シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会福祉法B/Social Welfare Law B
時間割コード
/Course Code
E1G50036_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 1
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
金川 めぐみ/Megumi Kanagawa
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
E-302教室/E-302

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
金川 めぐみ/Megumi Kanagawa 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
社会保障制度には、年金や医療のように社会で生活する者の大半を対象とする制度と、子どもや高齢者、障害者等、対象を一定の範囲に絞った制度の2種類があります。同じ社会保障制度ですが両者の制度を支える原理は全く異なります。
後者の制度は社会福祉と呼ばれます。社会福祉制度は、2000年代以降、その法的理念や原理が大幅に変化してきました。例えば高齢者福祉分野では、契約の考え方にもとづき介護保険法が導入されました。また障害者福祉では国連の障害者権利条約が日本で批准されたことにより、国内法を次々と整備されています。児童福祉では、子ども・子育て支援制度が新たにはじまりました。児童虐待防止法も頻繁に改正が行われ、社会における注目も高い問題です。
本講義では、このような変革期にある社会福祉領域、特に介護保険と障害者福祉を対象として、その法的原理を知り、さらに現在の社会福祉制度の動向とその課題について理解できるようになることを目的とします。
到達目標
/Course Objectives
1)講義第1回で紹介する社会福祉法の総論における基礎概念についていくつかのキーワードを用いて説明できるようになる。
2)講義第2~8回で紹介する社会福祉分野における具体的な判例について、列挙し、その内容を述べることができる。さらに具体的な判例における課題について説明できる。
3)最終確認試験における論点に対して、その内容を適切に述べることができる。
教科書
/Textbook
使用しません。レジュメを配布します。
参考書・参考文献
/Reference Book
結城康康『介護入門』ちくま新書、2010年。
小澤温『障害者福祉の世界 第5版』有斐閣、2016年。
障害者差別解消法概説解説委員会編『概説 障害者差別解消法』法律文化社、2014年。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
新聞・メディアの社会福祉関係の情報を常に敏感に摂取し、授業に積極的に参加していただだくことを望みます。 授業中になるべく各自で考える機会を設けますので、この点につき承知をした上で受講をお願いします。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
アクティブ・ラーニングとして、授業中にグループワークとグループ発表、ディスカッションを取り入れます。この点につき承知をした上で受講をお願いします。また授業内でPCを使用するので、各自持参してください。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業計画欄で指示しています。
その他連絡事項
/Other messages
科目ナンバリング
/Course Numbering
E236002PJ,E236002SJ
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
・各回の授業で実施する事前課題と事後課題(40%)、単位認定試験(60%)
ただしみなさんの受講状況によりこの評価基準は変化する可能性があります。評価基準の変更がある場合は、Moodleのアナウンスメントにて周知をします。
・最終確認試験は持ち込み不可とします。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
物事を理論的に深く考える力を養成します。また課題について,グループワークで議論し,結果をグループ内で発表します。
【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ④⑧⑩】
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
社会福祉法A、社会保険法A,社会保険法B,社会保障法総論A,社会保障法総論B、雇用関係法A,雇用関係法Bを、受講してください。そして、ご自身の履修するプログラムの履修プログラム必修科目と履修プログラム選択必修科目は、できる限り受講してください。
オフィスアワー
/Office Hours
水曜日・12:30-13:00、訪問先:西3号館5F520研究室
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 授業計画は、受講登録人数、みなさんの内容の理解度や進捗状況等により変更する可能性があります。

2 第1回 学修内容:ガイダンス・社会福祉の基礎概念
予習課題:シラバスに眼を通しておくこと
復習課題:Moodle上で事後課題①について記載し、内容について復習を行うこと。
3 第2回 学修内容:障害者福祉①(障害の概念、障害分類、歴史的展開)
予習課題:Moodle上で事前課題①について記載しておくこと。
復習課題:Moodle上で事後課題②について記載し、内容について復習を行うこと。
4 第3回 学修内容:障害者福祉②(障害者権利条約、障害者差別解消法)
予習課題:Moodle上で事前課題②について記載しておくこと。
復習課題:Moodle上で事後課題③について記載し、内容について復習を行うこと。
5 第4回 学修内容:障害者福祉③(障害者雇用促進法、障害者虐待防止法)
予習課題:Moodle上で事前課題③について記載しておくこと。
復習課題:Moodle上で事後課題④について記載し、内容について復習を行うこと。
6 第5回 学修内容:障害者福祉④(障害者総合支援法)、介護保険①(基本理念、保険者、被保険者、保険事故、受給権者)
予習課題:Moodle上で事前課題④について記載しておくこと。
復習課題:Moodle上で事後課題⑤について記載し、内容について復習を行うこと。
7 第6回 学修内容:介護保険法②(保険給付、保険給付の原則と例外)
予習課題:Moodle上で事前課題⑤について記載しておくこと。
復習課題:Moodle上で事後課題⑥について記載し、内容について復習を行うこと。
8 第7回 学修内容:介護保険法③(費用負担、改正動向)
予習課題:Moodle上で事前課題⑥について記載しておくこと。
復習課題:Moodle上で事後課題⑦について記載し、内容について復習を行うこと。
9 第8回 学修内容:講義のまとめと単位認定試験
予習課題:講義全体の内容についてあらためて確認しておくこと。
復習課題:講義のまとめと理解度テストの内容につき、今一度学修を深めておくこと

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