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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
専門演習/Seminar
時間割コード
/Course Code
E1F79007_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/Semester offered
通年/a normal year
単位数
/Credits
3.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
芦田 昌也
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
西2号館E105/E105
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
経済学部 2.専門的知識や技能 8
経済学部 3.課題解決力と自己学修能力 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
芦田 昌也 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
 情報処理にかかわる知識・技能の習得・向上を目的とします.卒業研究では,ウェブアプリケーションの設計や実装(プログラムを実際に作成すること)をテーマにしてもらおうと考えています.この授業は,それに向けた知識や技能の獲得が目標です.テーマによって必要となる知識や技能も様々です.現時点の知識・技能レベルを初期値として,自分で到達目標を定めてください.
到達目標
/Course Objectives
 履修前の各自の知識レベル・技能レベルより高い目標を次の中から選んで設定してください.
 ・HTML文書とスタイルシートの記述ができるようになること
 ・思い通りのレイアウトやデザイン,操作性を実現したウェブページが作れるようになること
 ・アルゴリズムを理解できるようになること
 ・プログラムを作成できるようになること
 ・関係データベースの操作ができるようになること
 ・関係データベースと連携したプログラムが作成できるようになること

 授業全体としては,
 ・ウェブページをインタフェースとし,データベースシステムと連携したプログラムが作成できるようになること
を最終の到達目標にしたいと考えています.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
 各自が設定した到達目標にどれくらい近づくことができたか,近づこうと努力したかなどによって評価します.次の項目,観点から判断します.
 ・演習への取り組み状況 40%
 ・専門演習レポートから 60%
 ・知識レベルの向上度(演習を通して何がわかるようになったか)
 ・技能レベルの向上度(演習を通して何ができるようになったか)
教科書
/Textbook
 必要に応じて資料を配付します.
参考書・参考文献
/Reference Book
 必要に応じて紹介します.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
 授業時間にくらべて内容が非常に多くなります.自習時間も相当必要です.プログラミングなどの経験があれば,負荷は少し減ると思います.それだけ時間をかけても,この演習で身に付く知識や技能は,部分的なものでしかないということを覚悟してください.
 授業では,各自のノートパソコンを使用します.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
 次に示す操作技能を持ち合わせていることが望まれます.
 ・ウェブブラウザの操作(ページの閲覧やファイル・データのダウンロードなどができる程度)
 ・テキストエディタの操作(ワープロソフトで文字入力ができる程度)
 ・ファイルの操作(ファイルのコピー,ファイル名の変更,フォルダ間でのファイルの移動などができる程度)
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「情報処理 II A / II B」
「システムと情報 A / B」
「IT基礎」
「プログラミング」
「データベース」
「情報システムデザイン I / II」
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
・授業中にうまく動作しなかったプログラムは,次の時間までに動作するよう修正すること.
・自分のイメージどおりのものになるまで工夫を続けること.
・インターネットで検索すれば様々なヒントが見つかるので,空いた時間には気になっていることを調べること.
その他連絡事項
/Other messages
・原則として,対面授業を行います.
・授業の資料や課題などは,Moodle を使用して提供します.
・第1クォータから第3クォータまでの開講を予定しています.
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
 自ら工夫する点を考え,実現することで少しずつ知識も増え技能も高まります.自分が作っている「プログラムの適用範囲を広げるためにはどうするか」をひとつの観点して工夫する点を考えて,実現してください.大切なことは,動くまで粘ることです.

アクティブラーニングガイドライン
(6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習
(7)発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
前期 月曜5限: 場所 西3号館 525室
・授業の内容に関する質問は,Moodle のフォーラムでも受け付けます.
・授業について個人的な事情が関係する質問・相談は Moodle のメッセージで受け付けます.
・いずれも,内容によってはすぐに回答できないことにご理解・ご了承ください.
科目ナンバリング
/Course Numbering
EM0002J01100X392
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 授業の進め方,授業で用いるツールなどの確認などを行う.
2 第2回 ウェブアプリケーション ウェブアプリケーションの概要と関連する技術について学ぶ.
3 第3回 HTML(1) HTML文書の基本構造を学び,初歩的なHTML文書を作成する.
4 第4回 HTML(2) 入力欄のあるウェブページとなるHTML文書を作成する.

5 第5回 CSS(1) CSSの初歩を学び,ウェブページに対するデザインを施す.
6 第6回 CSS(2) CSSを用いてウェブページに対するレイアウトを施す.
7 第7回 CSS(3) プログラムから出力されるHTML文書にも修正を加え,意図したレイアウト・デザインを実現する.
8 第8回 プログラミング(1) 典型的なプログラムの構造を学ぶ.
9 第9回 プログラミング(2) 変数,リスト(配列),値の代入・参照,値の表示について学ぶ.
10 第10回 プログラミング(3) 反復処理の構文を学ぶ.
11 第11回 プログラミング(4) 選択処理の構文を学ぶ.
12 第12回 プログラミング(5) 簡単なアプリケーションとなるプログラムを作成する.
13 第13回 プログラミング(5) セッションについて学び,処理の流れを制御するプログラムを構成する.
14 第14回 オブジェクト指向 オブジェクト指向について学ぶ
15 第15回 関係データベースシステム 関係データベースシステムについて学ぶ
16 第16回 SQL 関係データベースシステムを操作する言語(SQL)について学ぶ.
17 第17回 データベースシステムの準備 簡易データベースシステム(SQLiteの予定)を使用するための設定を行う.
18 第18回 プログラムからのデータベースアクセス プログラムからデータベースシステムを操作する方法を学ぶ.
19 第19回 データの挿入 ウエブページからの入力データをデータベースに格納する方法を学ぶ.
20 第20回 データの抽出 データベースからデータを取り出す方法を学ぶ.
21 第21回 抽出されたデータの処理 データベースから抽出されたデータの形式とその処理方法を学ぶ
22 第22回 リファクタリング データベース操作のためのクラスを定義し,プログラム一式の構成を見直す.
23 第23回 まとめ ウエブアプリケーションとして完成させる

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