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科目一覧へ戻る | 2025/05/21 現在 |
開講科目名 /Course |
通商政策B/Trade Policy B | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
E1G10066_E1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学部/Faculty of Economics | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第4クォーター/4Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
金/Fri 3 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
第4クォーター/4Q | ||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
藤木 剛康 | ||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | ||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-113(旧学環)/E1-113 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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藤木 剛康 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
この講義では、経済安全保障の中でも最重要の事例の一つである、アメリカの対中半導体輸出規制を取り上げ、半導体産業の産業構造、具体的な規制のあり方、経緯、米中双方の対応、規制に関する理論も含めて体系的に学習します。半導体は、AIやITなど、今日の先端産業を支える基盤製品でありつつ、その設計や製造はそれぞれの部分で世界最先端の技術を持つ少数の企業による国際分業によって進められています。2019年以降、アメリカは中国による先端半導体の製造能力の獲得を阻止・遅延させるため、中国に対する輸出規制を課してきました。アメリカと中国との大国間競争の焦点の一つであり、したがって、経済安全保障についての理解を深める上で、最も興味深い事例の一つであると言えるでしょう。 「通商政策B」に引き続き、参加者を少人数のグループに分け、基本的な知識は宿題(読書課題)で習得しつつ、アメリカの対中半導体輸出規制の背景や意図、主な論点についてグループで議論や調査を行います。こうしたグループ学習を通じてテーマについての理解を深め、輸出規制の意義や有効性について、肯定側・否定側のチームに分かれてディベートを行います。 |
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到達目標 /Course Objectives |
経済安全保障の基本的な考え方、背景や課題について、アメリカの対中半導体輸出規制を事例として、自分の言葉でわかりやすく説明できるようになること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
最終レポート(30点)と、準備作業も含めたディベート発表(70点)。 |
教科書 /Textbook |
適宜指示します。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
適宜指示します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
通常の講義とは異なり、毎回の宿題(読書課題)や、グループでの毎回の議論や調査に積極的に取り組むことが求められます。やむをえず遅刻・欠席する場合は、最低限のマナーとして、前もって担当教員およびグループの他のメンバーに連絡を入れること。通常の講義に飽き足らない学生、社会人として必要な高度なコミュニケーション能力を身につけたい、やる気のある学生を歓迎します。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
授業内でPCを使用するので各自持参すること。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
通商政策A |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業計画に沿って、各回の予習と復習を行ってください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
授業中に示すテーマについて、グループワークで議論し、結果を発表する(⑧⑩) |
オフィスアワー /Office Hours |
金曜日4限。西3号館5階の藤木研究室。予め、メール等で連絡を取ってから来てください。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07042J01000P212 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1(12/5) | オリエンテーション/通商政策とは | 授業の概説 | |
2 | 2(12/12) | 半導体産業・貿易の構造 | 半導体産業の概要 | |
3 | 3(12/19) | アメリカのエコノミック・ステイトクラフト | 輸出管理政策の概要 | |
4 | 4(12/26) | エコノミック・ステイトクラフトの理論 | 輸出管理政策の理論 | |
5 | 5(1/16) | プレゼン資料の作成① | GWで資料の作成 | |
6 | 6(1/23) | プレゼン資料の作成② | GWで資料の作成 | |
7 | 7(1/30) | ディベート① | ディベート | |
8 | 8(2/6) | ディベート② | ディベート |