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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
エネルギーと環境政策
時間割コード
/Course Code
E2F21001_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学研究科/Graduate School of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 4
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
和田 武
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
E-103教室/E-103

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
和田 武 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
地球温暖化・気候変動による地球環境の破滅的破壊の防止には,産業革命期からの気温上昇を1。5℃未満に抑えねばならず,世界のCO2排出量を21世紀半ばには実質的に0にする必要がある(IPCC特別報告書,2018)。そこでCO2の主要排出源であるエネルギー利用の転換が不可欠であり,脱石炭火力発電,再生可能エネルギー100%の実現を目指す国や自治体等が増加している。本講では,持続可能な未来を目指し,パリ協定等の国際的政策,主要国と日本の気候変動・エネルギー政策の現状と課題等について論じる。
到達目標
/Course Objectives
エネルギーと環境に関する政策の現状を知り、政策上の問題点や課題について考察でき、今後、必要な生産消費体系のあり方と持続可能な社会への発展について見通せる力量を身につける。
教科書
/Textbook
和田武編著『地球環境保全論〜持続可能な社会をめざして〜』(創元社、2021)
参考書・参考文献
/Reference Book
"和田武『再生可能エネルギー100%時代の到来〜市民パワーで原発もCO2もゼロへ〜』あけび書房、2016。
和田武『市民・地域主導の再生可能エネルギー普及戦略』かもがわ出版、2013。"
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
今後、エネルギー・地球環境問題は人類にとって最重要課題の一つとなる。受講生諸君は、本講を通じてこの分野の力量をつけてほしい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
毎回、小レポートの提出を求めるので、必ず出席し、提出すること。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
エネルギーや環境政策に関する最新情報を入手し、分析、検討、考察するように努めること。
インターネットからの情報利用は積極的にやればよいが、信頼できる情報源であることを確認すること。
その他連絡事項
/Other messages
科目ナンバリング
/Course Numbering
E538001EJ
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
毎回の授業の最後に小レポートを課し、最終授業で総合レポートを課す。小レポートで計70点、総合レポートで30点、合計100点満点で評価。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
教科書をよく読むこと。自ら調査、研究した結果は自主レポートとして提出することを勧める。(アクティブラーニング実施要項⑤⑥)
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
オフィスアワー
/Office Hours
質問等は授業後に受ける。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 各回の授業テーマは下記の通りである。主として講義形式で行い、その後、質疑の時間を設ける。教科書による事前学習をすること。
エネルギー資源利用がもたらす環境問題
2 第2回 地球温暖化・気候変動と防止政策(1)地球温暖化・気候変動の現状と未来予測
3 第3回 地球温暖化・気候変動と防止政策(2)国際的政策;京都議定書、パリ協定、国連環境計画
4 第4回 地球温暖化・気候変動と防止政策(3)日本の政策;2050年カーボンニュートラル、エネルギー基本計画
5 第5回 大気汚染、放射能汚染と防止政策
6 第6回 海洋プラスチック汚染と防止政策
7 第7回 再生可能エネルギー普及政策
8 第8回 持続可能な社会への発展戦略

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