シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
国際貿易論A/International Trade A
時間割コード
/Course Code
E1G10028_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 3
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
岡部 美砂/Misa Okabe
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
西2号館E101/E101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
経済学部 2.専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡部 美砂/Misa Okabe 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
経済のグローバル化が進む現代では、経済問題の多くが国際間の取引を無視して考えることができなくなっています。国際貿易論は、財やサービスが国境を越えて取引される場合の経済活動を分析し、そこで生じる様々な課題に対処するための経済学的な方法を提供するものです。国際貿易理論では、主にミクロ経済学を基礎として国際間の財・サービス、さらにはヒトや技術の動きを分析対象としています。

本講義では、国際貿易のメカニズムを経済学的に理解するための重要な柱である基本的な「貿易モデル」を学びます。本講義では、古典派のリカードモデルおよび新古典派のヘクシャーオリーンモデルの仕組みを習得します。また、それらのモデルから導き出される貿易のメカニズムが、現実の国際貿易に当てはまるのか、また課題は何かを紹介します。さらに、関税や輸出規制のような貿易に関連する政策が経済に与える効果を分析する方法についても学びます。本講義の目的は、世界経済の基盤である国際経済をより正確に理解するための「土台」である「理論モデル」を知ることで、複雑で刻々と変化する国際貿易の姿をとらえるための基礎力を養うことです。
到達目標
/Course Objectives
国際貿易理論の基礎的な理論モデルの仕組みを理解できる。また、その理論モデルを応用して、現実の国際経済問題を考えることができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
毎回の小テスト(60%)と、レポート課題(40%)の合計点数で評価する。
教科書
/Textbook
特に指定はしません。適宜、参考文献を紹介します。
参考書・参考文献
/Reference Book
自習の際に理解を促す参考書としての文献、論文等は、講義中に分野ごとに適宜紹介します。以下の参考書は、特に応用経済学を初めて学ぶ人は受講前に読んでおくことを勧めます。

浦田秀次郎著『国際経済学入門 第2版』日経文庫2009年
石川 城太・椋寛・菊地徹著『国際経済学をつかむ 第2版』有斐閣、2013年
澤田康幸著『基礎コース 国際経済学』新世社、2004年(ISBN:4883840611)
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
講義は段階的に進みますので毎回必ず受講すること。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
毎回の講義の小テストを必ず提出すること。小テスト提出、およびレポート提出はMoodleを通じて実施します。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
主に「ミクロ経済学」を用いますので事前に履修しておくこと。
また、「国際貿易論B」は本講義の後編になりますので、できる限り引き続き履修してください。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
講義中の問題や小テストを用いて復習をすること。毎回の演習問題は締切終了後に正答が公開されます。かならず自分の解答をチェックして復習をしておくこと。また、数学は簡単なもの(一次関数、指数・対数の計算、微分など)を用いますが、特に苦手な人は、高校数学や経済数学入門を復習しておくこと。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
毎回の授業内容に沿った演習問題に取り組み理解を深めます。((2)(3))
オフィスアワー
/Office Hours
水曜:14:40~15:40、訪問先:西館524号室(岡部研究室)
(他学生との重複や出張等で不在の場合もありますので、かならず事前にメールでアポイントをとってください。また、Teamsなどを用いて実施する場合もあります)
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07012J01000G212,E07012J01000P211,E07012J01000S211
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション:国際貿易理論とは
2 第2回 貿易理論の準備:ミクロ経済学の復習
3 第3回 古典派の貿易理論:リカードモデル
4 第4回 新古典派の貿易理論:HOモデルⅠ(モデルのフレームワーク)
5 第5回 新古典派の貿易理論:HOモデルⅡ(4つの定理)
6 第6回 貿易政策の経済効果分析Ⅰ(関税政策の種類と経済効果)
7 第7回 貿易政策の経済効果分析Ⅱ(数量規制・その他の貿易政策の効果分析)
8 第8回 まとめ

科目一覧へ戻る