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科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
情報システムデザインⅠ/Information Systems DesignⅠ | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
E1G40007_E1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学部/Faculty of Economics | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
木/Thu 2 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||
学年 /Year |
3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
芦田 昌也 | ||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | ||||||||
教室 /Classroom |
西2号館E105/E105 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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芦田 昌也 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
Webアプリケーション(Webブラウザを操作画面として使用するアプリケーション)の作成を通して,入力欄のあるWebページの作成方法と,そこから入力されたデータを処理し,結果をWebページとして表示するためのプログラムの作成方法を学ぶ. 授業を通して実際に完成するであろうプログラムは規模の小さいものであるが,必要な知識は広範囲におよぶ.Webアプリケーションの仕組みやそれを実現する技術について理解を深めることで,情報システムの導入や設計に利用者の立場からシステム開発者と協力できる人材に近づいてもらいたい. |
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到達目標 /Course Objectives |
小規模Webアプリケーションの作成を通して,情報システムの設計から実装までを体験し,HTMLと使用するプログラミング言語の初歩的な知識と技能を身につける. ・入力欄となる要素を含んだHTML文書を書くことができる. ・Webページからの入力データを受け取るプログラムを作ることができる. ・受け取ったデータを適切に処理するプログラムを作ることができる. ・処理結果をHTML文書として出力するためのプログラムを作ることができる. ・HTML文書を出力するプログラムを応用し,入力欄を含んだHTML文書を出力することができる. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
次の項目により評価する. ・演習の成果,小テストの成績からなる総合評価(50%) ・単位認定試験の成績(50%) |
教科書 /Textbook |
必要に応じて資料を配付する. |
参考書・参考文献 /Reference Book |
杉浦 賢(著)「「アルゴリズム」のキホン 」ソフトバンククリエイティブ ISBN-13: 978-4-7973-6069-1 杉浦 賢(著)「図解でかんたんアルゴリズム」ソフトバンククリエイティブ ISBN-13: 978-4-7973-7093-5 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
次の科目の単位を修得している者は,この科目を履修できない. ・「応用プログラミング」(2単位) ・「情報システムデザイン」(2単位) |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
次のコンピュータ操作ができること ・ファイルの操作(コピー,移動,フォルダの作成など) ・スムーズなタイピング ・Moodleの操作(ファイルのダウンロード・アップロード) ・メモ帳などテキストエディタの操作 次のいずれかの知識・経験があること ・情報学,情報処理,プログラミング関連の授業科目の履修経験 ・プログラミングについての知識(変数,配列,処理の基本構造など) |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
「情報処理 ⅡA」「情報処理 ⅡB」(教養科目) 「プログラミング」 「システムと情報 A/B」 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
・演習環境の使用方法を身に付けること ・毎回の授業で作成するプログラムが動作するように,次の授業までに仕上げること ・処理の流れとプログラムの記述を対応付けて理解しておくこと ・利用者の視点から「使いにくい」「不親切」などのような箇所を見つけること ・改善を実現する方法を考えること |
その他連絡事項 /Other messages |
原則として,対面授業を行う. ・授業ではパソコンを使用する. ・資料・教材は Moodle で提供する. ・課題の提出,小テスト・単位認定試験の受験も Moodle を利用する. ・課題の提出期間,小テストの受験期間は,原則として延長しない. 演習環境を各自で準備する必要がある(最初の授業で取り組む). ・空き容量が2G程度ある USB メモリを準備すること. ・Mac を使用している場合は,パソコン本体に必要な環境をインストールすることに留意すること ・この科目の単位を修得したあと,「情報システムデザインⅡ」を履修する予定があるならば,演習環境と作成したプログラムを残しておくこと. |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
動くようになるまであきらめないこと.正しい動作になるまで修正を続けること.動かなかったプログラムが動くようになったなら,それまでは,なぜ動かなかったのか,なぜ動くようになったのか,自分で説明できるようになるまで検証すること.この作業を自分で繰り返していると時間がかかる.でも,他人に頼ると,いつまでたっても自分の力にならない.できるだけひとりで頑張ること. アクティブラーニングガイドライン (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
第1クォーター 月曜5限: 場所 西3号館 525室 または, ・授業の内容に関する質問は,Moodle のフォーラムで受け付ける. ・授業について個人的な事情が関係する質問・相談は Moodle のメッセージで受け付ける. ・いずれも,内容によってはすぐに回答できないことにご理解・ご了承ください. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E60053J01000B342,E60053J01000S342 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | 演習環境の準備 | この授業で使用する演習環境をUSBメモリ上に構築する.演習環境を利用する上で最低限必要になる知識を学ぶ. | |
2 | 第2回 | HTML文書の記述(1) | HTML文書の基本的な構造と記述方法を学ぶ. | |
3 | 第3回 | HTML文書の記述(2) | ウェブページに入力欄や選択ボタン(ラジオボタン)を設け,そこへの入力結果や選択結果などをウェブサーバに送信するための方法を学ぶ. | |
4 | 第4回 | データの送受信と受信データの表示 | 変数,画面への出力について学び,受信データをそのまま表示するプログラムを作成する. | |
5 | 第5回 | 各種構文を使用した受信データの処理 | リスト(配列),繰り返しの構文,条件分岐の構文を学び,受信データを各入力欄からのデータに分割し,わかりやすく表示するプログラムに修正する. | |
6 | 第6回 | 表示ページの生成 | 受信データを確認するウェブページとなるHTML文書の生成プログラムを作成する. | |
7 | 第7回 | プログラムの整理と処理の一般化 | システムの一連の処理の流れを制御するプログラムとHTML文書を生成するプログラムに再構成する | |
8 | 第8回 | まとめと単位認定試験 | 課題と単位認定試験に取り組む. |