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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
企業倫理論B/Business Ethics B
時間割コード
/Course Code
E1G20011_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
高見 直樹/Naoki Takami
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西2号館E301/E301
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
経済学部 2.専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
高見 直樹/Naoki Takami 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
企業倫理の理論と実際について考える。企業倫理は、企業をめぐる不祥事が発生するたびに話題になり、企業に対して倫理性が要求される。
企業倫理論Bでは、企業倫理の理論を踏まえたうえで、まず、「企業の利益至上主義によって生じる非倫理的な取り組み」について考察し、次に、「企業の倫理的な取り組み」について考察する。この講義の第一の目的は、企業倫理とは何かを考えることである。そして第二の目的は、企業が倫理的な行動をするためにはどうすればよいかを考えることである。講義では、これらを、企業倫理の理論および企業の実際の事例を取り上げながら考えていく。
到達目標
/Course Objectives
企業が抱える倫理的な課題について認識し、そのうえで、企業になぜ倫理が必要か、企業が倫理的に行動するためにはどうすればよいかについて、考える力を身につけること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
・「最終試験」と「複数回のレポート課題(予告なし)」を用いて評価する予定でいる。
・レポート課題は、実施した当日の授業時間内に提出されたもののみを受理する。
・レポートの未提出は、「最終試験」(100点)の点数から1回につき10点を減点する。

・レポートは、「最終試験」の点数に対して、加点の対象にはならない。
・成績は、授業に出席していることを前提のうえで評価する。
・レポートを全て提出し出席状況も良くても、「最終試験」の成績が悪ければ単位を認定しない。
・最終成績80点以上は、「最終試験」の点数も、レポートの内容も、授業への参加態度も全て良いことを条件とする。
・「最終試験」の点数、レポートの内容・提出状況、授業への参加態度のうち、いずれかの評価が極端に低い場合には、総合評価が低くなる。
・レポート・最終試験等において、他の受講生のレポート・答案を複写しているような悪質なケースは、不正行為とみなす。
・日々、環境が変化する状況であるため、上記の予定が変更になる場合には授業中に別途伝える。
成績評価に関する詳細については、初回に伝える。
教科書
/Textbook
特定の教科書を指定しない。プリントを用いる。下段で示しているような、参考書・参考文献や論文等(日本語や外国語)の一部を用いることも予定する。プリント・資料は、Moodleに順に掲載していく予定でいる。掲載期限のあるものもあるので、各自で順にプリントアウトしておくこと。詳細については初回のイントロダクション(Moodle)で伝える。
参考書・参考文献
/Reference Book
必要に応じてその都度指示する。
以下の文献は、本講義に関連する文献の一部である。
『企業行動とモラル』岡本人志(著)文眞堂。『企業倫理学』万仲脩一(著)西日本法規出版。『企業倫理学の構想』万仲脩一(著)ふくろう出版。『現代企業の新地平』片岡信之/海道ノブチカ(編)千倉書房。『経営倫理用語辞典』日本経営倫理学会(編)白桃書房。『企業不祥事と日本的経営』十名直喜(著)晃洋書房。『ザ・コーポレーション』マーク・アクバー、ジェニファー・アボット、ジョエル・ベイカン(著)河出書房新社。『実践ビジネスエシックス』中村葉志生/福本高興(著)ミネルヴァ書房。『ビジネスの倫理学』梅津光弘(著)丸善株式会社。『現代ドイツ経営経済学』海道進/吉田和夫/大橋昭一(編著)税務経理協会。『企業倫理入門』出見世信之(著)同文舘出版。『正義は我にあり-西宮冷蔵・水谷洋一の闘い』ロシナンテ社編集部(編)アットワークス。『ネッスルは赤ちゃんの敵?』ベルン第三世界研究グループ編著、羅門三郎(訳)文人社。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
・対面授業であるが、Moodleも利用する予定であるため、各自、対応できるようにしておくこと。
・メール確認をする習慣をもっておくこと。
・予告なしのレポート課題については、その内容に応じて、指定のレポート用紙を配布し、授業時間内に提出して貰う場合と、各自のPCを用いてレポートを作成し授業時間内に提出して貰う場合との組み合わせを予定している。前者を多くする予定でいる。
・授業終了間際に、レポートを提出することだけを目的に教室に入室してくるような受講生には、レポート用紙を配布しない。
・「最終試験」だけを受けて、要領よく単位をとることができるとは思わないで欲しい。
・レポート課題においては、他の受講生の課題の複写を提出するような悪質な行為は、不正行為とみなす。
・レポートの未提出の回数について気になる人は、自分で休んだ回数のメモをしておくこと。
・自ら考えて、心から学ぶ意欲のある者の参加を望む。
★筆記用具を用いて、説明に関してメモをとるようにすること。ただ席に座って、レポートの感想を書いて提出しているだけのような受講生は、最終試験の出来が悪い傾向がある。
★学生証を持参し、出席カードに毎回、かざすこと。時刻も記録される。
★欠席に関しては、大学の規定により公欠と認められているもの(大学に申請して認められているもの)に対してのみ、対応する。それ以外の欠席については、対応しない。4年生でも対応しない。
・状況に応じて、途中でオンラインでの授業に変更になる可能性もありうる。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
・ムードルも利用するため、各自、対応できるようにしておくこと。資料の閲覧・課題の提出時に、ムードルを使うこともある。
・授業で用いるプリント・資料については、ムードルに順に掲載していく予定である。掲載に期限のあるものもあるので、各自でプリントアウトをしておくこと。
★学生証を、毎回、出席のカードリーダーにかざすこと。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「企業倫理論A」で学んだ理論を活用して説明することもある。
「経営管理論」「経営戦略論」「ソーシャルビジネス論」等も履修しておくことを推奨する。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
予習および復習に相当な時間が必要である。とりわけ、対面で最終試験も実施するので、復習には相当の時間が要する。また、日頃から新聞をよく読み、企業倫理への関心を深めておくこと。
その他連絡事項
/Other messages
PCを使用する。Moodleを利用する。対応できるようにしておくこと。
メールで連絡がとれるようにしておくこと。
授業時間内に、各自、wordでレポートを作成し、pdfに変換して、授業時間内にレポートを提出して貰うことも予定している。word原稿をpdfに変換できるようになっておくこと。

・学生証・筆記用具・PCを持参すること。
・「最終試験」だけを受けて、要領よく単位をとることができるとは思わないで欲しい。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習を行う。
「アクティブ・ラーニング」実施要項 ④
オフィスアワー
/Office Hours
火曜日:12時40分‐13時00分。高見研究室。
事前にメールで予約すること。
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07083J01000B323,E07083J01000S323
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 最終回に「最終試験」を実施する。
なお授業の進捗状況によっては、各回の順番が変更することもある。
イントロダクション
PC使用
2 非倫理的な行為とは何か PC使用
3 企業体制と企業倫理 PC使用
4 企業不祥事の事例 PC使用
5 企業倫理の先進的な事例
(企業対話の取り組み)
PC使用
6 企業倫理の先進的な事例
(調達先に関する取り組み)
PC使用
7 企業倫理の先進的な事例
(雇用に関する取り組み)
PC使用
8 まとめと最終試験 PC使用

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