シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
国際金融論B/International Finance B | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
E1G10031_E1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学部/Faculty of Economics | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第4クォーター/4Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 3 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
第4クォーター/4Q | ||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
岡部 美砂/Misa Okabe | ||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | ||||||||
教室 /Classroom |
西2号館E301/E301 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡部 美砂/Misa Okabe | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
本講義は「国際金融論A」で学んだ為替レート決定理論の知識を土台として、さらに国際マクロ経済学のフレームワークを用いて、国際間取引がある場合の財政・金融政策の効果を分析するモデルを中心に学びます。また、現代の金融・通貨危機の発生メカニズムや、通貨統合などの最近の事例をとりあげ、国際金融論の分野でこれら諸問題がどのように理解されているのかについて解説します。本講義は、マクロ経済学の応用である国際経済学の基礎的な理論モデルの習得に重点をおきつつ、適宜、実際の統計や事例を参照しながら、理論と現実のつながりを経済学的な視点から理解することを目指します。 |
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到達目標 /Course Objectives |
国際金融理論の基礎的な理論モデルの仕組みを説明することができる。また、その理論モデルを応用して、現実に起こっている国際経済問題を考えることができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
毎回の小テスト(40%)、レポート課題(30%)、最終試験(30%) |
教科書 /Textbook |
藤井英次著『コア・テキスト 国際金融論 第2版』 新世社 2013年 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
自習の際に理解を促す参考書としての文献、論文等は、講義中に分野ごとに適宜紹介します。以下の参考書は、特に応用経済学を初めて学ぶ人は受講前に読んでおくことを勧めます。 橋本優子・小川英治・熊本方雄『国際金融論をつかむ』有斐閣,2007年 深尾光洋『国際金融論講義』日本経済新聞社,2010年 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
本講義は「国際金融論A」の後編となります。 できる限り「国際金融論A」を受講してから本講義を受講してください。どうしても履修できない場合は、開講までに教科書の「国際金融論A」に該当する箇所(シラバス参照)を読んでおくこと。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
講義は段階的に進みますので毎回受講することが前提になっています。また、途中で理解できないところがあれば必ず質問して解決しておくようにしてください。数学は比較的簡単なもの(一次関数、指数・対数の計算、微分など)を用います。苦手な人は、高校数学や経済数学の入門レベルの項目を復習しておくこと。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
できる限り「国際金融論A」を履修しておくこと。 また、主に「マクロ経済学」を用いますので事前に履修しておくと理解が進みます。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
教科書をよく読んで予習すること、毎回の演習問題は翌週に正答を公開します。かならず自分の解答をチェックして復習をしておくこと。数学は簡単なもの(一次関数、指数・対数の計算、微分など)を用いますが、特に苦手な人は、高校数学や経済数学の入門レベルの参考書などを用いて復習しておくこと。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
毎回の講義内容に沿った演習問題に取り組み理解を深めます。((2)(3)(5)) |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜:16:30~17:30、訪問先:西館524号室(岡部研究室) (他学生との重複や出張等で不在の場合もありますので、かならず事前にメールでアポイントをとってください。また、Teamsなどを用いて実施する場合もあります) |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07012J01000G212,E07012J01000B212,E07012J01000P212,E07012J01000S212 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション:国際金融論とは | ||
2 | 第2回 | 為替レートとマクロ経済Ⅰ(為替相場制度の種類) | ||
3 | 第3回 | 為替レートとマクロ経済Ⅱ(為替介入の政策的効果) | ||
4 | 第4回 | 国際マクロ経済政策:マンデル・フレミング・モデルⅠ(IS-LM分析の復習) | ||
5 | 第5回 | 国際マクロ経済政策:マンデル・フレミング・モデルⅡ(開放経済におけるマクロ経済政策の効果) | ||
6 | 第6回 | 通貨統合と最適通貨圏の理論 | ||
7 | 第7回 | 通貨危機のメカニズム | ||
8 | 第8回 | 国際金融の理論と現実、最終試験 |