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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/01 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
防災論/Disaster Prevention
時間割コード
/Course Code
E2F24013_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学研究科/Graduate School of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 5
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
西3号館207(研究室2)/西3号館207(研究室2)
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2022/04
~9999/04
経済学研究科 高度な専門性と研究力 5
協働性と倫理性 3
地域への関心とグローバル視点 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
西川 一弘 大学共通
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
近年、東日本大震災に代表される地震,津波,台風襲来に伴う,洪水,高潮,土砂災害などが頻発している。これらの災害に直面した時に,どのように対応するのかはもちろん重要なことであるが,一方で,それらの災害は予想を超える場合もあり得る。最近では,「レジリエンス」と呼ばれる総合的な防災力が注目されている。本授業は複数の教員による防災に関する議論をおこなう。

(オムニバス方式/全8回)
(44 此松昌彦 4回)
全体統括を行う同時に,自然災害の起きる原因・それが及ぼす災害において有効な基礎的知識と実践について議論する。
(西川一弘 4回)
防災,災害に対する免災,さらに減災のためにどのような社会的インフラが必要であるのかについて,議論する。
到達目標
/Course Objectives
院生は災害時にどんなリスクが発生するのかをイメージすることができる。また院生は社会生活から災害を守るためには、レジリエンスという、事前にハード面、ソフト面から備えていくことが必要になり、防災教育や災害に強いインフラ対策などを行うことで、多くの人命をはじめ、社会インフラを守ることができることを認識できるようになる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
大きく内容の変わる場面で4回程度の課題レポートと発表、意見交換をもとに評価する。2名の教員で評価は此松50%、西川50%で分担する。
具体的には此松、西川の単元で複数回づつ行い、レポートでは課題に対する理解度と意見をまとめる力をみる(担当50%のうち40%)と発表、意見交換等(担当50%のうち10%)をもとに評価する。
教科書
/Textbook
特になし。随時プリントなどを配布します。
参考書・参考文献
/Reference Book
教育現場の防災読本、防災読本出版委員会、京都大学学術出版会 ISBN:9784814001651 3800円(税別)
社会教育における防災教育の展開、野元弘幸編、大学教育出版、ISBN:4864295307、3960円(税込)
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
毎回、休まずに参加してください。パソコンやタブレットをもってきてください。pdf資料を閲覧しながら講義を受講できます。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
レポートはMoodleで提出してもらいます。
授業内ではPCを使用しますので、各自持参ください。ネットで調べるときに使用します。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
記載事項なし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
最近の災害を調べて、どんな災害なのか、どんなメカニズムで発生し、どんな被害を受けたのかを整理すること。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業中に示すテーマについて、グループワークで議論し、結果を発表する。
【アクティブ・ラーニング実施要項 ➉ ⑧】
オフィスアワー
/Office Hours
後期:金曜日3時限 会議や出張、他の相談者の重複もあるので事前にメール(matsu@wakayama-u.ac.jp)
をいただけると助かります。訪問先:東3号館 北417此松研究室
科目ナンバリング
/Course Numbering
E25034J11109R595
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回 防災とは 防災の意義を説明し、最近の自然災害の特徴を示し、備えについて考察する PC使用(此松)
2 2回 地震とその災害 地震によってどんな災害が発生し、社会的にどんな影響をうけるのかを考察する。 PC使用(此松)
3 3回 風水害とその災害 風水害のによる洪水、土砂災害について解説し、その備えについて考察する。 PC使用(此松)
4 4回 災害時の社会資本関係 災害発生時の緊急対応だけではなく、復興をする上では社会の人間関係(いわゆる人のつながり)などが大きな役割を果たす。この社会関係資本の紡ぎ方などについて議論する。 (西川)
5 5回 災害時のインフラ① 現代社会は電気・水道・ガス・鉄道・通信など、いわゆるライフラインと呼ばれる高度なインフラによって支えられている。災害が発生すると、このインフラに大きなダメージをもたらす。災害時のインフラについて理論的に考察する。 (西川)
6 6回 災害時のインフラ② 災害時のインフラ②では、ライフラインはどのような被害を受け、どのように復興するのかについて、実践的に考察する。 (西川)
7 7回 災害時の交通(主として鉄道) 災害発生時のインフラへの影響、特に身近な生活を支える「移動と災害の関連性」に関して、集中的に議論する。また、和歌山が抱える「鉄道津波対策」に関しても議論する。 (西川)
8 8回 まとめ(此松) 今までの防災論講義を振り返り、教訓について考察する。 PC使用(此松)

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