シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/05/21 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
エネルギー経済学A/Energy Economics A
時間割コード
/Course Code
E1G10099_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 3
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
藤井 淳/FUJII Atsushi
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-102/E1-102
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
経済学部 2.専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
藤井 淳/FUJII Atsushi 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
2050年のカーボンニュートラル(脱炭素)社会の実現には,エネルギー関連産業にとどまらず,社会システム全体の変革と取り組みが求められています.また,2022年のウクライナ侵攻以降、世界的にエネルギーの安定確保が課題となり,エネルギー価格の上昇や円安の影響により電気・ガス・ガソリン価格などの高騰が,企業収益や家計を圧迫する事態も増えつつあります.今後,脱炭素対策の強化などに伴い,さらなるエネルギー関連コストの上昇が予想される中,脱炭素やエネルギーに関する基礎知識の習得と最新動向の把握は不可欠です.本講義では,国内外で石油・ガス取引,石油・ガス探鉱開発,再生可能エネルギーの実務に携わった担当教員が,エネルギーの基礎知識を分かりやすく解説します.
到達目標
/Course Objectives
エネルギー分野の基本用語を理解し,国内外のエネルギー情勢および日本が直面しているエネルギー問題の概要を説明できるようになることを目指します.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
成績は,講義内で指示した課題の提出物(レポート,小テスト,ミニッツペーパーなど最大7回提出)の内容をもとに評価します.これらは定期試験と同様に学習の理解度を測るものですので,真摯に取り組んでください.誤字・脱字は減点の対象となり,指定文字数不足や無関係な記述が含まれる場合は大幅に減点します.最終的には,累積得点によって成績(S,A,B,C,F)を決定します.
課題の提出が3回以下の場合は単位を取得できません.また,4回以上の提出があっても減点によって基準点に達しない場合はF評価(不合格)となります.
なお,質問や意見,発言などは内容に応じて加点対象とします.
教科書
/Textbook
Moodleに掲載する①講義用資料(スライド30枚程度),②エネルギー白書, 経済産業省資源エネルギー庁(同庁HPより無料ダウンロード可)を用います.
参考書・参考文献
/Reference Book
スティーブン・クーニン(2022)気候変動の真実, 日経BP, ISBN-13: 978-4-296-00062-3
松尾博文(2022)みんなで考える脱炭素社会, 日本経済新聞出版 ISBN-13:‎ 978-4532359140
古舘恒介(2021)エネルギーをめぐる旅,英治出版 ASIN : B09CG7ND8S
*授業では直接使用しませんが,授業時間外学修の際に参考になります.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
①筆記用具を必ず持参してください.
②学生証を持参し,カードリーダーで出席登録を行ってください.学生証を忘れた場合は対応できません.公欠などは『和歌山大学学生の特別な事由による欠席の取扱いに関する要項』を確認してください.
③レポートの提出などはMoodleを通じて行います.公平性の観点から,締切後のレポートは受理できませんので指定された期限を厳守してください.優秀レポートなどは授業内で随時紹介します.
④講義中の私語は禁止します.
⑤出席の不正やレポートの剽窃が発覚した場合は,厳正に対処します.本講義の単位は認定しません.また,学則に基づき,成績評価の無効などの処分が科される可能性があります.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
社会には『正解があるかどうかも分からない』課題が多数存在します.エネルギー・環境問題もその一つです.基本用語や関連情報を理解したうえで,講義内での課題に対して自分の考えを整理し,どのように対処すべきかを深く検討してください.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
エネルギー経済学B/C,エネルギービジネス,エネルギー経済史,マクロ経済学,ミクロ経済学
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
エネルギー白書の関連個所を読み込んで,講義やレポートに備えてください.また,脱炭素・エネルギー関連の報道に加え,自らのエネルギー関連支出にも注目して下さい.
①資源エネルギー庁HP「スペシャルコンテンツ」を参照.
②資源エネルギー庁メールマガジン配信登録.
③エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)HPを参照.
その他連絡事項
/Other messages
【シラバスの学年について】
システムの履修登録の設定の都合上,社会インフォマティクスの履修学年「1,2,3,4」が表示されていますが,経済学部の履修学年は「2.3.4」ですので注意願います.

授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
④普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習
⑨複数の領域にまたがる解法を必要とする学習
オフィスアワー
/Office Hours
1Q/2Q:火曜日15~16時,3Q/4Q:火曜日13~14時 @西3号館507(藤井研究室)
他の学生との重複などを避けるため,事前にメールなどでアポイントを取ってください.
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07042J01000G212,E07042J01000A212,E07042J01000S212,K07041J01000P152,K07041J91000P152
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole course
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1 エネルギーをめぐる状況と主な対策 白書第1部
2 2 カーボンニュートラルと両立したエネルギーセキュリティの確保 白書第1部第2章
3 3 GX・カーボンニュートラルの実現に向けた課題と対応 白書第1部第3章
4 4 国内エネルギー動向 白書第2部第1章
5 5 国際エネルギー動向 白書第2部第2章
6 6 時事問題①電力関連 白書第2部第1・2章
7 7 時事問題②石油・ガス関連 白書第2部第1・2章
8 8 質疑応答など

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