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科目一覧へ戻る | 2024/09/12 現在 |
開講科目名 /Course |
経営情報システム/Management Information System | ||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
E2F13004_E1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学研究科/Graduate School of Economics | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第2クォーター/2Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 4 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第2クォーター/2Q | ||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
芦田 昌也 | ||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
西2号館E104/E104 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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芦田 昌也 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
経営情報システムを構成する技術的要素やシステム形態の変遷,目的や役割の移り変わり,経営情報システムの代表的な事例などについて学ぶ。主に講義形式により,まず,第1回から第3回を目途に,コンピュータ,データベース,情報ネットワークなどの技術的要素についての知識を身につける。次に,第4回から第6回を目途に,これらの技術を組み合わせ,計算機資源をどのように配置するかにより,システム形態が特徴づけられることを理解する。最後に,第7回・第8回では,様々な技術の進歩に伴い,経営情報システムを構築・利用する目的や,果たすべき役割が変化しながら,企業経営を支える一つの要素になっていることを事例を通して把握するとともに,理解度を点検する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・情報システムを構成する個々の技術的要素の要素の特徴や技術的な進歩の変遷などを説明できる. ・情報システムの形態ごとに,技術的要素の構成や特徴,他の形態との相違点や類似点を説明できる. ・経営情報システムの典型的な分類を,その分類に属すシステムの目的や役割という観点から説明できる. ・経営情報システムの変遷について,求められた役割の変化や技術の進歩という観点から説明できる. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
課題および小テストの成績,単位認定試験の成績により評価する ・課題および小テストの成績 50% ・単位認定試験の成績 50% |
教科書 /Textbook |
特になし |
参考書・参考文献 /Reference Book |
宮川公男 ,上田泰,「経営情報システム<第4版>」,中央経済社,ISBN-13 : 978-4502091704 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
講義形式の授業である.授業全体で積み上げ型にはなっていないが,複数回の授業で一つのトピックになることがある. 授業で取り扱うのは,最新の動向というよりは「経営情報システムと言えば,まずはこれ」という定番(最新に対して古典的といってもよい)の内容である. |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
現在の情報技術に関する一般的な知識があると,情報システムの形態について理解することは容易になると考えられる.プログラミングやデータベースシステムを操作する技能などは,(あればよいが)必要としない. |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
「ビジネスモデル」 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
新聞,雑誌などで,インターネットを利用した新しいサービスについて記載されることがある.それらのサービスの背後には,情報システムが存在しており,そのサービスを提供する企業や関連する企業にデータの提供が行われるものと推測される.このようなサービスについての記事を目にしたときに,その仕組みや授受されるデータについて考えることにより,授業内容の理解を深めることにつながる.意識してそのような記事に触れてほしい. |
その他連絡事項 /Other messages |
原則として,対面授業を行う. ・授業に用いる資料・教材などは Moodle で提供する. ・課題の提出,小テスト・単位認定試験の受験も Moodle を利用する. ・課題の提出期間,小テストの受験期間は,原則として延長しない. |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
日常的に情報システムに囲まれて生活している.スマートフォンもその一つである.パソコンやスマートフォンを使用して,何かのサービスを利用するときには,その背後にある情報システムがどのような形態であるか,どの分類になるものかを考えてほしい.そして,なぜそのように考えた(想像した)のか,説明できるようにまとめてほしい.最新のサービスであれば,この授業で学んだ形態や分類に当てはまらないものがあるだろう.そうであれば,自分で最新の形態や最新の分類を調べてほしい. アクティブラーニングガイドライン (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
第1クォーター 月曜5限: 場所 西3号館 525室 または, ・授業の内容に関する質問は,Moodle のフォーラムで受け付ける. ・授業について個人的な事情が関係する質問・相談は Moodle のメッセージで受け付ける. ・いずれも,内容によってはすぐに回答できないことにご理解・ご了承ください. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E60023J11109E545,E60023J11109B545,E60023J11109R545,E60023J11109A545,E60023J11109G545 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | 情報システムとは | 情報システムの定義やモデルを紹介する. | |
2 | 第2回 | 情報システムを構成する要素技術(1) | 情報システムの中心となるコンピュータとデータを取り扱うデータベースシステムについて説明する. | |
3 | 第3回 | 情報システムを構成する要素技術(2) | 情報システムを構成する各機器や,情報システム間を接続するネットワーク技術についてインターネットとイントラネットを取り上げて説明する. | |
4 | 第4回 | 情報システムの形態(1) | ホスト端末システムとクライアントサーバシステムによる情報システムについて説明する. | |
5 | 第5回 | 情報システムの形態(2) | ウェブアプリケーションとクラウドコンピューティングについて説明する. | |
6 | 第6回 | 経営情報システムの分類と変遷(1) | 狭義の経営情報システムと意思決定支援システムについて説明する. | |
7 | 第7回 | 経営情報システムの分類と変遷(2) | 戦略情報システムについて説明する. | |
8 | 第8回 | まとめ | 前半で全体のまとめを行い,後半で単位認定試験を実施する. |