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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
東アジア経済発展論A/Economic Developments in East Asia A
時間割コード
/Course Code
E1G10085_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 1
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
金澤 孝彰
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西2号館E102/E102
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
経済学部 2.専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
金澤 孝彰 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
東アジア地域はこれまでいくつかの経済危機に直面しながらも経済発展をとげてきた。本講義では、こうした経済発展プロセスの把握を手始めに、東アジア地域の経済的ダイナミズムに焦点をあてる。また、将来的な東アジア地域統合や共同体の実現可能性を念頭におきつつ、現時点で東アジア地域が抱える経済構造問題やそれに付随する政治・社会問題についても考察していく。
到達目標
/Course Objectives
受講学生各自が、現状の東アジア地域の経済をめぐる諸問題の理論的、制度的、歴史的背景を把握し、具体的に説明できることができる。この授業を通して卒業後のキャリア的実践に役立てるようにする。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
最終第8回で実施する単位認定試験の成績を70%とし、その他、下記の「授業時間外学修についての指示」で記した自主レポート作成の出来具合を30%とする。
教科書
/Textbook
教科書は以下の2冊を買っておくこと。
(1)後藤健太(著)『アジア経済とは何か―躍進のダイナミズムと日本の活路―』中央公論新社(中公新書)2019年
(2)原洋之介「21世紀のアジア経済をどう捉えるか アジア・ダイナミズム再考」(参考書の(2)で挙げた原(著)の第三部)
(3)大野健一・櫻井宏二郎・伊藤恵子・大橋英夫(著)『新・東アジアの開発経済学』有斐閣アルマ、2024年4月発行
※これらは第2QでのBでも用いるが、第1QのAでは(1)および(2)の方を中心に講義を進めていく。なお(2)に関しては原(著)そのものが厚いので(そのわりには値段は安いのであるが)、インターネットでダウンロードした当該部分(第三部)のPDF版をMoodle上にアップすることにする。

参考書・参考文献
/Reference Book
(1)遠藤環・伊藤亜聖・大泉啓一郎・後藤健太(編)『現代アジア経済論―「アジアの世紀」を学ぶ―』有斐閣、2018年
(2)原洋之介『比較アジア経済論を求めて』書籍工房早山2022年所収
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
本講義は対面で行うが、Moodleも活用するので。Moodleチェックは必ずチェックすること。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
なし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
ワールドエコノミー、開発経済学、現代中国経済論、通商政策。とくに開発経済学の単位未修得者は今期開講分を履修しておくことが望ましい(∵本講義にて使用する教科書では開発経済学で取り扱う章も含まれているため)
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
教科書の内容と関連させて、東アジア地域での最近の(=前の回の講義以降の一週間での)経済的動向に関する各種報道を整理し、自主的にレポートを作成していくよう自らに心がけること。
その他連絡事項
/Other messages
なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
・指定の教科書を照らし合わせてどの辺が関連しあっているかに注意しながら読み進めていくこと
・「日本経済新聞」の東アジア地域経済関連紙面(国際面、アジアBiz面、経済教室面など)を読む習慣をつけること。


オフィスアワー
/Office Hours
(前期)火曜13時00分~15時00分
(後期)月曜8時50分~10時50分
金澤研究室(西3号館5階503室)
※メイルでの質問も随時受け付けます。
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07043J00000G313,E07043J01000S313
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 学習方法と概要 本講義主要部分は指定教科書(1)にもとづきおおむね下欄の内容にそって計15回進めていきたいと考えている。ただし、この教科書が発行されてから3年近く経過しているので、比較的最近の動向については指定教科書(2)と各週の「日本経済新聞」のアジア経済関連紙面記事の紹介で補っていく。
第14回に単位認定のレポートを課す。

概論(主に講義の進め方をめぐって)
2 第1回 概論
3 第2回 20世紀の東アジア経済
4 第3回 21世紀の東アジア経済
5 第4回 グローバル・バリュー・チェーンの形成
6 第5回 アジア経済の躍進と日本
7 第6回 アジア経済の課題(格差、インフォーマル経済など)
8 第7回 ポスト・コロナと東アジア経済
9 第8回 (前半)ふりかえり
(後半)単位認定試験

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