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科目一覧へ戻る | 2021/09/16 現在 |
開講科目名 /Course |
経営史/Business History |
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時間割コード /Course Code |
E2F17002_E1 |
開講所属 /Course Offered by |
経済学研究科/Graduate School of Economics |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 第1クォーター/1Q |
曜限 /Day, Period |
他/Otr |
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
長廣 利崇 |
科目区分 /Course Group |
_ |
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 |
教室 /Classroom |
南紀熊野サテライト/南紀熊野サテライト |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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長廣 利崇 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
この講義では,江戸時代から高度経済成長期までの日本を中心とした企業経営の歴史について検討する。現代の企業の戦略や組織形成を見る際,歴史の視点が必要になってくる。この理由は現在は過去の蓄積によって成り立つからである。従って,日本の大企業のみならず中小零細企業,企業家などの活動を検討することが重要となってくる。とりわけ,この企業はケース・スタディの方法によって,個別企業や企業家の活動をひとつひとつ検討する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
事例として取り上げた日本の企業や企業家の動向を理解すること。さらにこれらのケース・スタディを用いて自分の主張を提示すること。 |
教科書 /Textbook |
適宜、配布する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
宮本又郎他編『1からの経営史』碩学社 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
討論をする授業となりますので、積極的な発言をお願いします。なお、コロナウィルスの状況によっては、オンライン・オンデマンド型とオンライン同時双方型を組み合わせた授業になることもあります。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特になし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
配布された文献がある場合は事前にそれを読むこと。 |
その他連絡事項 /Other messages |
なし |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E539001PJ |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
議論への参加状況(40%)、小テスト(30%)、最終レポート(30%)による。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
⑧学生による発表をともなう学習 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
なし |
オフィスアワー /Office Hours |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | ① 6月 19日(土)13:00~17:00 | 第1回:大衆消費市場を目指した企業経営の歴史 近世の大都市である江戸、戦間期の大都市、高度経済成長下のマス・マーケティングなど時代を問わず大衆消費市場を目指した企業戦略は存在した。この戦略を形成したアメリカの事例を最初に検討し、その後、日本における企業経営の特長を学ぶとともに、現在への応用の如何を討論する。 |
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2 | ② 7月 10日(土)13:00~17:00 | 第2回:中小企業・産業集積 第1回で検討したのは主に大企業であったが、戦前期日本を主とした中小企業の歴史を検討する。はじめに中小企業に関する経 済理論を学んだ後、戦間期の泉南の織物産業などを考察する。また、中小企業の成長に必要な策を討論する。 |
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3 | ③ 7月 24日(土)13:00~17:00 | 第3回:企業家の歴史 企業家とは新たな事業を起こす「起業家」のみならず、従業員として新たなイノベーションを起こす「社内企業家」も存在する。はじめにシュンペーターなどの企業家に関する経済理論を検討した後、企業家の輩出条件やその活動に関して、松下幸之助などの著名な企業のみならず、無名の企業家の動向を探る。また、現在における企業家の輩出条件を討論する。 |