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科目一覧へ戻る | 2025/05/21 現在 |
開講科目名 /Course |
発展演習/Sophomore Seminar | ||||||||||
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時間割コード /Course Code |
E1F79001_EW | ||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学部/Faculty of Economics | ||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第4クォーター/4Q | ||||||||||
曜限 /Day, Period |
金/Fri 5 | ||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第4クォーター/4Q | ||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
山田 恵一 | ||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
演習 | ||||||||||
教室 /Classroom |
西1号館第一講義室/Room No.1,2F Bldg. West1 | ||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山田 恵一 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
学生が財務会計(税務会計、税効果会計、法人税法を含む。)に関する理論を理解し、演習問題を解けるようになることを目的としています。会計学は実学と言われ、この授業で学習したことが公認会計士、税理士、企業の経理職などに就いたときにそのまま活かすことができます。日商簿記検定、公認会計士試験、税理士試験などの資格取得にも役立ちます。 財務会計論B、E、Fで学んだことを前提として発展演習の授業を行います。発展演習においては、財務会計の中でも特に税効果会計について学びます。税効果会計は、重要度が非常に高いため、難解な内容であるにもかかわらず、簿記検定1級の範囲から簿記2級の範囲に変更され、広く理解することが求められている内容です。 しかし、この税効果会計を理解するためには、税務会計、法人税法の知識が必須となります。簿記1級の内容であれば、理解しやすい教科書、参考書などは多くありますが、税務会計、法人税法の理解しやすい教科書、参考書などはほとんどないというのが現状です。 また社会人となり、一般企業の経理として働き、決算を組んだり、公認会計士との監査に関する質疑応答、税理士との確定申告書等の作成に関する質疑応答などにおいて、税務会計、法人税法の知識は必須となりますが、それに対応するのにとても苦労しているというのが現状です。 さらに、採用数が少ない経理職に就職する場合、大企業ではなく、中小企業に就職する場合がほとんどとなりますが、中小企業の会計実務において一番必要な知識は会計学ではなく法人税法となります。これは、会計実務が法人税法で規定している方法に合わせて自社の会計方針を定め、なるべく法人税法と会社経理との間に差が生じないようにして、税務調整が生じないようにしようとするためです。 教科書に書いていない理論的な部分は主に板書と講義ノートで対応します。 毎週、講義を受けたら、すぐに習った範囲について問題を解き赤で自己採点し、課題としてMoodleに提出してください。そして対面授業のミニテストにおいて何も見ないで時間内に問題を解けるように訓練しておいてください。 単なる暗記ではなく、どうしてそういう会計処理をするのか等を皆さんに伝え、考えさせる講義をしたいと思っています。 学習範囲が広いので、授業の進度は早いです。 山田ゼミでは発展演習の授業とは別に第3Qから日商簿記検定1級または2級の過去問題を解くというゼミを開始します。 発展演習は演習科目ですので、教員による講義ではなく、簿記3級取得者には、簿記2級の模擬試験を実施し、簿記2級取得者には、簿記1級の模擬試験を実施する予定です。 なお、簿記3級を取得していない学生は、山田ゼミを選択しないでください。学生自身のために忠告しています。現実問題として、2年生の開始時点で簿記3級を取得していないレベルだと、その後、努力しても2年生終了時における発展演習の単位認定試験では、非常に高い確率でまったくペンが動かないという状況になります。 模擬試験実施後に教員は解き方を解説しません。解けない問題は自分の力で様々な本(図書館と経済学部棟西3号館2階の図書館に様々な簿記検定に関する本があります。)を調べて解けるようにしたり、ゼミ生同士で協力しあって、教え合うなどして解けない問題を解けるようにしてください。 この作業を通して、会計学の本当の力が付いたり、仲間意識や、コミュニケーション能力を養うことができます。 なお、税務会計(法人税法)については、分かりやすい本も少なく、学生の力だけで理解するのは不可能ですので、教員が疑問点については全て答えるようにします。 つまり発展演習では、模擬試験を解くだけでなく、税務会計(法人税法)に関する理論を理解し、演習問題を解けるようになることも目的としています。 |
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到達目標 /Course Objectives |
受講生に簿記1級、または簿記2級に合格するための力を付けさせること。および税務会計(法人税法)に関する理論について計算問題を通じて分かりやすく受講生に教えることを目的としています。教科書に書いていない理論的な部分は主に板書と配布プリントで対応します。 この科目の到達目標は、以下のとおりです。 1.学生が日商簿記簿記2級、1級、法人税法能力検定3級、2級の問題を解けるようになる。 2.学生が将来的に法人税法検定1級、公認会計士試験・租税法(法人税法)、税理士試験・法人税法の問題を解けるようになる。 3.日商簿記簿記2級、法人税法能力検定3級、2級の合格を目指します |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
第8回目の最後の対面授業において行うに行う単位認定筆記試験100%で成績評価します。 ただし、第1回から第7回の授業において、問題集などの問題を合計7回、課題として課しますが、その期限内提出率が50%超、つまり課題の提出回数4回以上の受講者のみ単位認定試験の受験を認めます。 出席、第2回から第7回の授業内のミニテストの結果は成績評価の対象となりません。 単位認定試験の内容は、主に教科書、問題集、講義ノートの問題と同じ問題ですが、学生の能力を正確に把握するため適宜、教科書、問題集、講義ノートと異なる問題も出題します。 なお単位認定筆記試験を病気などの理由で欠席した場合は、学部の正式なルールに従って、診断書などの欠席理由の証明書を経済学部係に提出すれば再試験が認められます。該当する場合には、まずは履修手引きなどを熟読し、その指示に従ってください。 なお、コロナウィルスが蔓延していたり、履修者が多く教員1人の試験監督(試験監督者を増やすことはできません。)では適正な単位認定筆記試験を実施できないと判断したときは、第8回の単位認定試験を単位認定レポートに変更します。単位認定レポートの場合、手元の教科書などを参考しながら解いてよいことになるので、必然的に問題の内容は単位認定筆記試験より難しくなります。 単位認定筆記試験又は単位認定レポート60点以上で合格となります。授業を欠席した回数が多いことで、単位認定筆記試験を受験できない。または、単位認定レポートを提出できないということはありません。 もし単位認定レポートで成績評価することになった場合、単位認定レポートの内容は第8回の授業の前に提示します(成績提出締切の関係上)。60分で解ける内容ですので、レポートの提出期限は3日とします。単位認定レポートは、教科書、講義ノートを見ながら解いて大丈夫ですが、自分の力だけで解いてください。web上やSNSで解答を聞くのは不正行為に該当します。教えた方も不正行為となり、全科目単位不認定となる可能性もありますので、そのようなことはけしてしないようにしてください。 毎回の課題は、自己採点して、間違った箇所には赤ペンで正解を書き込むなどしたものをスマートフォンやスキャナーでpdfファイルにしてMoodleに期限までに提出してください(問題集を入手できていない受講生も居るので、第1回の課題のみ提出期限を長目に設定しています。)。pdfファイルは文字や数字が鮮明に写るように気をつけてください。pdfファイルの枚数が多くなっても構いません。レポートに表紙は付けなくてもOKですが、提出する全ての解答用紙、またはレポート用紙の上部に、学籍番号、氏名、問題番号を明記してください。レポートに問題文を書き写す必要はありません。 最後に成績評定は以下の区分となっています。 S:試験の平均点が90点以上。 A:試験の平均点が80点以上90点未満。 B:試験の平均点が70点以上80点未満。 C:試験の平均点が60点以上70点未満。 不可:試験の平均点が60点未満。 |
教科書 /Textbook |
1.全経法人税法能力検定試験公式テキスト3級/2級【第3版】、ネットスクール出版、定価:2,750円(税込)、ISBN-13 : 978-4781003504 (財務会計論B、E、F、山田ゼミの発展演習において使用します。もし4月までに第4版が発売されたら第4版を購入してください。) 2.2025年 税理士試験受験対策シリーズ 法人税法 理論サブノート、大原出版株式会社 、定価:2,200円、ISBN-13 : 978-4867831236 (財務会計論B、E、F、山田ゼミの発展演習において使用します。) 3.講義ノートはまだ発売されていないので、履修登録者に学習する範囲のものを配布するようにします。 以上の教科書3冊は、毎回の授業に必ず持ってきてください。毎回、使うことになります。 教科書が本屋に無い場合、本屋に注文すると手に入るまでに約1週間かかり、その間、勉強し課題を提出することができません。ネットで購入すれば1日で届きますので、そのような方法で手に入れるようにしてください。教科書が手元に無いのでレポートの提出が遅れました。出来ませんでした。考慮してくださいという要望には対応しません。第1回目の課題の提出期限は、通常より1週間遅くしているからです。 『2025年 税理士試験受験対策シリーズ 法人税法 理論サブノート』は、条文集です。法人税法は法律なので、その理解のためには、ある程度の条文の理論暗記が必要になります。対面授業内で時間を取って、理論暗記をしてもらったり、次回の対面授業までに、この本から指定した理論を暗記してもらいます。単位認定試験では、計算問題だけでなく、必ず理論問題(空所補充問題、定義の記述など)も出題します。理論問題は、主に『講義ノート』と『法人税法 理論サブノート』から出題します。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
問題集を購入する必要はありません。テキストが問題集も兼ねています。 簿記3級、2級に合格していない受講生には、簿記検定対策の問題集を購入するよう指示します。最終的に紙の簿記2級には必ず合格してもらいます。 15年間の山田ゼミ生で卒業時までに紙の簿記2級に合格できなかった人は、累計で1名です。(発展演習開始時の2年生の時に簿記3級に合格していませんでした。) |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
将来的に大学院に進学する可能性のある学生は事前に申し出てください。また、大学院に進学したくなった時点ですぐにその旨を教員にお知らせください。 大学院で執筆する修士論文の難易度が高く(3名の教員の承認が得られなければ修士論文は合格となりません。)、また修士論文を合格するためには卒論のテーマ選定が重要になるからです。また、大学院に進学する場合には追加で多くの課題を課すことになります。公認会計士試験や税理士試験との両立は不可能です。 毎回のミニテストは、原則、課題と同じ問題を出題します。ミニテストを解かない、対面授業に教科書も問題集も何も持参せず、何もしないでぼーっと座っている受講生は退出させます。 コロナウィルス対策と毎回試験形式のミニテストを行うので、隣同士で着席せず、必ず左右机1つ分の間を空けて着席してください。どこに座るかは第1回の授業において指示します。なお、一番前と前から2番目の席には着席しないようお願い致します。 出席は一切成績に関係しないので、少しでも体調不良の時は休むようにしてください。 始業ベルが鳴った時点で必ず着席し、すぐに試験形式のミニテストを解ける状態でいてください。 ミニテストが解けた人は、解けたらすぐに教員の所まで持ってきてください。状況を見ながら2~3名のみ、その場で採点します。満点を取れたら、ミニテストが終わるまで自習していてください。 ミニテストの範囲はそれまでに学習した内容になります。つまり、毎回、ミニテストの量と範囲は増えることになります。 なお、私語、スマートフォンの使用、居眠り、あくび、肘付などは一切許しません。20分を超える遅刻は入室を禁止します。学生の皆さんを社会人として扱いますので、社会に出て当たり前のルールは全て適用します。授業のすぐ後に予定が入っているので、質問(授業に関するもののみ)はメールでお願いします(Moodleのチャット不可)。次回のミニテストの解説において説明するようにします。 対面授業において資料を配布することはほとんどありませんが、その授業に居なければ、その後の授業において資料を再配布することはありません。 なお、この科目は2年生の必修科目であり、単位を落とすと即、留年となります。この科目において、法人税法は財務会計の手法を用いて求めた当期純利益に、税務調整を行って、所得金額を求めた後に法人税額を計算する手法を学ぶ学問であり、財務会計論A~Fまでの範囲の内容と密接に絡んできます。例えば、税理士試験において財務会計に関する学問である簿記論、財務諸表論は入門科目と言われ、法人税法は税理士試験において難易度が一番高くラスボスと言われています。この科目は、日商簿記検定3級を取得していない学生では、単位取得はまず不可能です。 それぐらい難しい内容ですし、ゼミですので授業は全出席が大前提です。また、一度でも休むとその後の授業が分からなくなるので、絶対に休まないようにしてください。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
日商簿記検定2級程度の学力があるか心配な学生は、次回の授業に該当する部分を、各自が所有する2級の教科書と問題集(教科書と問題集はどんなものでも構いません。)を使って予習しておいてください。 財務会計論A~Fを履修していない学生は、動画講義を必ず全部見るようにしてください。財務会計論A~Fの内容を知っていることを前提に授業を進めます。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
山田ゼミ希望学生は、財務会計論A~Fを必ず2年生の時に履修してください。2年生第4Qの発展演習(実質的に2年生の山田ゼミになります。必修科目ですので単位不認定で留年となります。)は、財務会計論A~Fの内容を理解していることを前提として学びます。 日商簿記検定、公認会計士試験、税理士試験などの資格取得に役立ちますので、関連する会計学系の科目(商業簿記、工業簿記、原価計算、管理会計など)は全て受講するようにしてください。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
第4Qの発展演習は原則、対面授業で行いますが、コロナのクラスター発生時には反転授業を行います。その場合、以下のような順番で授業時間外の学習をしてください。 1.テキスト、講義ノートを準備して動画を視聴する。 2.毎週の課題である問題を解く。 3.課題を自己採点して、pdfファイルを提出期限までにMoodleに提出する。 4.授業や授業掲示板で指示のあった理論を理論集や講義ノートを使って暗記する。 教科書、配布資料の問題は1回解いて終わりではなく、1日後(2回目の解き直し)、2日後(3回目の解き直し)、1週間後(4回目の解き直し)、1ヶ月後の解き直し(5回目の解き直し)をすることによって、ようやく短期記憶から長期記憶に入ります。 対面授業のミニテストにおいて、1週間後(4回目の解き直し)、1ヶ月後の解き直し(5回目の解き直し)はしますので、受講生のみなさんは、1週間のうちに3回の解き直しをすることを目指してください。覚えているうちにスピーディーに復習することが非常に重要です。数日後に解くと内容を思い出すだけで時間がかかってしまいます。 |
その他連絡事項 /Other messages |
簿記検定の1週間前である10月後半に全国レベルの簿記大会が大阪で行われますが、それに必ず参加してもらいます。 前期においてゼミの所属が決定次第、すぐに課題を課します。また夏休みの課題も課します。 定員を超過した場合には、志望動機、財務会計論A、Bの履修の有無、成績、面接(財務会計論の後に実施します。)などで教員が独自に判断します。オープンゼミはありません。 なお、第1回目の授業とガイダンスを行います(発展演習はゼミですので必ず出席してください。)となり、第2回目の授業から演習があります。 学生の理解度を重視するなどの理由により授業が計画通りに進まないことがあります。 第4Qの発展演習は原則、対面授業で行いますが、コロナのクラスター発生時には反転授業を行います。 【重要】この講義は状況に応じて反転授業を行います。以下の手順にしたがってください。なお、動画の視聴期限はありません。 1.毎回の授業までに、動画講義を視聴してください。視聴すべき動画講義と課題の問題は、毎回、教育サポートシステムの掲示を用いて連絡します(掲示内容はメールに転送されるように設定しておいてください。)。該当する動画講義を教科書、講義ノートを手元において視聴し、教科書、講義ノートの内容を理解してください。講義、掲示での指示に従い必要に応じて理論の暗記をしてください。 2.視聴した講義について、教科書の問題を解けるようにしてください。会計学は数学に近い学問であり、問題を解くことができて初めて内容を理解できたといえるので、問題を解くことは必須となります。課題となっている問題は、提出期限までにMoodleに提出してください。 3.対面授業におけるミニテスト対策として問題を解けるようにしてください。 4.授業に出席してください(出席は一切取りません。)。最初にミニテストを教科書などを一切見ないで解きます(演習中は、電卓と筆記用具のみ持ち込み可。教科書などの参照物は一切持ち込み不可です。)。問題が解けたら教員の所まで答案を持ってきてください。先着2,3名程度、その場で採点をします。2,3名が解けた所でミニテストを終了します。 ミニテストの試験範囲は、今まで学習した範囲全てとなりますので、ミニテストの回を重ねるに従い、ミニテストの量は増えることになります。その勢いのまま第8回の単位認定試験を受けてもらうことなります。 5.対面授業を行いますが、質疑応答中心となります。ですので事前に動画の内容を理解していないと質問に回答することができません。 質疑応答をしつつ、そこまでの内容を理解しているか確認するため、突然ミニテストを行うことがあります。このミニテストは公認会計士論文式試験の過去問題などを解くこともあります。 6.理論暗記の課題を課してもやってこない受講生がほとんどですので、授業内に時間を取って、理論暗記をしてもらうこともあります。その後、理論を暗記できたか否か、口頭で確認テストや質疑応答を行います。 なお、法人税法能力検定3,2、1級、税理士試験の法人税法においては、必ず理論問題が出題されます。もちろん条文集は配布されません。 この授業においては質疑応答を行う関係上、コロナウィルス対策として換気対策をしっかりしますので、外と同じような暖かい服装をしてきてください。 またマスク着用は各自の自由となっていますが、この授業では、質疑応答を行う関係上、マスク着用を強くお願いしています。この授業において、ほんの数名のマスク未着用の受講生からコロナとインフルエンザのクラスターが、去年は3回、一昨年は1回発生し、去年は3回のクラスター全てで6割の受講生が欠席しました。 この授業では質疑応答を行う関係上、コロナ、インフルエンザのクラスターが発生する可能性が高くなっています。この授業では公認会計士受講生などが多く受講し、コロナウィルスに疾患するとそれらの受講生に大きな迷惑がかかりますし、教員自身は若くないので、コロナウィルス疾患により重症化する恐れがありますし、授業を長期間できなくなる可能性があります(去年は回復までに1ヶ月かかりました。)。マスクの着用にご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
第4Qの発展演習は原則、対面授業で行いますが、コロナのクラスター発生時には反転授業を行います。「アクティブ・ラーニング実施要項」③反転授業を行います。 授業理解を深める方法として、以下のように資格取得を意識してみてください。 その他、履歴書の資格欄に簿記検定を加えたい(ある調査において、企業が就職希望者に持っていて欲しい資格の1位は、日商簿記検定2級となっています。2級は就職活動を始めるまでに必ず取得しておきたい資格になります。)、将来、会計学のスキルを生かした職種(一般企業の経理職など)に就きたい、公認会計士(国が指定する独占業務となります。)、税理士(国が指定する独占業務となります。)になりたいなど目的意識を持った学生にはお勧めの科目だと思います。 実際に山田ゼミから、ほぼ毎年のように日商簿記検定1級(社会人も含めた和歌山市の年間の合格者数は平均3名です。)、税理士試験の科目合格(簿記論、財務諸表論)、公認会計士(論文式試験、短答式試験)のいずれかの合格者を輩出しています。今までの実績として、日商簿記検定1級に合格すると和歌山大学学長表彰、経済学部長表彰を受けることができます。直近14年間で、和歌山大学経済学部から14名(そのうち山田ゼミ生は12名となります。)の日商簿記検定1級合格者を輩出していますが、その全員が財務会計論AからFの全単位を取得しています。 |
オフィスアワー /Office Hours |
金曜日、前期後期ともに12:20~13:10 訪問先:西3号館5階山田研究室 なお、教員へ連絡はmoodleのチャット機能は使わないでください(どの科目で誰からの連絡なのか簡単には分かりません。)。経済学部としてもチャットではなく、メールにて連絡することとなっています。 コロナウィルス対策のため、対面での質問ではなく、メールでの質問でお願い致します。メールアドレスは第1回目の授業連絡でお知らせします。メールで授業の演習で行った○○の問題について、もっと詳しく解説してほしいなどを知らせてくれれば、次回の解説講義で可能な限り対応するように致します。 なおゼミ入室に関する質問は、ゼミ選択の時期(4月22日頃からWEBにて募集要項を閲覧できるようになります。)に詳細に情報を提示するので、それまでお待ちください。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
ES0002J01100X292 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 毎回の講義内容は以下のとおりです。視聴すべき動画講義と課題となる演習問題は毎回、教育サポートシステムの掲示を用いて連絡します(掲示内容はメールに転送されるように設定しておいてください。)。 第1回の対面授業ではガイダンスを行います。問題を解くことはしません。 第2回から第7回の対面授業ではミニテストを受け、質疑応答の授業を受けます。 第8回の対面授業では単位認定筆記試験を行います。シラバスの「成績評価の方法・基準」を熟読しておいてください。 |
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2 | 第1回 圧縮記帳1 国庫補助金、保険差益 第2回 圧縮記帳2 交換の圧縮記帳 第3回 圧縮記帳3 収用等の圧縮記帳、収用等の所得の特別控除 第4回 圧縮記帳4 買換の圧縮記帳 第5回 評価損益1 棚卸資産 第6回 評価損益2 有価証券 第7回 評価損益3 有形固定資産 第8回 租税公課、単位認定試験 |