シラバス参照

基本情報／Basic Information
詳細情報／Detailed Information
授業計画詳細情報／Class Schedule Details

基本情報/Basic Information

遠隔授業（授業回数全体の半分以上）の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています（2023年度以降）

開講科目名
／Course

契約理論／Contract Theory

時間割コード
／Course Code

E2F11005_E1

開講所属
／Course Offered by

経済学研究科／Graduate School of Economics

ターム・学期
／Term・Semester

2024年度／Academic Year　　第4クォーター／4Q

曜限
／Day, Period

火／Tue　4

開講区分
／Semester offered

第4クォーター／4Q

単位数
／Credits

1.0

学年
／Year

1,2

主担当教員
／Main Instructor

田村　正興／TAMURA Masaoki

科目区分
／Course Group

授業形態
／Lecture Form

講義・演習

教室
／Classroom

西１号館第一講義室／Room No.1，2F Bldg. West1

開講形態
／Course Format

ディプロマポリシー情報
／Diploma Policy

要件所属／Course Name	ディプロマポリシー／Diploma Policy	DP値／DP Point
経済学研究科	高度な専門性と研究力	5
経済学研究科	協働性と倫理性	3
経済学研究科	地域への関心とグローバル視点	2

担当教員情報/Instructor Information

教員名／Instructor	教員所属名／Affiliation
田村　正興／TAMURA Masaoki	経済学部（教員）

授業の概要・ねらい／Course Aims	注意：本講義は、実務的な契約・会計・法制度などに関する科目ではありません。また入門レベルのゲーム理論（ナッシュ均衡）および高校レベルの確率・期待値の知識が必要です。契約理論はミクロ経済学の応用分野で、より良いインセンティブ制度とはどのようなものなのか、数学的に考える分野です。賞与制度が変われば社員の働き方は変わり、異なるオークションに参加すれば入札者の入札金額も変わるように、制度が変われば人の行動が変わります。制度を変える・デザインすることでより良い結果を導く、ということが本分野の思考法です。本講義では特に、オークションのルール設計について、ゲーム理論を応用して、オークションのルールごとに人々がどのような入札行動を取るのか明らかにし、どのようなオークションルールが望ましいのか、数理モデルを使って明らかにします。
到達目標／Course Objectives	契約理論とメカニズムデザインの考え方を、制度やルール設計に応用することができるようになること
成績評価の方法・基準／Grading Policies/Criteria	授業中での発言回数・内容（80%）、小テスト（20%）で評価します。
教科書／Textbook	ギオーム・ハーリンジャー『マーケットデザイン』中央経済社 2020年
参考書・参考文献／Reference Book	伊藤秀史『契約の経済理論』有斐閣 2003年坂井豊貴・藤中裕二・若山琢磨『メカニズムデザイン』ミネルヴァ書房 2008年
履修上の注意・メッセージ／Notice for Students	特になし
履修する上で必要な事項／Prerequisite	入門レベルのゲーム理論（支配戦略・ナッシュ均衡）および高校レベルの確率・期待値の知識が必要です。
履修を推奨する関連科目／Related Courses	ゲーム理論
授業時間外学修についての指示／Instructions for studying outside class hours	予習が必須の授業です。受講生は教科書を読んで理論を理解した上で授業に参加し、授業では教員と受講生で提案・議論しながら進行します。
その他連絡事項／Other messages	なし
授業理解を深める方法／How to deepen your understanding of classes	議論をしながら授業は進みますので、積極的な授業参加を期待します。【「アクティブ・ラーニング」実施要項②④⑧】
オフィスアワー／Office Hours	火曜５限、田村研究室
科目ナンバリング／Course Numbering	E07014J11109E515，E07014J11109I515，E07014J11109A515，E07014J11109G515

No.	回（日時）／Time (date and time)	学習方法と内容／Methods and contents
1	１	ゲーム理論の基礎
2	２	1stプライスオークションと2ndプライスオークション
3	３	1stプライスオークションと2ndプライスオークション
4	４	複数財オークション１
5	５	複数財オークション２
6	６	ダブルオークションの金融市場
7	７	GSPオークションとGoogle
8	８	小テスト

授業の概要・ねらい／Course Aims	注意：本講義は、実務的な契約・会計・法制度などに関する科目ではありません。また入門レベルのゲーム理論（ナッシュ均衡）および高校レベルの確率・期待値の知識が必要です。契約理論はミクロ経済学の応用分野で、より良いインセンティブ制度とはどのようなものなのか、数学的に考える分野です。賞与制度が変われば社員の働き方は変わり、異なるオークションに参加すれば入札者の入札金額も変わるように、制度が変われば人の行動が変わります。制度を変える・デザインすることでより良い結果を導く、ということが本分野の思考法です。本講義では特に、オークションのルール設計について、ゲーム理論を応用して、オークションのルールごとに人々がどのような入札行動を取るのか明らかにし、どのようなオークションルールが望ましいのか、数理モデルを使って明らかにします。
到達目標／Course Objectives	契約理論とメカニズムデザインの考え方を、制度やルール設計に応用することができるようになること
成績評価の方法・基準／Grading Policies/Criteria	授業中での発言回数・内容（80%）、小テスト（20%）で評価します。
教科書／Textbook	ギオーム・ハーリンジャー『マーケットデザイン』中央経済社 2020年
参考書・参考文献／Reference Book	伊藤秀史『契約の経済理論』有斐閣 2003年坂井豊貴・藤中裕二・若山琢磨『メカニズムデザイン』ミネルヴァ書房 2008年
履修上の注意・メッセージ／Notice for Students	特になし
履修する上で必要な事項／Prerequisite	入門レベルのゲーム理論（支配戦略・ナッシュ均衡）および高校レベルの確率・期待値の知識が必要です。
履修を推奨する関連科目／Related Courses	ゲーム理論
授業時間外学修についての指示／Instructions for studying outside class hours	予習が必須の授業です。受講生は教科書を読んで理論を理解した上で授業に参加し、授業では教員と受講生で提案・議論しながら進行します。
その他連絡事項／Other messages	なし
授業理解を深める方法／How to deepen your understanding of classes	議論をしながら授業は進みますので、積極的な授業参加を期待します。【「アクティブ・ラーニング」実施要項②④⑧】
オフィスアワー／Office Hours	火曜５限、田村研究室
科目ナンバリング／Course Numbering	E07014J11109E515，E07014J11109I515，E07014J11109A515，E07014J11109G515

授業情報／Class Information

基本情報/Basic Information

担当教員情報/Instructor Information