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科目一覧へ戻る | 2024/09/12 現在 |
開講科目名 /Course |
エネルギー経済学/Energy Economics | ||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
E2F11007_E1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学研究科/Graduate School of Economics | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
金/Fri 3 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第1クォーター/1Q | ||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
藤井 淳/FUJII Atsushi | ||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
西2号館E104/E104 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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藤井 淳/FUJII Atsushi | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
2050年においてカーボンニュートラル(脱炭素)社会を実現するには、エネルギー関連産業のみならず、社会システム全体での変革や取り組みが求められています。またウクライナ侵攻以降、世界的にエネルギーの安定確保が課題となり、昨今のエネルギー価格の上昇によって、電気・ガス・ガソリン代等が引き上げられ、企業収益や家計を圧迫する事態も増えつつあります。今後、脱炭素対策を中心にエネルギー関連コストは着実に上がっていくことが予想されている中、脱炭素やエネルギーに関する基礎知識や動向把握は必須です。本講義では、国内外で石油・ガス取引、石油探鉱、再生可能エネルギー等の実務に携わった担当教員が、エネルギー動向・政策を解説するとともに課題について議論します。 |
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到達目標 /Course Objectives |
エネルギー分野の基本用語を理解し、日本のエネルギー動向・政策と経済のかかわり等について説明できること、を目標とします。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
成績評価は原則として合計7回のレポートによって行います。講義毎にレポート提出が求められ、提出回数と内容(理解度等)に基づいて評価します。誤字・脱字は減点、指定文字数に満たない或いは無関係な記述がある場合等は大幅減点となります。最終的には累積得点によって成績(S、A、B、C、F)を決定します。3回以下のレポート提出では単位の取得はできず、4回以上の提出があっても基準点に達しない場合は不合格となります。 |
教科書 /Textbook |
Moodleに掲載する①講義用資料(スライド30枚程度)、②エネルギー白書, 経済産業省資源エネルギー庁(同庁HPより無料ダウンロード可)を用います。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
スティーブン・クーニン(2022) 気候変動の真実, 日経BP, ISBN-13: 978-4-296-00062-3 ダニエル・ヤーギン(2022) 新しい世界の資源地図, 東洋経済新報社, ISBN-13: 978-4-492-44466-5 松尾博文(2022) みんなで考える脱炭素社会, 日本経済新聞出版 ISBN-13: 978-4532359140 松尾博文(2018) 「石油」の終わり エネルギー大転換,日本経済新聞出版, ISBN-13: 978-4532357641 竹内純子(2017) 原発は”安全”か, 小学館, ISBN-13:978-409-3885287 *授業では直接使用しませんが、授業時間外学修の際に参考になります。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
①課題レポートは、試験と同様に「学習の理解度」を測るためのものです。そのため剽窃や盗用は不正行為とみなして厳正に対処します。場合によっては懲戒の対象になりますので注意して下さい。②公平性を保つため、締め切りを過ぎたレポートの受け取りは一切行いません。指定された期限内に提出して下さい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
エネルギー白書の関連個所を読み込んで、授業やレポートに備えて下さい。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
エネルギービジネス、エネルギー市場演習 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
脱炭素・エネルギー関連の報道に加え、自らのエネルギー関連支出にも注目して下さい。 |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
①資源エネルギー庁HP「スペシャルコンテンツ」を参照。 ②資源エネルギー庁メールマガジン配信登録。 ③エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)HPを参照。 |
オフィスアワー /Office Hours |
メールでのアポイントメントにより研究室で行います。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07044J11109E515,E07044J11109I515,E07044J11109R515,E07044J11109A515,E07044J11109P515 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | カーボンニュートラル(脱炭素)実現に向けた課題と取組み | 白書第1部 | |
2 | 2 | エネルギーセキュリティの確保 | 白書第1部 | |
3 | 3 | 国内エネルギー動向 | 白書第2部 | |
4 | 4 | 国際エネルギー動向 | 白書第2部 | |
5 | 5 | 資源確保と備蓄 | 白書第3部 | |
6 | 6 | 原子力政策の再構築 | 白書第3部 | |
7 | 7 | 水素社会は実現可能? | 白書第3部 | |
8 | 8 | 質疑応答等 |