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科目一覧へ戻る | 2021/09/16 現在 |
開講科目名 /Course |
管理会計論/Management Accounting |
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時間割コード /Course Code |
E2F15004_E1 |
開講所属 /Course Offered by |
経済学研究科/Graduate School of Economics |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 第2クォーター/2Q |
曜限 /Day, Period |
火/Tue 5 |
開講区分 /Semester offered |
第2クォーター/2Q |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
藤原 靖也 |
科目区分 /Course Group |
_ |
授業形態 /Lecture Form |
講義 |
教室 /Classroom |
E-105教室/E-105 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
藤原 靖也 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
管理会計の目的は組織戦略の実現にある。そのためには,確かに経営者・管理者に適切な情報を提供するシステムを整えることは重要である。しかし実際はそれだけでは足りず,各組織構成員が管理会計情報を活用しつつ上手に経営管理の仕組みを運用出来なければ戦略の実現はあり得ない。本講義では上述の視点に立ち,広く戦略実現のためのシステムすなわちマネジメント・コントロール・システムについて学修することで管理会計が経営に及ぼす影響を深く検討できるようになることを目的とする。管理会計論を通じ,戦略と制度設計・測定と評価・人的資源管理などの経営の一般的な問題についても検討できるようになることを目指す。 |
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到達目標 /Course Objectives |
修士課程レベルのマネジメント・コントロール・システムの概要と課題を論じることができるようになることを目的とする。 |
教科書 /Textbook |
適宜紹介する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
適宜紹介する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
事前・事後課題の提出と学術的な批評が講義の中心となることに留意すること。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
すでに管理会計の基礎知識を有していることを前提として講義を行うため,知識が不足している者は基本書を用い補っておくこと。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
事前準備・事前/事後課題をしっかりとこなすこと。 |
その他連絡事項 /Other messages |
・教材は基本的に事前に提示する資料および教員・受講生により作成されたプレゼンテーションファイルを主とする。 ・また,受講生との相談により講義内容等を変更する場合がある。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E539102BJ,E539101AJ,E539102GJ |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
(1)講義への貢献度・プレゼンテーションファイルの内容(30%),(2)各回のレポート評価(40%)および(3)最終レポート課題(30%)により評価する。うち,(1)についてはプレゼンテーションファイルのレベルに合わせ評価する。(2)については各回に提出されたレポート課題の総点数(各回100点満点)を加重平均し,総点数の40%になるよう評価する。(3)については提出されたレポートのレベルに応じ評価する。なお,当該レポート課題の提出は単位の認定要件であり,最終レポート課題を指定した期日までに提出しない場合、単位は認定しない。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
反転学習の採用と自主学習を前提として授業を展開することにより,修士課程にふさわしい授業内容の理解を促す。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
原価計算論 |
オフィスアワー /Office Hours |
質問・疑問等が生じた場合は調整を行う必要があるため,教員のメールアドレスまで問い合わせること。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 管理会計論の命題 | 管理会計論は何を目指している学問であるのか | ||
2 | 管理会計システムの導入 | 管理会計システム導入の困難性等に関しケースを交え検討を行う | ||
3 | マネジメント・コントロール・システムに関して | 管理形態の多様性と数値情報の意義,逆機能 | ||
4 | 戦略マネジメントとしてのBSC | BSCが戦略マネジメントに果たす意義について | ||
5 | ABC(活動基準原価計算)の概要と効果 | ABCの概要とそれがもたらす効果について | ||
6 | プロフィット・マネジメントとしての原価企画・アメーバ経営 | 原価企画・アメーバ経営の本質を題材として日本的経営の本質を理解する | ||
7 | サービス組織のマネジメント | サービス組織と製造業との違い,それによるコントロールの類型の違い | ||
8 | 本講義のまとめと管理会計の課題 | 本講義のまとめと管理会計が直面している課題について理解を深める |