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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/05/21 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
卒業研究/Graduation Research
時間割コード
/Course Code
E1F79004_EH
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 5
開講区分
/Semester offered
通年/a normal year
単位数
/Credits
4.0
学年
/Year
4
主担当教員
/Main Instructor
藤井 淳/FUJII Atsushi
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
東1号館E1-305/E1-305
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
経済学部 2.専門的知識や技能 8
3.課題解決力と自己学修能力 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
藤井 淳/FUJII Atsushi 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
卒業研究においては,専門演習で学んだ内容を基に,各ゼミ生の関心に基づいた論文を作成します.論文では,各々のテーマにおける先行研究の分析や論点整理を踏まえ,リサーチギャップ(未解決の研究課題など)を明示し,それに基づくリサーチ・クエスチョン(研究の問い)を適切に設定することが求められます.前期では,先行研究の精読を行うとともに,エネルギー関連施設の見学,研究会への参加,関係者との面談などを通じて,視野をもう一段広げることを目指します.後期には,卒業論文の執筆を進め,個別にサポートを行います.また,マイルストーンごとの報告や研究発表を通じて議論を深めることで,ゼミとしての協働の利益を最大限に活かします.
到達目標
/Course Objectives
エネルギー分野に関連したテーマを選定し,独自性を備えた論文(2万字以上)を完成させること.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
1) 卒業論文の完成度および口頭試問の結果(60%),2) クラスへの貢献(40%)で成績を評価します.
1)の評価基準は次の通りです.① 先行研究や参考文献の情報量が十分であるか.② それらの内容を適切に理解し,自らの言葉で説明できているか.③ 論理構成が明快であるか.④ 事例(客観)と考察(主観)を適切に書き分けているか.⑤ 独自性を有しているか.2)は,見学・面談の企画や調整,ディスカッションへの積極的な参加,課題の提出状況,参加態度などを成績に反映します.
教科書
/Textbook
特に定めません.
参考書・参考文献
/Reference Book
小熊英二(2022)基礎からわかる 論文の書き方,講談社現代新書,ISBN-13:978-406-5280867
各自の研究内容や進捗状況に応じて,適宜参考文献を紹介します.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
①「卒業研究」および「卒業研究の概要」の提出が必要です.これらは Moodle による提出となります.提出方法などに関する通知をよく確認してください.
②論文作成では,計画を立てるだけでなく,実行に移すことが不可欠です.無理のないスケジュールを設定した上で,早い段階から執筆を開始し,修正・推敲を重ねることが求められます.「書きながら考える」姿勢を持ち,継続的に作業を進めることで,論理の一貫性を保ちつつ,完成度の高い論文を仕上げてください.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業内でノートパソコンを使用しますので,各自持参してください.
無断欠席は認めません.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
エネルギー経済学,エネルギービジネス,エネルギー経済史
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
卒業論文の執筆に必要な形式や構成を理解し,適切な書き方を習得することが重要です.また,問題意識を深めるためにも,可能な限り多くの参考文献に接するよう努めてください.
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
④普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習
⑤学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習
⑥学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習
⑧学生による発表をともなう学習
⑨複数の領域にまたがる解法を必要とする学習
オフィスアワー
/Office Hours
1Q/2Q:火曜日15~16時,3Q/4Q:火曜日13~14時 @西3号館507(藤井研究室)
他の学生との重複などを避けるため,事前にメールなどでアポイントを取ってください.
科目ナンバリング
/Course Numbering
EM0003J01100X494
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole course
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1~15 テーマを確定し,研究の方向性を明確化することで,卒業論文の土台を築く. 前期は,卒業論文の準備として,研究の基盤を固めることを目的に以下のステップで進める.
①[リサーチ・クエスチョンの明確化と研究テーマの設定] 研究の焦点を明確にし,テーマが広がりすぎないよう調整する.
②[仮説の設定] 研究の方向性を定め,先行研究と照らし合わせながら検証する枠組みを作る.
③[先行研究や参考文献の精読] 既存の研究を把握し,リサーチ・クエスチョンとの関連性を確認する.また文献レビューを通じて,リサーチギャップを明確にする.
④[見学会・勉強会などへの参加] 学習内容を卒業研究に活かすため,事前に目的を明確にし,参加後にレポートを作成する.
⑤[調査(情報収集)] 文献調査,データ収集,インタビューなど,研究に必要な情報を収集する.
⑥[考察(分析・解釈)] 収集したデータを整理し,仮説を検証する.研究の方向性を再確認しながら,論理的な考察を進める.
2 16~30 卒業論文の執筆プロセス管理し,論文を完成させる.発表と口頭試問に備える. 後期は,卒業論文の執筆と完成度の向上を目的として,以下のステップで進める.
①章ごとのドラフト作成 → 添削 → 修正のサイクルを確立し,段階的に論文を仕上げる.
10月: 序論と先行研究をまとめ,初回の修正を実施する.
11月: 分析・考察を進め,論理の精度を高める.
12月: 結論と全体の整合性を確認し,細部の修正を行う.
②毎月,研究発表と個別報告を実施し,フィードバックを活用しながら研究の質を向上させる.クラスメートの発表からも学び,ディスカッションを通じて,研究の方向性や論理構成の再検討を行う.
③論文完成に向けた最終調整を行う.
文法・表記の統一や引用の最終確認を行う.序論と結論の整合性を含めた論理展開の一貫性をチェックする.必要に応じて,追加調査や補足データの反映を行い,論文の完成度を高める.
④発表・口頭試問の準備.
月に一度,個人面談を実施予定.

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