シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
アグリビジネス論A/Agri-Business Management A
時間割コード
/Course Code
E1G71005_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 5
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
藤田 和史
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西2号館E302/E302
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
経済学部 2.専門的知識や技能 3
経済学部 3.課題解決力と自己学修能力 3
経済学部 5.地域への関心と国際的視点 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
藤田 和史 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
経済学では18世紀からフィジオクラシーという農業⽣産を経済の基盤とする思想が展開しました.また中国や⽇本では「⼠農⼯商」という表現にもあるように,農業が⾮常に重視されていました.⼀⽅で,農業⽣産の担い⼿である農家は必ずしも経済の⼟台とか,裕福な状態とは⾔えませんでした.そのために農業を基盤とする地⽅の経済社会状況も好ましくはありません.

昨今,グ ローバル化が進み,⾃然豊かな⽇本で⽣産される農業⽣産物・農業加⼯品の新たなマーケットは世界的に拡⼤しつつあります.世界の消費者と⽇本の農業とを上⼿く結びつけることができれば,農家のみならず地⽅の経済社会状況も好転することになります.⽇本の農業の活性化には国際的な経営(ビジネス)の視点・知識などが必要です.この 授業ではアグリビジネスの基本的な知識について学修します.
到達目標
/Course Objectives
1. アグリビジネスに関する基礎的な知識を説明することができる.
2. アグリビジネスを展開する地⽅企業における試みを理解し,解説することができる.
3. 世界的な⾷と農業を取り巻く問題を把握し,それらをビジネスへと結びつける可能性について調査・議論することができる.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
基礎的な知識の習得,アグリビジネスを展開する地⽅企業における試みの理解,世界的な⾷と農業を取り巻く問題の把握,ビジネスへとむつびつける可能性について,授業内でのワークおよび作業(40%)とレポート(60%)で評価します.
教科書
/Textbook
特に定めません.
参考書・参考文献
/Reference Book
Fredie, et. al. 2016. Agribusiness Management. Routledge, 2016『アグリビジネス進化論』(有限責任監査法⼈トーマツ・農林⽔産業ビジネス推進室、プレジデント社、2017年)
秋⽵新吾 2020. 『⽇本のおいしいみかんの秘密 農業6次産業化による奇跡の復活』PHP研究所.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
授業の対面で実施し,⼀部は英語で⾏われます.この授業は再現可能性が困難な授業です.

現場視察を⽋席する場合には単位は認められません.やむを得ない理由で⽋席しなければならなくなった場合には,必ず授業担当者に事前に連絡を⼊れるようにしてください.事前の連絡困難である場合には事後に連絡を⼊れるようにしてください.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特になし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
とくに「アグリビジネス論B」,合わせて履修することを勧めます.

そのほか,「Project Management」「グローバル・マネジメント」「マーケティング論」「ビジネスモデルデザイン」「政策科学(地域)(公共)」など
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
座学で学修する授業の場合には,教員が指⽰する参考書などを利⽤して,復習をしっかりと⾏ってもらいます.現場での学修,最後の報告のために,予習や準備をしっかりと⾏ってもらいます.
その他連絡事項
/Other messages
アグリ関係のインベント等,学外での学びの機会については,随時アナウンスします.
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
この授業は,座学での学修に基づいて,学⽣が実際のアグリビジネスを⾏っている現場の農家で知識をより深く修得します.そのために学⽣は座学での学修内容を現場の農家で活⽤するために,主体的に学修を⾏う必要があります.

また,この授業は,本学アクティブラーニングガイドラインの以下の項目に該当します.
(2) PBL学習
(3) 発見学習,体験学習,反転授業
(4) 普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習
(6) 学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習
(7) 発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習
(9) 複数の領域にまたがる解法を必要とする学習
(10) グループワークをともなう授業
オフィスアワー
/Office Hours
火曜日の12:30~13:30にお越しください.なお,会議等で対応できない場合もありますので,あらかじめ連絡をいただけるとありがたいです.場所:西3号館 414室
メールアドレスは,kazu23あっとwakayama-u.ac.jpです(「あっと」は@に変換してください).
Teamsを利用しても連絡することが可能です.

なお,個別の内容については,各回の担当教員の先生に授業前後,もしくはオフィスアワーにお問い合わせください.
科目ナンバリング
/Course Numbering
E41022J01101G212,E41022J01101B212,E41022J01101P212,E41022J01101S212
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回(4月18日) オリエンテーション
日本の農業の概略
歴史と現状
課題と六次産業化
藤田
岸上
2 2回(4月25日) アグリビジネスの基本概念 世界的動向 岸上
3 3回(5月2日) アグリビジネスの基礎理論1 農産物の価格決定 足立
4 4回(5月9日) アグリビジネスの基礎理論2 農業マネジメント クパニ
5 5回(5月16日) アグリビジネスの基礎理論3 マーケティング
6 6回(5月23日) アグリビジネスの基礎理論4 人的資源管理 厨子
7 7回(5月30日) アグリビジネスの基礎理論5 ICT 牧野
8 8回(6月6日) 世界の食糧問題 現状と課題,レポート課題提示 岸上
藤田

科目一覧へ戻る