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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
経済思想史B/History of Economic Thought B
時間割コード
/Course Code
E1G10025_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 1
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
阿部 秀二郎/Shuujirou Abe
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西2号館E101/E101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
経済学部 2.専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
阿部 秀二郎/Shuujirou Abe 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
経済思想史Aと同様に、現代の経済学を深く理解することができるようになることが目的です。時代的には19世紀、そしてアメリカ、ヨーロッパの時代背景と経済学の展開を中心に見ていきます。大きな展開があった、20世紀の経済的事情と経済学の展開を学修します。その過程を理解することで現代の経済学に対する、安易な期待を批判的に分析したいと思います。
到達目標
/Course Objectives
経済発展の世界的な中心地がイギリスからアメリカに移り、また様々な不安定要素が登場する時代の背景とその中で考えられた経済学との結びつきについて、説明できること。
現代の経済学についてもその経済学者の思想と関連付けて、相対的に説明できること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
予習問題への対応(10%)、レポート(30%)、試験(60%)
教科書
/Textbook
なし
参考書・参考文献
/Reference Book
間宮陽介『市場社会の経済学』中公新書 適宜指示します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
知的な面での積極的な参加を期待します。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
なし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
経済思想史A、経済学史ⅠA、経済学史ⅠB、経済学入門A,B、社会経済学入門、経済史総論A,Bなどです
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
予習・復習、レポート、試験もMoodleに入力してもらいます。この予習問題への対応を成績評価でも重視します。授業ではレポートを作成してもらいます。問題提起からレポート作成まで1か月程度かけます。このレポートへの準備(調査・考察・執筆)を授業時間外で行ってもらいます。
その他連絡事項
/Other messages
この授業はMoodleを利用して行います。最後の試験では教室においてMoodleを利用して行います。準備しておいてください。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
予復習に関して、主体的に活動をしてもらいます。授業で学修する内容に関する予習、授業で学修した内容に関する復習、レポートでは、皆さん自身が論点を設定し、調査・作成などを通して、理解を深めてもらいます(⑤)。
オフィスアワー
/Office Hours
メールでお願いいたします。shujiro@wakayama-u.ac.jpです。
科目ナンバリング
/Course Numbering
E07022J01000G212,E07022J01000B212,E07022J01000A212,E2J01000P212,E07022J01000S212
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回目 オリエンテーション・経済学史Aとの関連性説明 オリエンテーション
カリキュラムにおけるこの授業科目の位置づけ・他の授業科目との関係・授業実施者の意図・成績評価方法を説明します。
2 2回目 アメリカの経済学の展開 変則的モデルと社会経済学
ヨーロッパと異なり、19世紀末から20世紀初頭のアメリカでは、経済思想が広がりを見せました。その前提と内容について理解します。
授業の振り返りと予習問題(社会主義思想)への回答を授業時間外に作成してもらいます。
3 3回目 大きな転換の経済学 歴史的視点から見た経済学
20世紀初頭は大きな変化がみられる時代でした。その時代の経済思想について理解します。
授業の振り返りと予習問題(企業統治)への回答を授業時間外に作成してもらいます。
4 4回目 複合的な学問領域の経済学 学問領域横断的な経済学
20世紀前半に、思想の影響を受けた経済学者と法学者による企業分析が行われます。その前提と内容について理解します。
授業の振り返りと予習問題(ケインズの思想)への回答を授業時間外に作成してもらいます。
5 5回目 ケインズの経済学1 ケインズ革命
世界大恐慌の時代を分析した経済学者の思想について理解します。
授業の振り返りと予習問題(経済政策の矛盾)への回答を授業時間外に作成してもらいます。
6 6回目 ケインズの経済学2 不安定性経済の経済学
5回目同様に、時代的な制約条件の中でどのように経済学者が向き合おうとしたのかを理解します。
授業の振り返りと予習問題(時間分析の中の経済思想)への回答を授業時間外に作成してもらいます。
7 7回目 混沌とした経済学 時間分析の経済学
混沌とした時代における混沌とした経済思想の時代を理解します。
授業の振り返りと予習問題(経済思想の問題点)への回答を授業時間外に作成してもらいます。
8 8回目 授業の振り返りとテスト 全体の復習と試験、振り返り
全体を復習し、他の関連する授業科目履修への動機づけを図ります。
試験を行います。
最後に自身の学修を振り返ります。授業時間外に作成してもらいます。

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