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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
防災論
時間割コード
/Course Code
E2F24013_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学研究科/Graduate School of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 5
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
E-102教室/E-102

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
近年、東日本大震災に代表される地震,津波,台風襲来に伴う,洪水,高潮,土砂災害などが頻発している。これらの災害に直面した時に,どのように対応するのかはもちろん重要なことであるが,一方で,それらの災害は予想を超える場合もあり得る。最近では,「レジリエンス」と呼ばれる総合的な防災力が注目されている。本授業は複数の教員による防災に関する議論をおこなう。

(オムニバス方式/全8回)

(44 此松昌彦 4回)
全体統括を行う同時に,自然災害の起きる原因・それが及ぼす災害において有効な基礎的知識と実践について議論する。
(64 佐藤 周 4回)
防災,災害に対する免災,さらに減災のためにどのような社会的インフラが必要であるのかについて,議論する。
到達目標
/Course Objectives
院生は災害時にどんなリスクが発生するのかをイメージすることができる。また院生は社会生活から災害を守るためには、レジリエンスという、事前にハード面、ソフト面から備えていくことが必要になり、防災教育や災害に強いインフラ対策などを行うことで、多くの人命をはじめ、社会インフラを守ることができることを認識できるようになる。
教科書
/Textbook
特になし。随時プリントなどを配布します。
参考書・参考文献
/Reference Book
教育現場の防災読本、防災読本出版委員会、京都大学学術出版会 ISBN:9784814001651 3800円(税別)
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
毎回、休まずに参加してください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
レポートはMoodleで提出してもらいます。
授業内ではPCを使用しますので、各自持参ください。ネットで調べるときに使用します。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
最近の災害を調べて、どんな災害なのか、どんなメカニズムで発生し、どんな被害を受けたのかを整理すること。
その他連絡事項
/Other messages
科目ナンバリング
/Course Numbering
E522001RJ
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
大きく内容の変わる場面で4回程度の課題レポートで評価する。 100%
此松、佐藤の単元で2回づつ行い、課題に対する理解度と調査、発表、意見交換をもとに評価する。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業中に示すテーマについて、グループワークで議論し、結果を発表する。
【アクティブ・ラーニング実施要項 ➉ ⑧】
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
オフィスアワー
/Office Hours
後期:金曜日3時限 会議や出張、他の相談者の重複もあるので事前にメール(matsu@wakayama-u.ac.jp)
をいただけると助かります。訪問先:東3号館 北417此松研究室
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 防災とは(此松) 防災の意義を説明し、最近の自然災害の特徴を示し、備えについて考察する PC使用
2 地震とその災害(此松) 地震によってどんな災害が発生し、社会的にどんな影響をうけるのかを考察する。 PC使用
3 風水害とその災害(此松) 風水害のによる洪水、土砂災害について解説し、その備えについて考察する。 PC使用
4 災害時の情報共有(佐藤) 災害発生時には多様な情報共有のメディアが使われる。インターネット、放送、紙媒体など、利用可能な情報技術について考察する。
5 災害発生時の社会関係資本(佐藤) 情報を共有し、地域が復興する上で、その社会の人間関係や社会的な制度などが重要な役割を果たす。これら社会関係資本が災害発生時にはどのように機能するか考察する。
6 復興期の臨時災害放送局の役割(佐藤) 災害発生直後だけでなく、復興期には地域固有の情報が必要になる。それらの情報を共有する手段として臨時災害放送局は重要な役割を果たす。臨時災害放送局を利用するための課題について考察する。
7 災害時の情報共有するための訓練(佐藤) 災害時の情報共有のためには、普段からの訓練が欠かせない。どのような訓練を行うべきかを議論し、災害と情報の関係について総合的に議論する。
8 まとめ(此松) 今までの防災論講義を振り返り、教訓について考察する。

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