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科目一覧へ戻る | 2025/05/21 現在 |
開講科目名 /Course |
プロジェクトマネジメント | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
E1G20023_E1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学部/Faculty of Economics | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 3 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
西釜 義勝/NISHIGAMA Yoshimasa | ||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||
教室 /Classroom |
東2号館L101/東2号館L101 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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西釜 義勝/NISHIGAMA Yoshimasa | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
プロジェクトとは、特定ミッションを受けて、始まりと終わりのある特定期間に、資源、状況などの制約条件のもとで達成を目指す、将来に向けた価値創造事業である。その活動には常に不確実性を伴う。本講義では、専門職能を駆使して、プロジェクトを公正な手段で効率的、効果的に遂行して、確実な成果を獲得する実践的能力をプロジェクトに適用する「プロジェクトマネジメント」の基本的な概念や手法を理解する。企業がいかにして社会との関係を築きながら経営を行っているのかということについて組織と個人の関わり合いから考え、プロジェクトの仕組みを学習する。多くの事例を示すことで、受講生が理論と実践を統合した複眼的視点を構築できることを目指す。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・プロジェクトマネジメントの用語の意味について理解できる。 ・プロジェクトマネジメントの諸概念、その生成された背景および歴史について理解できる。 ・プロジェクトにおける仕組みについての基本的知識を修得し説明できる。 ・企業のプロジェクトマネジメントの現況を説明できる。 ・現代社会におけるマネジメントの変容を理解できる。 ・自らの暮らしを豊かにするためのヒントを得る。 ・企業活動での現象を総合的に理解し考察するための事実の見方を修得できる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
・最終レポート:50% ・課題レポート:20% ・小テスト:10% ・授業への参加意欲:20% |
教科書 /Textbook |
根来龍之・富樫佳織・足代訓史(2020)『この一冊で全部わかるビジネスモデル―基本・成功パターン・作り方が一気に学べる』SBクリエイティブ. |
参考書・参考文献 /Reference Book |
・適宜、講義中に紹介します。 味香興郎・藤井一郎・澤田兼一郎編(2017)『【改訂版】業種把握読本-時代の潮流を的確に把握し、勝ち残るための戦略を立てる』金融ブックス株式会社. |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
1)事前学習・事後学習を行うこと。 2)疑問点があれば、質問をして早期の解決を図ること。 3)新聞、ニュースなどに目を通す習慣を身に付け、社会の動向を把握できることが望ましい。 4)メモをとる習慣を身に付けること。 5)身の回りで起きている現象に日頃から関心を抱き、自らの考え方をしっかりと持つこと。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
・幅広い教養やスキル ・専門的知識・技能、職業理解に対する姿勢 ・課題発見能力 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
経営学分野の諸科目(経営戦略論、経営管理論、国際経営、消費者行動、マーケティング、生産管理、人的資源管理、組織行動、イノベーション等)と内容的に深く関係するため、これらの諸科目についても受講することが望ましい。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
「授業外学修課題」に取り組むことに加え、その回の授業の内容を丁寧に復習し、次回の授業に向けて予習をすること。 |
その他連絡事項 /Other messages |
・オフィスアワーや講義時間の前後以外で質問がある場合は、メールで受け付ける。メールには必ず件名、氏名、所属を明記すること。 ・講義終了後のコメントカードで質問等を受け付ける。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
講義はパワーポイントを使用して実施する。また、適宜映像資料やディスカッションの時間を持ちながら講義を進める。 |
オフィスアワー /Office Hours |
時間:水曜日13:30~14:30 場所:研究室 ・上記以外の場合、申し出て下さい。 ・講義時間の前後以外で質問がある場合は、メールで受け付ける。メールには必ず件名、氏名、所属を明記すること。 ・講義終了後のコメントカードで質問等を受け付ける。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07082J91001G222,E07082J91001B222,E07082J91001P222 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション 講義の進め方の説明とプロジェクトマネジメントを学ぶ意義 |
本講義の目的や進め方、評価方法、スケジュール、約束事といった概要について説明する。さらに、講義で取り上げる「プロジェクトマネジメント」とはどのようなものであるのか、経済と経営の違いを把握した上で、経営学におけるプロジェクトの位置づけを確認し、事例を基にイメージをつかみ、学ぶ意義を受講生との間で共有する。 | |
2 | 第2回 | 現代社会と企業 企業が社会に与える影響 |
多くの人々が働いている企業とは、社会の中でどのような機能を果たしているのか。なぜ、企業は社会の中で存在できるのか。これらの問いかけに対し、企業という存在を「製品・サービスの提供を主な機能としてつくられた、人と資源の集合体で、一つの管理組織のもとにおかれたもの」と定義して考える。 | |
3 | 第3回 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトやチームの意義を理解し、どのように構築するのか、運営方法について学習する。 | |
4 | 第4回 | ビジネスモデルのマネジメント(1) ビジネスモデルの基礎知識 |
ビジネスモデルの基礎知識とフレームワークについて理解する。 | |
5 | 第5回 | ビジネスモデルのマネジメント(2) ビジネスモデル分析 |
ビジネスモデルを視覚的・俯瞰的に理解できるツールを説明する。 | |
6 | 第6回 | 外部経営環境分析と内部経営環境分析 | 企業を取り巻く市場環境ならびに経営環境を分析するフレームワークと自社の内部およびパートナー企業を分析するためのフレームワークを解説する。 | |
7 | 第7回 | ビジネスモデルキャンバス ビジネスモデルジェネレーション |
ビジネスモデルを記述、分析、デザインするために、戦略的思考を視覚化するツールとして①顧客セグメント、②価値提案、③チャネル、④顧客との関係、⑤収益の流れ、⑥リソース、⑧パートナー、⑨コスト構造という9つの構築ブロックから構成される「ビジネスモデルキャンバス」の全体像を学習する。 | |
8 | 第8回 | イノベーションマネジメント(1) イノベーションとそのタイプ |
イノベーションとは、どのようなものであるのか。なぜ重要であり、どうしてマネジメントしていかなければならないのか、重要性や意義について受講生との間で共有し、イノベーションマネジメントが現代の企業にとって重大な課題のひとつであることを理解する。 | |
9 | 第9回 | イノベーションマネジメント(2) イノベーションのプロセス |
イノベーションが何をきっかけにして生まれ、どのような段階を経て、いかにして最終的な成果獲得に結びついていくのか、また、その中でどのような困難が待ち構えているのかというイノベーション・プロセスについて学習する。 | |
10 | 第10回 | イノベーションマネジメント(3) イノベーションの普及 |
いったん生まれたイノベーションはどのようにして普及していくのか、また、普及に伴い、産業の特性や競争構造はどのように変化していくのかというイノベーションのパターンについて製品ライフサイクル等を基に考える。 | |
11 | 第11回 | サービスマネジメント(1) サービスの特性 |
サービスとは何であるのか、なぜ重要であるのか、どのような特性があるのかといったことについて事例をあげて考える。 | |
12 | 第12回 | サービスマネジメント(2) サービスの消費と生産の管理 |
サービスでは、生産(提供)と消費(利用)が同時に行われ、提供者と利用者の相互作用において共に価値が創り上げられていく。サービス提供のプロセス管理について学習する。 | |
13 | 第13回 | プロジェクトを担う人材 組織と個人の関わり合い、キャリアデザイン |
キャリアデザインは、自分が目指したい、楽しく充実した仕事人生のために、自分のキャリアを開発していく、そのためのプランを立てるという考え方である。キャリアの入口付近という節目である大学生活を過ごす中ですべきことは何か、キャリアデザインの視点から考え、アイデアを導き出す。 | |
14 | 第14回 | ゲスト講師を招いての講義(予定) | 本講義に関連するゲスト講師を招いて授業を展開することで、受講生の専門的な理解を深める。 | |
15 | 第15回 | まとめ:プロジェクトマネジメントの展望 | これまでの講義で学習した内容を振り返り、プロジェクトマネジメントを学ぶ意義と要点を確認する。また、事前に講義の中で受講生に調べ学習として、プロジェクトに関する理論と実践を結びつけてもらえる内容のレポートを期限を設けて提出してもらう。自らの考えた内容を発表してもらい、全員で議論を深めてから、最後に担当教員が総括する。 |