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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/05/21 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
情報システムデザインⅠ/Information Systems DesignⅠ
時間割コード
/Course Code
E1G40007_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 3
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
芦田 昌也
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
東1号館E1-102/E1-102
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
経済学部 2.専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
芦田 昌也 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
 Webアプリケーション(Webブラウザを操作画面として使用するアプリケーション)の作成を通して,入力欄のあるWebページの作成方法と,そこから入力されたデータを処理し,結果をWebページとして表示するためのプログラムの作成方法を学ぶ.
 授業を通して実際に完成するであろうプログラムは規模の小さいものであるが,必要な知識は広範囲におよぶ.Webアプリケーションの仕組みやそれを実現する技術について理解を深めることで,情報システムの導入や設計に利用者の立場からシステム開発者と協力できる人材に近づいてもらいたい.
到達目標
/Course Objectives
 小規模Webアプリケーションの作成を通して,情報システムの設計から実装までを体験し,HTMLと使用するプログラミング言語の初歩的な知識と技能を身につける.
 ・入力欄となる要素を含んだHTML文書を書くことができる.
 ・Webページからの入力データを受け取るプログラムを作ることができる.
 ・受け取ったデータを適切に処理するプログラムを作ることができる.
 ・処理結果をHTML文書として出力するためのプログラムを作ることができる.
 ・HTML文書を出力するプログラムを応用し,入力欄を含んだHTML文書を出力することができる.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
 次の項目により評価する.
 ・演習の成果,小テストの成績からなる総合評価(50%)
 ・単位認定試験の成績(50%)
教科書
/Textbook
なし.
参考書・参考文献
/Reference Book
なし.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
 次の科目の単位を修得している者は,この科目を履修できない.
 ・「応用プログラミング」(2単位)
 ・「情報システムデザイン」(2単位)
 演習では「ターミナル」と呼ばれるアプリを操作する必要がある.これまでのパソコン操作とは少し異なることと,その操作のために授業内容とは直接関係がない知識を必要とする.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
 次のコンピュータ操作ができること,または身につける意欲があること
 ・ファイルの操作(コピー,移動,フォルダの作成など)
 ・スムーズなタイピング
 ・Moodleの操作(ファイルのダウンロード・アップロード)
 ・メモ帳などテキストエディタの操作
 ・ターミナル(キーボードから命令を入力してコンピュータを操作するツール)の操作

 次のいずれかの知識・経験があること
 ・情報学,情報処理,プログラミング関連の授業科目の履修経験
 ・プログラミングについての知識(変数,配列,処理の基本構造など)

履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「情報処理 ⅡA」「情報処理 ⅡB」(教養科目)
「プログラミング」
「システムと情報 A/B」
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
・演習環境の使用方法を身に付けること
・毎回の授業で作成するプログラムが動作するように,次の授業までに仕上げること
・処理の流れとプログラムの記述を対応付けて理解しておくこと
・利用者の視点から「使いにくい」「不親切」などのような箇所を見つけること
・改善を実現する方法を考えること
その他連絡事項
/Other messages
 原則として,対面授業を行う.
 ・授業ではパソコンを使用する.
 ・資料・教材は Moodle で提供する.
 ・課題の提出,小テスト・単位認定試験の受験も Moodle を利用する.
 ・課題の提出期間,小テストの受験期間は,原則として延長しない.
 ・この科目の単位を修得したあと,「情報システムデザインⅡ」を履修する予定があるならば,作成したプログラムを残しておくこと.
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
 動くようになるまであきらめないこと.正しい動作になるまで修正を続けること.動かなかったプログラムが動くようになったなら,それまでは,なぜ動かなかったのか,なぜ動くようになったのか,自分で説明できるようになるまで検証すること.この作業を自分で繰り返していると時間がかかる.でも,他人に頼ると,いつまでたっても自分の力にならない.できるだけひとりで頑張ること.

アクティブラーニングガイドライン
(6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習
オフィスアワー
/Office Hours
第1クォーター 月曜5限: 場所 西3号館 525室
または,
・授業の内容に関する質問は,Moodle のフォーラムで受け付ける.
・授業について個人的な事情が関係する質問・相談は Moodle のメッセージで受け付ける.
・いずれも,内容によってはすぐに回答できないことにご理解・ご了承ください.

科目ナンバリング
/Course Numbering
E60053J01000B342,E60053J01000S342,K60051J91000P386
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole course
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 演習環境の準備
演習環境を準備する.それを利用する上で最低限必要になる知識を学ぶ.
2 第2回 情報システムの設計・開発の方法 情報システムの捉え方や,設計・開発の一般的な方法を学ぶ.
3 第3回 HTML文書の生成 入力欄(ラジオボタン)とそこからのデータを送信する機能のあるウェブページをプログラムから生成する.
4 第4回 データの送受信と受信データの表示 変数,画面への出力について学び,受信データをそのまま表示するプログラムを作成する.
5 第5回 入力内容を確認するページの生成 リスト(配列),繰り返しの構文,条件分岐の構文を学び,受信データを各入力欄からのデータに分割し,わかりやすく表示するプログラムに修正する.
6 第6回 セッションの利用 セッションを利用して,ページ遷移を伴うデータの受け渡しの方法を学ぶ
7 第7回 入力内容を修正するページの生成 受信データを初期値として,入力内容を修正するウェブページをプログラムから生成する.
8 第8回 プログラムの終了処理
単位認定試験
入力内容を確定しプログラムを終了する処理を加える
単位認定試験に取り組む

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