、山田恵一、定価:2,970円(税込)、ISBN-13 : 978-4815026059 3.『商業簿記・会計学Ⅱ講義ノート』、デザインエッグ社、山田恵一、2022年3月発売予定、ISBN-13 : 978-4-8150-3197-8 4.『商業簿記・会計学Ⅲ講義ノート』、デザインエッグ社、山田恵一、2023年3月発売予定。 もし4月の時点で電子書籍が販売されているようでしたら紙の教科書ではなく電子書籍でもOKですが、授業では紙の教科書を前提に蛍光ペンのマークなどを指示します。また、授業中は、教科書以外の媒体を見ることを禁止します(例えば、授業と関係無いWEBを見るなど。)。 教科書は本屋に注文すると手に入るまでに約1週間かかり、その間勉強することができません。ネットで購入すれば1日で届きますので、そのような方法で手に入れるようにしてください。なお、『商業簿記・会計学Ⅰ講義ノート』、『商業簿記・会計学Ⅱ講義ノート』はAmazonでしか購入できません。オンデマンド印刷で手に入れるのに時間がかかりますので、受講を決めたらすぐに注文するようにしてください。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
以下は問題集です。試験では主にこの問題集の問題が出題されるので、必ず購入する必要があります。 1.『日商簿記1級とおるトレーニング商業簿記・会計学Ⅰ基礎編』、 製造元:ネットスクール出版、定価:2,640円(税込)、ISBN:978-4-7810-3167-5 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
履修上の注意 ・メッセージ コロナウィルス対策として、隣同士で着席せず、必ず左右机1つ分の間を空けて(可能であれば前後も1つ分の間を空けて)着席してください。なお、一番前と前から2番目の席には着席しないようお願い致します。授業開始前の休み時間であっても、教室内では原則、私語を控えて頂きますようお願い致します。 始業ベルが鳴った時点で必ず着席し、すぐに試験を解ける状態でいてください。なお、私語、携帯電話の使用、居眠り、あくび、肘付などは一切許しません。20分を超える遅刻は入室を禁止します(試験が早く終わった学生は退室可能です。再入室不可。)。学生の皆さんを社会人として扱いますので、社会に出て当たり前のルールは全て適用します。授業のすぐ後に予定が入っているので、質問(授業に関するもののみ)はメールでお願いします(チャット不可)。次回の試験後の解説において説明するようにします。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
財務会計の基本的な考え方を示しているオンデマンド方式の講義を対面授業までに視聴し、教科書、トレーニング、講義ノートの問題を解けるようにしておいてください。 簿記一巡の手続 ①~④、損益計算書の構造 ①~④、貸借対照表の構造 ①~③、資産会計総論 ①~⑥ 日商簿記検定2級程度の学力があるか心配な学生は、次回の授業に該当する部分を、各自が所有する2級の教科書と問題集(教科書と問題集はどんなものでも構いません。)を使って予習しておいてください。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
財務諸表論、財務会計論 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
毎週、授業で学習した範囲について教科書と講義ノートを読み直し、問題集の問題を解き自己採点してください。次の授業までに同じ問題を3回解き、何も見ないで解けるようになることが目安となります。これをやらないと単位取得は難しいです。内容が難しいので予習はしなくてもいいです。その代わり、学習した全範囲を網羅的に忘れる前に何度も復習しておいてください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
【重要】この講義は反転授業を行います。以下の手順にしたがってください。なお、動画の視聴期限はありません。 1.毎回の授業までに、動画講義を視聴してください。視聴すべき動画講義およびレポートの内容は毎回、教育サポートシステムの掲示を用いて連絡します(掲示内容はメールに転送されるように設定しておいてください。)。該当する動画講義を教科書、講義ノートを手元において視聴し、教科書、講義ノートの内容を理解してください。講義での指示に従い必要に応じて暗記してください。 2.視聴した講義について、教科書、講義ノート、問題集の問題を解けるようにしてください。会計学は数学に近い学問であり、問題を解くことができて初めて内容を理解できたといえるので、問題を解くことは必須となります。 3.レポートの演習問題を解き、レポートとしてmoodleに提出してください。 レポートは主に問題集の問題になります。解答用紙をコピーしたものや、レポート用紙などに問題を解き、赤で○×を付けて、スマートフォンやスキャナーでpdfファイルにしてMoodleに提出してください。文字や数字が鮮明に写るように気をつけてください。pdファイルの枚数が多くなっても構いません。レポートに表紙は付けても付けなくてもOKですが、解答用紙、レポート用紙に、第○回レポート、学籍番号、氏名、問題番号を明記してください。レポートに問題文を書き写す必要はありません。 4.第2回から第8回の対面授業において試験を受けてください。第1回の対面授業はガイダンス(シラバスに書いてあることと同じことしか説明しません。密を避けるために出席しないことも可能です。)になります。 なお、試験は電卓と筆記用具のみ持ち込み可。教科書などの参照物は一切持ち込み不可です。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
「アクティブ・ラーニング実施要項」③反転授業を行います。 授業理解を深める方法として、以下のように資格取得を意識してみてください。 その他、履歴書の資格欄に簿記検定を加えたい(ある調査において、企業が就職希望者に持っていて欲しい資格の1位は、日商簿記検定2級となっています。2級は就職活動を始めるまでに必ず取得しておきたい資格になります。)、会計学のゼミに進みたい、将来、会計学のスキルを生かした職種(一般企業の経理職など)に就きたい、公認会計士、税理士、国税専門官になりたいなど目的意識を持った学生にはお勧めの科目だと思います。実際に山田ゼミから、ほぼ毎年のように日商簿記検定1級(社会人も含めた和歌山市の年間の合格者数は平均3名です。)、税理士試験の科目合格(簿記論、財務諸表論)、公認会計士(論文式試験、短答式試験)、国税専門官のいずれかの合格者を輩出しています。今までの実績として、日商簿記検定1級に合格すると和歌山大学学長表彰、経済学部長表彰を受けることができます。 |
オフィスアワー /Office Hours |
金曜日、前期後期ともに12:20~13:10 訪問先:西3号館5階山田研究室 なお、教員へ連絡はmoodleのチャット機能は使わないでください(どの科目で誰からの連絡なのか簡単には分かりません。)。経済学部としてもチャットではなく、メールにて連絡することとなっています。 コロナウィルス対策のため、対面での質問ではなく、メールでの質問でお願い致します。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07104J11109A535 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 視聴すべき動画は以下のとおりです。視聴すべき動画講義と対面授業において解く演習問題は毎回、教育サポートシステムの掲示を用いて連絡します(掲示内容はメールに転送されるように設定しておいてください。)。 第1回の対面授業ではガイダンスを行います。試験を受けることはしません。 第2回から第8回の対面授業では試験を受けてもらいます。。 第1回 退職給付引当金 ①総論、②退職一時金制度、 第2回 退職給付引当金 ③企業年金制度、④過去勤務費用 第3回 退職給付引当金 、⑤数理計算上の差異、⑥~⑦未認識の差異、 第4回 税効果会計①~②、⑧退職給付会計の税効果会計 第5回 現金1 現金の範囲 第6回 現金2 現金過不足の処理 第7回 預金3 銀行勘定調整表 第8回 全体のまとめと単位認定試験 |