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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
日本的経営論B/Japanese Management B
時間割コード
/Course Code
E1G20009_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
高見 直樹/Naoki Takami
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西2号館E201/E201
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
経済学部 2.専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
高見 直樹/Naoki Takami 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
1970年代にはいると、「日本的経営」は、日本経済の急速な成長をもたらした要因として、世界中から高く評価された。しかしながら、1990年代以降、日本の企業経営をめぐる問題は深刻さを増し、旧来の日本的な経営方法に対する批判が盛んにおこなわれるようになった。さらに、近年においては、「日本的経営」に対する批判がなされる一方で、これまでなされてきた「日本的経営」を再評価しようとする動きも見られるようになってきている。この点については、海外の研究者による見解についても取り上げる。この授業は、日本的経営論Aの内容を理解していることを前提のうえで授業をすすめていく。
本講義の目的は、日本的経営をめぐる議論の本質を探り、日本企業の今後の経営のあり方について考察することである。
到達目標
/Course Objectives
日本的経営に関する基礎知識を身につけたうえで、日本企業の今後の経営のあり方について考察できるようになること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
★【最終試験】と【複数回のレポート課題(予告なし)】を用いて評価する予定でいる。
★【レポート課題】の未提出は、【最終試験】(100点)の点数から1回につき10点を減点する。
★【レポート課題】は、実施した授業時間内に提出されたもののみを受理し、授業時間外は受理しない。
・「レポート課題」は、「最終試験」の点数に対して、加点の対象にはならない。
・ 最終的な成績は、授業に出席していることを前提のうえで評価する。

・最終的な成績80点以上は、「最終試験」の点数も、「レポートの内容・提出状況」も、「授業への参加態度」も全て良いことを条件とする。
★「レポート」を全て提出し、出席状況も良くても、「最終試験」の点数が悪ければ単位を認定しない。
・「最終試験」の点数、複数回の「レポートの内容・提出状況」、「授業への参加態度」のうち、いずれかの評価が極端に悪い場合には、総合評価(=最終成績)の点数が低くなる。

・レポート・最終試験等において、他の受講生のレポート・最終試験を複写しているような悪質なケースは、不正行為とみなす。
・「授業への参加態度」は、学生証によるカードリーダーの出席確認(時刻が記録され、過度な遅刻の状況や欠席状況が確認できる)、レポートの中身(授業の内容の理解度等)、授業中の教室内での雑談等の迷惑行為の有無によって判断する。
・環境が変化する状況であるため、上記の予定が変更になる場合には授業中もしくはメールにて伝える。
・「最終試験」は、「レジュメに記載された内容・板書した内容・配布資料」と、「授業中に口頭で繰り返し説明した内容」と、どちらからも出題する予定である。そのため、授業を真面目に受けている人には解け、そうではない人には難しいような問題も作問する予定でいる。
・成績評価に関する詳細については、初回に伝える。
教科書
/Textbook
特定の教科書は指定せず、プリント・資料を用いる予定でいる。
ムードルに、プリント等を掲載していく予定でいる。
プリント・資料は掲載期限があるので、期限内に各自でプリントアウトしておくこと。
詳細については、初回の授業で伝える。
参考書・参考文献
/Reference Book
必要に応じてその都度指示する予定である。
(順不同)
阪野峯彦/平井東幸/猪平進/海野博/籠幾緒『企業経営学の基礎』税務経理協会。
岩尾俊兵『日本“式”経営の逆襲』日本経済新聞出版。
片岡信之(編著)『新版 要説 経営学』文眞堂。
上林憲雄(編著)『変貌する日本型経営』中央経済社。
伊丹敬之『日本企業の復活力』文春新書。
高橋伸夫『虚妄の成果主義』日経BP社。
今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』文春新書。
岡本大輔/古川靖洋/佐藤和/馬塲杉夫『深化する日本の経営』千倉書房。
掘出一郎『日本的経営の源流を尋ねて』麗澤大学出版会。
大野耐一『トヨタ生産方式』ダイヤモンド社。
太田肇『日本的人事管理論』中央経済社。
ジェームス・C・アベグレン『日本の経営』(山岡洋一訳:新訳)日本経済新聞社。
ジェームス・C・アベグレン『新・日本の経営』(山岡洋一訳:新訳)日本経済新聞社。
ウィリアム・G・オオウチ『セオリーZ』(徳山二郎:監・訳)CBS・ソニー出版。
エズラ・F・ヴォーゲル『ジャパンアズナンパーワン』(広中和歌子/木本彰子訳)TBSブリタニカ。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
・「最終試験」だけを受けて、要領よく単位をとることができるとは思わないで欲しい。
・最終試験は、授業を真面目に受けている人には解け、そうではない人には難しい問題も作問する。
・授業の欠席の多い人や遅刻の多い人は、最終試験の点数も低い傾向にある。授業中のレポートが不十分な人も、最終試験の点数が低い傾向にある。そのため、学ぶ意欲をもって授業に挑むことが必要である。
・対面授業ではあるが、ムードルを利用して授業をする予定であるため、各自、ムードルに対応できるようにしておくこと。
・Word原稿をPDFファイルに変換できるようになっておくこと。
★学生証を持参し、毎回、カードリーダーで出席登録をすること。時刻も、過度な遅刻の状況も記録される。学生証を忘れたり、カードリーダーにかざすのを忘れた場合には、「欠席」の扱いとなる。大教室の授業の場合、個別に対応はできないので気をつけること。
★欠席に関しては、大学の規定により公欠と認められているもの(大学に申請して認められているもの)に対してのみ、対応する。それ以外の欠席については、対応しない。4年生も同様である。
・レポート課題の指定用紙を配り始めると、教室の外から中に入ってくるようなタイプの受講者については、レポート課題の用紙を配付しない。
・レポートの代筆も不正行為とみなす。レポート課題の指定用紙は、配付時に教室内に居る人にしか配付しない。
・くれぐれも本当に学ぶ意欲のある人にのみ、受講登録をしてもらいたい。
・授業の妨げになるような行為を繰り返す人には、退室を求めることもありうる。
★筆記用具を用いて、授業中に口頭で説明したこともメモをとるようにすること。ただ席に座って、板書の内容だけを写して、レポートをとりあえず書いて提出しているだけのような受講生は、最終試験の点数が悪い傾向にあるので、しっかりと学ぶことが必要である。
・レポートの未提出の回数、欠席・遅刻の合計回数について気になる人は、自分でメモしておくこと。
・レポートは、手書きで提出してもらう場合と、ムードルにPDFファイルで提出してもらう場合を予定している。レポート用紙は、出席人数分しか配付しない。
・状況に応じて、途中でオンラインでの授業に変更になる可能性もありうる。その場合は、メールで連絡する。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
・対面授業内で、PCを利用する。
・ムードルを利用して授業をする予定であるため、各自、対応できるようにしておくこと。
・プリント・資料につては、ムードルに、順に掲載していく予定でいる。
・プリント・資料については、ムードルの掲載期間中に、各自で、プリントアウトしておくこと。
・学生証を、毎回、カードリーダーにかざすこと。
・授業中にレポートの提出を求めることもあるため、PC・筆記用具を持参すること。
・詳細については、初回の授業で伝える。
・メールはこまめに確認しておくこと。急な連絡や重要な連絡をメールですることもありうる。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「経営学」をなるべく事前に受講しておくこと。
「日本的経営A」を事前に受講しておくこと。
「日本的・リーン生産システム論」。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
日頃から新聞をよく読み、日本企業の経営のあり方について関心を深めておくこと。最終試験も実施する予定であるため、復習にも十分な時間を必要とする。
その他連絡事項
/Other messages
ムードルを利用して授業をする予定である。対応できるようにしておくこと。
詳しくは、初回の授業で伝える。
メールを日頃から確認すること。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
レポートを通じて、学生が自身の学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認できる仕掛けをともなう学習。「アクティブ・ラーニング」実施要項 ⑪
オフィスアワー
/Office Hours
火曜:12時40分‐13時00分。高見研究室。
事前にメール等で予約してください。
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07083J01000B223,E07083J01000A223,E07083J01000S223
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 最終回に「最終試験」を実施する。
なお授業の進捗状況によっては、各回の順番が変更することもありうる。

イントロダクション
PC使用
2 アメリカの研究者からみた「日本的経営」とは① PC使用
3 アメリカの研究者からみた「日本的経営」とは② PC使用
4 日本の研究者からみた「日本的経営」とは PC使用
5 企業集団・株式の相互持合いについて PC使用
6 日本企業の現状と問題点:労務管理について PC使用
7 日本企業の現状と問題点:生産管理について PC使用
8 まとめと最終試験 PC使用

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