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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
専門演習/Seminar
時間割コード
/Course Code
E1F79007_EN
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 3
開講区分
/Semester offered
通年/a normal year
単位数
/Credits
3.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
藤木 剛康
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
西2号館E203/E203
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
経済学部 2.専門的知識や技能 8
2020/04
~9999/04
経済学部 3.課題解決力と自己学修能力 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
藤木 剛康 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
今年度の演習のテーマはアメリカ大統領選挙です。4年に1度の大統領選挙では、その時々のアメリカの抱える国内・国際問題について、民主・共和両党の大統領候補の間で非常に激しい議論が交わされます。今年の大統領選挙は2020年の選挙に引き続き、民主党候補はバイデン、共和党候補としてはトランプが有力視されており、民主・共和両陣営の厳しいつばぜり合いがすでに始まっています。2020年の選挙では、トランプは選挙での敗北を認めず一部の支持者を煽って議会を襲撃させる騒ぎを引き起こしたにもかかわらず、共和党候補の中では圧倒的な支持を得ています。世界で最も影響力を持ち、経済的にも豊かな国でありながら、なぜ、政治や社会の面ではこれほどの激しい対立や歪みを抱え、これらの問題を解決できないのでしょうか。本演習は、大統領選挙の主な論点や構図にとどまらず、その背景にある政治的・経済的・社会的問題についての理解を深めることをねらいとします。
到達目標
/Course Objectives
近年におけるアメリカ政治の激しい党派的対立の背景にある政治的・経済的。社会的問題について、自らの言葉で説明できるようになること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
1Qと2Qでは、①基本書の輪読と書評の作成、それらを踏まえ、②少人数でのプレゼンを作成してもらいます。4Qでは卒業論文作成の準備作業として、③各自で研究計画を立て、テーマに関する基本書3冊について研究報告をまとめてもらいます。成績評価は、①②が30%ずつ、③が40%です。
教科書
/Textbook
パトリック・J・デニーン『リベラリズムはなぜ失敗したのか』(原書房)
ヨラム・ハゾニー『ナショナリズムの美徳』(東洋経済新報社)
フランシス・フクヤマ『アイデンティティ』(朝日新聞出版)
マーク・リラ『リベラル再生宣言』(早川書房)
会田弘継『破綻するアメリカ』(岩波書店)
参考書・参考文献
/Reference Book
適宜指示します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
演習で使用するテキストの勉強だけでなく、アメリカ大統領選挙についての毎日のニュースにも関心を持って情報取集に努めてください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業内でPCを使用するので各自持参すること。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
特になし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業計画に沿って、各回の予習と復習を行ってください。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業中に示すテーマについて、グループワークで議論し、結果を発表する(⑧⑩)
オフィスアワー
/Office Hours
金曜4限。あらかじめ、メール等で連絡を取るようにしてください。
科目ナンバリング
/Course Numbering
EM0002J01100X392
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 ①(4月16日) 『リベラリズムはなぜ失敗したのか』① テキスト序章・1章・2章の輪読
2 ②(4月23日) 『リベラリズムはなぜ失敗したのか』② テキスト3~5章の輪読
3 ③(4月30日) 『リベラリズムはなぜ失敗したのか』③ テキスト6章・7章・終章の輪読
4 ④(5月14日) 『ナショナリズムの美徳』① テキスト1部の輪読
5 ⑤(5月21日) 『ナショナリズムの美徳』② テキスト2部の輪読
6 ⑥(5月28日) 『ナショナリズムの美徳』③ テキスト3部の輪読
7 ⑦(6月4日) ディベート準備① ディベート大会の準備
8 ⑧(6月11日) ディベート準備② ディベート大会の準備
9 ⑨(6月18日) ディベート準備③ ディベート大会の準備
10 ⑩(6月25日) ディベート準備④ ディベート大会の準備
11 ⑪(7月2日) 『破綻するアメリカ』① テキスト序章~3章の輪読
12 ⑫(7月9日) 『破綻するアメリカ』② テキスト4~6章の輪読
13 ⑬(7月16日) 『リベラル再生宣言』① テキスト1~2部の輪読
14 ⑭(7月23日) 『リベラル再生宣言』② テキスト3部の輪読
15 ⑮(7月30日) 『IDENTITY』① テキスト1~7章の輪読
16 ⑯(8月6日) 『IDENTITY』② テキスト7~14章の輪読
17 ⑰(12月10日) 卒業論文オリエンテーション 卒業論文と研究計画の説明
18 ⑱(12月17日) 研究報告① 参加学生の研究報告
19 ⑲(12月24日) 研究報告② 参加学生の研究報告
20 ⑳(1月7日) 研究報告③ 参加学生の研究報告
21 ㉑(1月14日) 研究報告④ 参加学生の研究報告
22 ㉒(1月21日) 研究報告⑤ 参加学生の研究報告
23 ㉓(1月28日) 研究報告⑥ 参加学生の研究報告
24 ㉔(2月4日) 研究報告⑦ 参加学生の研究報告

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