シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/09/12 現在 |
開講科目名 /Course |
人的資源管理/Human Resource Management | ||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
E2F16003_E1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学研究科/Graduate School of Economics | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第2クォーター/2Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
金/Fri 5 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第2クォーター/2Q | ||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
厨子 直之 | ||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
演習 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
西2号館E102/E102 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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厨子 直之 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
本講義では,経営学の中でも組織の中の人間行動や仕組みに焦点を当てるミクロ組織の領域に包含される人的資源管理に関する理論的フレームワークについて学修する。昨今,ビジネスにおけるサービス化の進展とともに,人材マネジメントの巧拙が顧客満足に寄与する場面が多くなり,人的資源管理は企業経営においてますます重要な位置を占めるようになっている。こうしたサービス経済化を念頭に置き,マクロ組織論に基づく企業組織の戦略や組織設計などの知見,さらに戦略やマーケティングなど経営学の他領域と関連づけて俯瞰的な視点から組織における人的資源管理の諸課題を定量的・定性的に分析できるようになることがこの講義の目標である。 |
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到達目標 /Course Objectives |
以下の3点を授業の目標として設定しています。 (1)主にマクロ組織論と関連させた人的資源管理に関する専門的知識の習得。 (2)主にマクロ組織論と関連させた人的資源管理の理論を用いて、現実の組織現象を分析できるようになること。 (3)主にマクロ組織論と関連させた人的資源管理の概念を用いて、論理的に対話できるようになること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
予習課題:50% 単位認定試験:50% |
教科書 /Textbook |
第1回目の講義開始前に、教育サポートシステムを通じて連絡します。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
Sanders, K.(ed.) (2021) Handbook on HR Process Research, Edward Elgar. |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
1.日本語文献に加え、欧文文献も輪読しますので、日本語と英語の読み書きに支障がないことが履修の前提です。 2.数式を用いた講義を行いますので、高校レベルの数学の知識(数Ⅰ・A,数Ⅱ・B)がないと単位の修得はできません。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
1.「その他連絡事項」の欄をよく読んだうえで、受講を決定してください。 2.第1回目の講義に参加していない場合は、いかなる理由があっても、成績は不可とします。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
組織開発 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
毎回、相当量の予習課題を課しますので、予習課題の完成に向けてかなりの時間を確保することが必要です。 |
その他連絡事項 /Other messages |
※必ず以下を読み、了承したうえで必ず履修してください。 以下を読まずに履修して、後から不利益が生じても一切考慮はいたしません。 1.毎回、予習課題に取り組んでいただきます。予習課題が未提出の場合は、いかなる理由があっても、各回のグループワークとプレゼンテーションには参加できません(点数を与えません)。 2.板書をノートに筆記していただきますので、筆記用具とノート(もしくはルーズリーフ)が必要です。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(1)自主学習 (2)反転授業 (3)グループワークをともなう学習 (4)学生による発表をともなう |
オフィスアワー /Office Hours |
質問等は、以下のメール・アドレスに連絡ください。 金曜12時30分~13時、厨子研究室(西3号館412室)。 他学生との重複、出張等で不在の場合がありますので、事前に以下メール・アドレス宛てに予約を入れてください。 zushi★wakayama-u.ac.jp ★を@に変えてください。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07084J11109B525,E07084J11109G525 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 授業の概要と評価方法の説明,文献発表の担当決めを行う。また,本講義で使用するテキストの全体像について学修する | あらかじめシラバスをよく読んでおく(10分) |
2 | 第2回 | 人的資源管理に関する理論の系譜 | 人的資源管理に関する個別の理論や実践手法を学習する前に,人的資源管理の理論的系譜についておさえる。その際,理論が出現した背景となる当時の企業組織の戦略や組織設計のあり方に着目して学修する | 「人的資源管理に関する理論の系譜」に関する予習課題を完成させる(60分) |
3 | 第3回 | 組織戦略と人的資源管理の適合 | 人的資源管理施策は組織戦略と整合性が追求されて組織パーフォーマンスに寄与する。そこで,両者の適合関係についての理論と実践について学修する | 「組織戦略と人的資源管理の適合」に関する予習課題を完成させる(60分) |
4 | 第4回 | 組織設計と人的資源管理 | 組織戦略と人的資源管理施策の適合関係を説明するロジックを提供するのが組織設計である。そこで,組織戦略,組織設計,人的資源管理施策の外的適合についての理論と実践について学修する | 「組織設計と人的資源管理」に関する予習課題を完成させる(60分) |
5 | 第5回 | メンバーシップ型採用管理とジョブ型採用管理 | 採用管理において,近年メンバーシップ型からジョブ型へ移行しつつある。両者の特徴について,それぞれと適合する組織戦略や組織設計に着目して整理する | 「メンバーシップ型採用管理とジョブ型採用管理」に関する予習課題を完成させる(60分) |
6 | 第6回 | 人材育成の組織内製化と外製化 | 人材育成の内製化と外製化を規定する条件について,組織の戦略やデザインと結び付けて検討する | 「人材育成の組織内製化と外製化」に関する予習課題を完成させる(60分) |
7 | 第7回 | 人事評価における組織的公正 | 人事評価にまつわる公正性に関する研究蓄積は多く,中でも近年は組織戦略や経営理念と照らし合わせて組織的公正を検討することが主流である。その理論と応用について学修する | 「人事評価における組織的公正」に関する予習課題を完成させる(60分) |
8 | 第8回 | 総括と単位認定試験 | 講義全体の総括と単位認定試験を実施する。 | 第7回目までの振り返りに関する予習課題を完成させる(60分) |