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科目一覧へ戻る | 2025/05/21 現在 |
開講科目名 /Course |
情報システムデザインⅡ/Information Systems DesignⅡ | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
E1G40008_E1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学部/Faculty of Economics | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
金/Fri 3 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||
学年 /Year |
3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
芦田 昌也 | ||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | ||||||||
教室 /Classroom |
西3号館210(研究室1)/西3号館210(研究室1) | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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芦田 昌也 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
「情報システムデザインⅠ」で作成したWebアプリケーションにデータベースシステムを接続して,データの蓄積・抽出の機能を有し,抽出したデータを処理するアプリケーションに拡張する.これを通して,データベースシステムについての知識とプログラムから操作する仕組みや技能を習得する. 具体的には,簡易な関係データベースシステムであるSQLiteを使用して,データベースシステムの操作を含む処理プログラムを作成しながら,SQL(関係データベース操作用言語)を学ぶ.また,抽出したデータに対して簡単な処理を施すことで,プログラムの基本構造についての復習を兼ねる. 授業を通して実際に完成するであろうプログラムは規模の小さいものであり,一部の機能はブラックボックス的に利用するものがある.そのような作成方法にも触れることで,「システム」についての理解を深め,情報システムの導入や設計に利用者の立場から開発者と協力できる人材に近づいてもらいたい. |
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到達目標 /Course Objectives |
小規模Webアプリケーションの作成を通して,情報システムの設計から実装までを体験し,関係データベースシステムをプログラムから操作するため知識・技能,およびWebページの遷移を伴う場合の処理についての知識・技能を身につける. ・関係データベースについて初歩的な知識を身につける. ・データベースシステムにアクセスするプログラムを作成することができる. ・SQLを使用してデータ操作を行うプログラムを作成することができる. ・抽出されたデータを処理するプログラムを作成することができる. ・ページの遷移を伴うアプリケーションを完成させることができる. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
次の項目により評価する. ・演習の成果,小テストの成績からなる総合評価(50%) ・単位認定試験の成績(50%) |
教科書 /Textbook |
なし |
参考書・参考文献 /Reference Book |
なし |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
次の科目の単位を修得している者が,この科目を履修できる. ・「情報システムデザインⅠ」(1単位) なお,2023年度以前の「情報システムデザインⅠ」の単位修得者は,その当時に使用したプログラミング言語(PHP)と,本年度使用するプログラミング言語(Python)が異なるので,苦労する可能性があることを理解したうえで履修すること.演習の素材になるプログラムは提供するので,第3回の授業までに理解するよう努力してほしい. 次の科目の単位を修得している者は,この科目を履修できない. ・「応用プログラミング」(2単位) ・「情報システムデザイン」(2単位) |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
次のコンピュータ操作ができること ・ファイルの操作(コピー,移動,フォルダの作成など) ・スムーズなタイピング ・Moodleの操作(ファイルのダウンロード・アップロード) ・メモ帳などテキストエディタの操作 ・ターミナルの操作 次のいずれかの知識・経験があること ・データベース関連の授業科目の履修経験 ・データベースシステムについての初歩的な知識 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
「情報処理 ⅡA」「情報処理 ⅡB」(教養科目) 「プログラミング」 「データベース」 「システムと情報 A/B」 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
・演習環境の使用方法を身に付けること ・毎回の授業で作成するプログラムが動作するように,次の授業までに仕上げること ・処理の流れとプログラムの記述を対応付けて理解しておくこと ・利用者の視点から「使いにくい」「不親切」などのような箇所を見つけること ・改善を実現する方法を考えること |
その他連絡事項 /Other messages |
原則として,対面授業を行う. ・授業ではパソコンを使用する. ・資料・教材は Moodle で提供する. ・課題の提出,小テスト・単位認定試験の受験も Moodle を利用する. ・課題の提出期間,小テストの受験期間は,原則として延長しない. |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
動くようになるまであきらめないこと.正しい動作になるまで修正を続けること.動かなかったプログラムが動くようになったなら,それまでは,なぜ動かなかったのか,なぜ動くようになったのか,自分で説明できるようになるまで検証すること.この作業を自分で繰り返していると時間がかかる.でも,他人に頼ると,いつまでたっても自分の力にならない.できるだけひとりで頑張ること. アクティブラーニングガイドライン (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
第3クォーター 月曜5限 場所 西3号館 525室 ・授業の内容に関する質問は,Moodle のフォーラムで受け付ける. ・授業について個人的な事情が関係する質問・相談は Moodle のメッセージで受け付ける. ・いずれも,内容によってはすぐに回答できないことがあるので,あらかじめご了承ください. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E60053J01000B342,E60053J01000S342,K21103J01100P386 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス 演習環境の準備 |
「情報システムデザインⅠ」の復習を兼ねて,演習環境の操作,作成したプログラムの動作確認,この授業での演習の準備を行う. | |
2 | 第2回 | 関係データベースシステムの概要 | 関係データベースの初歩的な事項を学ぶとともに,この授業で使用するデータベースシステムについて最低限必要な事項を理解する. | |
3 | 第3回 | データベースシステムの導入 | データベースとなるファイルとその中にデータを格納するテーブルを作成する方法を学ぶ. | |
4 | 第4回 | プログラムからのデータベースシステムへのアクセス | プログラムからデータベースに接続する方法を学ぶ. | |
5 | 第5回 | プログラムからのデータベースの利用(1) | SQL の代表的な構文を学び,データをデータベースに登録するプログラムを作成する. | |
6 | 第6回 | プログラムからのデータベースの利用(2) | データベースに格納されているデータを抽出するプログラムを作成するとともに,その形式を理解する. | |
7 | 第7回 | データ処理プログラムの作成 | データベースから抽出されたデータに対する処理プログラムを作成する. | |
8 | 第8回 | まとめと単位認定試験 | アプリとして仕上げるとともに,単位認定試験に取り組む. |