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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
経済学史ⅠB/History of Economics ⅠB
時間割コード
/Course Code
E1G10020_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 1
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
阿部 秀二郎/Shuujirou Abe
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
E-302教室/E-302

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
阿部 秀二郎/Shuujirou Abe 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業は経済学の根本的な理解を支えるため、そして経済学の批判的な理解を深めるため、今後の経済学を考えるためのアカデミックな授業です。現在の経済学では当たり前のように考えられている理論や考え方は最初は当たり前ではありませんでした。そして経済学は変化します。したがって今後の経済学を考えるときには、過去の経済学で見捨てられてきた部分も見捨てられていない部分同様に学修する意味があります。この授業では19世紀半ばから20世紀に入る前までの経済学の歴史について学習します。この授業を通して、履修者は経済学の専門的知識に関する深い理解を得ることを目的とします。
到達目標
/Course Objectives
19世紀半ばから末にかけての経済学の基本的な考え方を説明できる。それらの現在の経済学への影響について説明できる。
教科書
/Textbook
ありません
参考書・参考文献
/Reference Book
井上義朗『コア・テキスト 経済学史』新生社
馬渡尚憲『経済学史』有斐閣
伊藤誠『経済学史』有斐閣
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
積極的に参加してください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
出席は必須です。やんごとなき欠席の場合には事前連絡が必要です。そして事前学習・事後学習の提出も必要です。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
Moodleを利用します。予習問題を授業ごとに提示します。それらについて、調査を行い、授業に臨んでもらいます。また授業の振り返りも書いてもらいます。それらは授業時間外に行ってもらいます。次に、レポートを作成してもらいます。課題提起から提出まで1か月程度時間を確保します。この間に、調査・分析・執筆
をしてもらいます。これらの作業も授業時間外学修で対応してもらいます。
その他連絡事項
/Other messages
対面で行います。
科目ナンバリング
/Course Numbering
E238002SJ
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
予習問題への対応(10%)、レポートへの対応(40%)、試験(50%)
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
予復習に関して、主体的に活動をしてもらいます。授業で学修する内容に関する予習、授業で学修した内容に関する復習、レポートでは、皆さん自身が論点を設定し、調査・作成などを通して、理解を深めてもらいます(⑤)。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
経済思想史A,B、経済学史ⅠA
オフィスアワー
/Office Hours
授業の前後で対応します。またTeamsやZoomでも対応できます。まずはメールでご連絡ください。shujiro@wakayama-u.ac.jp
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回目 1.オリエンテーション 参考文献を提示します。この内容を理解して、授業全体の方向を理解してもらいます。授業の振り返りとミルについての予習問題への回答を授業時間外に作成します。
2 2回目 2.ミル1 ミルの経済学の特徴をその時代的状況から理解します。
授業の振り返りとミル(2回目)の予習問題への回答を授業時間外に作成します。
3 3回目 3.ミル2 ミルの経済学とその意義・限界について理解します。授業の振り返りとマルクス(1回目)の予習問題への回答を授業時間外に作成します。
4 4回目 4.マルクス1 マルクスの経済学の時代的背景と前提について理解します。授業の振り返りとマルクス(2回目)の予習問題委への回答を授業時間外に作成します。
5 5回目 5.マルクス2 マルクスの経済学とその意義・限界について理解します。授業の振り返りとジェヴォンズ・メンガー・ワルラス(1回目)の予習問題への回答を授業時間外に作成します。
6 6回目 6.ジェヴォンズ・メンガー・ワルラス1 19世紀半ばから後半にかけての時代的背景について理解した上で、彼らの経済学の前提を理解します。授業の振り返りとジェヴォンズ・メンガー・ワルラス(2回目)の予習問題への回答を授業時間外に作成します。
7 7回目 7.ジェヴォンズ・メンガー・ワルラス2 3人の経済学の特徴について理解します。授業の振り返りと総括のための準備を授業時間外に作成します。
8 8回目 総括とテスト

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