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科目一覧へ戻る | 2025/05/21 現在 |
開講科目名 /Course |
◆エネルギービジネスB/Energy Business B | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
E1G10103_E1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学部/Faculty of Economics | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第4クォーター/4Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 4 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
第4クォーター/4Q | ||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
藤井 淳/FUJII Atsushi | ||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||
教室 /Classroom |
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開講形態 /Course Format |
遠隔授業(授業回数全体の半分以上) | ||||||||
ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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藤井 淳/FUJII Atsushi | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
エネルギーを取り巻く環境は急速に変化しており,カーボンニュートラル(脱炭素)社会の実現に向け,新技術などを活用したビジネスの可能性が広がっています.こうした新規事業の経済性評価は,企業の意思決定に直結する重要なプロセスです.本講義では,石油・ガス探鉱開発から再生可能エネルギープロジェクトまで,幅広い事業投資の実務経験を有する担当教員が,企業で実際に用いられている分析手法を交え,事業評価の考え方を解説します. |
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到達目標 /Course Objectives |
事業評価におけるプロジェクトのリスク分析と経済合理性について,定性・定量の両面から説明できるようになることを目指します. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
成績は,講義内で指示した課題の提出物(レポート,ミニッツペーパーなど最大7回提出)の内容をもとに評価します.これらは定期試験と同様に学習の理解度を測るものですので,真摯に取り組んでください.誤字・脱字は減点の対象となり,指定文字数不足や無関係な記述が含まれる場合は大幅に減点します.最終的には,累積得点によって成績(S,A,B,C,F)を決定します. 課題の提出が3回以下の場合は単位を取得できません.また,4回以上の提出があっても減点によって基準点に達しない場合はF評価(不合格)となります. なお,質問や意見などは内容に応じて加点対象とします. |
教科書 /Textbook |
Moodleに掲載する講義用資料(スライド30枚程度)を用います. |
参考書・参考文献 /Reference Book |
幸富成(2014)スマートエネルギー社会のファイナンス論 エネルギーフォーラム ISBN-13:978-4885554308 奥野一成(2020)教養としての投資 ダイヤモンド社 ISBN-13:978-4478109915 湊隆幸(2022)人生のリアルオプション 中央経済社 ISBN-13:978-4502441318 *授業では直接使用しませんが、授業時間外学修の際に参考になります。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
①この講義はMoodleを利用してオンデマンド形式(スライドと音声)で実施します.教材は講義日に公開します. ②レポートなどの提出はMoodleを通じて行います.公平性の観点から,締切後のレポートは受理できませんので指定された期限を厳守してください. ③レポートの剽窃が発覚した場合は,厳正に対処します.本講義の単位は認定しません.また,学則に基づき,成績評価の無効などの処分が科される可能性があります. |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
プロジェクト評価において定量分析は重要ですが,それだけでは不十分であり,事業戦略や定性面の整理と併せて評価することが求められます.また,NPVやIRRなどのDCF法は,今後さまざまな場面で有用な概念となるため,この機会にしっかりと理解を深めてください. |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
ファイナンス,経済統計学,計量経済学,エネルギー経済学,エネルギービジネスA/C,エネルギー経済史,マクロ経済学,ミクロ経済学 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
①報道される各企業の脱炭素対策やエネルギー関連投資が,どのような戦略や意図に基づいているのかを考察してください. ②事業評価手法の代表例としてDCF法がありますが,リアルオプションはDCF法では考慮しにくい「事業の不確実性」を評価に活かすことが可能です.また,リアルオプションは経営理論としても有用であるため,最新の研究に触れることを推奨します. |
その他連絡事項 /Other messages |
不正に作成されたレポートの提出は試験でのカンニングと同等の不正行為です.提出物はすべて剽窃チェッカーなどで検証し,以下の行為を厳しく取り締まります. ①関連文献やインターネット上の文章の無断使用(適切な引用がない場合を含む) ②他の受講者とのレポート共有・流用 ③AIツールなどを用いた不正作成 前述の通り,発覚時には厳正に対処します.疑われるような行為は避けてください. |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
④普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習 ⑨複数の領域にまたがる解法を必要とする学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
1Q/2Q:火曜日15~16時,3Q/4Q:火曜日13~14時 @西3号館507(藤井研究室) 他の学生との重複などを避けるため,事前にメールなどでアポイントを取ってください. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07042J01000G212,E07042J01000A212,E07042J01000S212,K07082J91000P254 |
実務経験 /Practical Experience |
有 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | エネルギー関連新規事業 | ||
2 | 2 | 新規事業とビジネスリスク | ||
3 | 3 | 地政学とカントリーリスク | ||
4 | 4 | プロジェクトのリスク | ||
5 | 5 | 分析1:リスク測定 | ||
6 | 6 | 分析2:シミュレーション | ||
7 | 7 | 分析3:リアルオプション | ||
8 | 8 | 質疑応答など |