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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
監査論Ⅰ/Auditing Ⅰ
時間割コード
/Course Code
E1G30025_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
藤原 靖也
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西2号館E103/E103
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
経済学部 2.専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
藤原 靖也 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
上場企業等は,法令等に基づいて作成した計算書類や内部統制報告書につき会計監査・内部統制監査ならびに四半期レビューを独立した監査人により受けなければなりません。本講義では,なぜこのような監査やレビューが必要か,期待される機能は何か,またどのような考え方により監査やレビューは行われるのかについて理解を深め,監査論の概要を理解し説明できるようになることを目標とします。
監査は社会にとって重要なインフラストラクチャーである一方,実施に関しては難しい課題が山積していることを理解してほしいと考えています。
到達目標
/Course Objectives
監査論に関する専門的知識を修得・理解するとともに、会計監査や内部統制監査に係る課題を論じることができるようになることを目的とする 。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
(1)講義への貢献度・各回のプレゼンテーションの内容(60%)および(2)最終課題(40%)により評価する。うち,(1)については各自のプレゼンテーションのレベルの総点数(各回100点満点)を加重平均し,総点数の60%になるよう評価する。(2)については提出された課題のレベルに応じ評価する。なお,当該課題の提出は単位の認定要件であり,最終課題を指定した期日に提出しない場合、単位は認定しない。
教科書
/Textbook
伊豫田隆俊・松本祥尚・林隆敏(2022)『ベーシック監査論(九訂版)』同文舘出版
その他,監査基準・監査基準委員会報告書等の資料を適宜使用します(Webで無償公開されています)
参考書・参考文献
/Reference Book
例えば以下が参考になる。
山浦久司(2022)「監査論テキスト(第8版)」中央経済社
長吉眞一・伊藤龍峰ほか(2022)「監査論入門(第5版)」中央経済社
蟹江章ほか(2022)「スタンダードテキスト監査論(第6版)」中央経済社
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
財務会計論・原価計算論などの会計学に関する理解はもとより、会社法を含む法学、証券市場論および企業倫理論やコーポレート・ガバナンス論を含む経営管理分野の理解が監査論の受講の前提となることに留意すること。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
上述の学問に係る基本的知識が不足しているものは必ず講義開始前までに基礎的知識を補っておくことに加え、種々の社会問題に深い理解を有していることが履修するうえで必要な事項である。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
商業簿記、財務会計論、工業簿記、原価計算論、管理会計論、会社法(とくに機関および株式分野)、経営管理論、企業倫理論、経営戦略論、コーポレート・ガバナンス論等。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
各回に教示する内容はテキストの各章に対応しています。講義中に対応箇所を指示します。予習をしっかりと行うとともに復習もしっかりと行ってください。
その他連絡事項
/Other messages
なお、近年における監査制度に関する規定ついては改訂が続いています。改訂の概要については講義内で補足します。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
学生による発表・議論を主とし、講義内容の理解の促進や思考力を身に着ける一助とする。

※該当する「アクティブ・ラーニング・ガイドライン」の項目は以下の通りである:
・普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習
・発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習
・発見学習・体験学習
・学生による発表をともなう学習
・発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習
・複数の領域にまたがる解法を必要とする学習
・グループワークをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
火曜3限・西3号館420研究室にて対応する。
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07103J01000B333,E07103J01000A333
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 監査の必要性と機能(1) 監査の必要性と機能について検討を加える。
2 第2回 監査の必要性と機能(2) 監査の必要性と機能についてさらなる検討を加えたのち、その課題について検討を加える。
3 第3回 リスク・アプローチ(1) 現在の会計監査における核となるリスク・アプローチについて概説する。
4 第4回 リスク・アプローチ(2) リスク・アプローチの概要についてさらなる検討を加えたのち、ケースを取り上げ議論を行う。
5 第5回 監査戦略の策定と監査の実施(1) 監査戦略の策定・実施に関する基礎概念を解説したのち、監査戦略立案に関し理解を深める。
6 第6回 監査戦略の策定と監査の実施(2) ケースを取り上げつつ、主にリスク評価手続きに関し検討を加える。
7 第7回 監査戦略の策定と監査の実施(3) 監査戦略を踏まえたリスク対応手続と監査の完了までにつきケースを取り上げ検討する。
8 第8回 本講義のまとめ 本講義のまとめを行ったのち、論点を提示する。

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