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科目一覧へ戻る | 2024/09/12 現在 |
開講科目名 /Course |
国際関係論/International Relations | ||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
E2F17007_E1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学研究科/Graduate School of Economics | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 4 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第1クォーター/1Q | ||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
藤木 剛康 | ||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
演習 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
西2号館E205/E205 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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藤木 剛康 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
これまでのアメリカを中心とする国際関係論は、リアリズムとリベラリズムという2つの学派が主流派の位置を占めてきた。いずれも国家のパワーや力関係、国際法や制度といった物的・客観的な視点から国際関係を考えようとするのがこれらの学派の特徴である。しかし近年、国家(の指導者層)の主観や国家間での共通認識に着目して国際関係を考えようとする第三の立場・コンストラクティヴィズムが台頭している。 この授業では、このコンストラクティヴィズムの立場から書かれたテキストを輪読することにより、既存の国際関係論の理論的な問題点や限界を批判的に理解することをめざす。また、アメリカの国際的リーダーシップの後退と中国を始めとする新興国の台頭を反映して、アメリカ以外の国々、すなわち、中国、インド、東南アジア諸国、太平洋諸国といった非西洋諸国への関心も高まっている。このテキストでは、これらの国々をも考察の対象とするグローバルな観点から国際秩序の変容を論じており、なぜ、既存の理論では非西洋諸国の認識や行動をうまく説明できないのか、という点についても考察を深めていく。 |
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到達目標 /Course Objectives |
コンストラクティヴィズムの概要とその今日的な意義や限界について、とりわけ、非西洋諸国への適用の意義について自分の言葉で説明できるようになること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
各回の報告(60%)と最終レポート(40%)で評価します。 |
教科書 /Textbook |
クリスチャン・ルース=スミット『国際関係論』創元社 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
教科書以外の文献については適宜指示します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
講義の読書課題だけでなく、日常的に新聞やニュースを視聴して国際情勢に関心を持ち、理論の妥当性について考えてもらいたい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
授業内でPCを使用するので各自持参すること。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
経済史、グローバル政治経済学 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業計画に沿って、各回の予習と復習を行ってください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
なし |
オフィスアワー /Office Hours |
金曜日4限。事前にメールで連絡を取ること。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E06024J11109I515,E06024J11109G515,E06024J11109P515,E06024J11109S515 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | ①(4月16日) | オリエンテーション | 国際関係論の基礎理論について概説します。 | |
2 | ②(4月23日) | 国際関係論の基礎理論 | 国際関係論の基礎理論についての報告と議論。 | |
3 | ③(4月30日) | テキストの輪読① | 国際関係とは/政治的権威のグローバルな編制 | |
4 | ④(5月14日) | テキストの輪読② | 理論と戦争 | |
5 | ⑤(5月21日) | テキストの輪読③ | 経済と権利 | |
6 | ⑥(5月28日) | テキストの輪読④ | 文化 | |
7 | ⑦(6月4日) | コンストラクティヴィズムの新展開 | コンストラクティヴィズムの最新の論文の輪読と議論 | |
8 | ⑧(6月11日) | まとめ | 最終レポートの作成 |