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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
現代社会実践論-キャリアと公務-/Contemporary issues in careers and public service professionals
時間割コード
/Course Code
E1F75005_E1
開講所属
/Course Offered by
経済学部/Faculty of Economics
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
本庄 麻美子/Honjoumamiko
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
西2号館E201/E201
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
経済学部 2.専門的知識や技能 2
経済学部 3.課題解決力と自己学修能力 3
経済学部 4.協働性とコミュニケーション能力 4
経済学部 5.地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
本庄 麻美子/Honjoumamiko 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
価値観の多様化により社会構造が大きく変容する現代において、国や地方公共団体を取り巻く環境は刻一刻と変化しています。
本講義では公務の第一線で活躍されている公務の方(和歌山県職員の方々)を講師に迎え、これまで培った経験や知識に基づきレクチャーしていただくことで「生の行政」に対する理解を深めます。また同時にその中で“公務に携わる人材に求められる資質”についても学びます。
社会で必要な基礎力、特に「思考リテラシー」という能力の獲得を目指していきます。ここでいう「思考リテラシー」とは、課題を発見し、分析し、解決する能力のことです。行政職の方から、今までの施策や過去の課題とその解決策をもとに提示されたミッションについて「企画提案書」を提示することで解決を試み、その解決策がどの程度社会の現場で通用するのか、現実的なのかについて思考し、検討するプロセスを通じて「思考リテラシー」を獲得します。本講義を通じて、社会にある多くの課題を見つめる視点を養います。
到達目標
/Course Objectives
「社会人基礎力を高め,卒業後には公務員として活躍できるよう,前に踏み出し,考え抜き,チームで働くことが可能となること」です。現代社会が置かれた状況について知識を深めると共に,公務の現場が直面している様々な課題に対応可能な「思考リテラシー」獲得を目指します。その過程で,社会人に求められる三つの基礎的能力「action(前に踏み出す力)」「thinking(考え抜く力)」「team work(チームで働く力)」を認識し、自分の強み・弱みを客観的に捉え確認し、今よりも更に自身の力を伸ばすことが本講義の到達目標です。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
試験は実施しませんが,
『講義への参加姿勢』
『各タームで求めるチームの状況報告書』
『各チームが提示した「企画提案書」』
『個々人における事前事後の学習成果をまとめた状況報告書』
をもとに,総合的に評価します。
授業への出席およびグループワークへの参加は当然の行為であり,出席それ自体は成績評価の対象とはなりません。
教科書
/Textbook
「〔新訂〕課題解決の進め方」秋光淳生・柴山盛生著/放送大学教育振興会/9784595319556
(注)基本的に教科書は主に事前学習(予習)用として使用します
参考書・参考文献
/Reference Book
「プロジェクト学習の基本と手法ー課題解決力と論理的思考力が身につく―」鈴木敏恵著/教育出版/9784316803500
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
本講義では複数人でチームを結成し,各人が調査した内容を基礎として議論の中で「企画提案書」を作成し発表する必要があります。これらは授業時間だけで実現できません。一つの課題に対し,自主的な授業時間外学修が必要になります。同時に,メンバー間での相互コミュニケーションも必要となります。それら努力が、社会人に求められる「思考リテラシー」向上に繋がります。
第3回、第10回、第14回はゲストがお越しになられ、指導・助言をいただく予定です。
(注)あくまでも予定であり、講師の都合等により変更される可能性があります
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
この講座は20名定員の講義です。履修希望の学生は、希望者が多い場合は抽選になりますので、事前に申請をお願いいたします。講義形式ではなく、アクティブラーニング(グループによるワークショップ)形式で進めていきます。自ら積極的に発言し、チームメンバーと意見交換しながら協働していくことが前提となります。
授業計画詳細情報を必ず確認をしてください。第4回は、10月19日(土)午後(13:00-17:00)、和歌山市内でフィールドワークがあります。参加が前提となります。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「キャリア・デザイン入門Ⅰ」、「キャリア・デザイン入門Ⅱ」、「社会体験実習A~D」、「インターンシップA~D」
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
履修上の注意・メッセージにも示されている通り,受講生に対し企画提案書作成等の授業時間外学修を求めます。
その他連絡事項
/Other messages
人数制限科目(20名)です。希望者が多い場合は抽選で決定します。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
PBL学習,
学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習,
学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習,
学生による発表をともなう学習,
グループワークをともなう学習,
学生が自身の学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認できる仕掛けをともなう学習,
を取り入れ、学びを深めていきます。
オフィスアワー
/Office Hours
平日10:00-17:00,西3号館1F学習支援オフィス・キャリア支援室で相談に応じます。(本庄)
科目ナンバリング
/Course Numbering
ER0002J01111Z292,ER0002J01111Z292,ER0002J01111Z292,ER0002J01111Z292,ER0002J01111Z292
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回(10/2) オリエンテーションと概論 ガイダンス(オリエンテーション)/公務と公務員が置かれた現状について
2 第2回(10/9) チームの結成 グルーピング/チームビルディング
3 第3回(10/16) ミッションの提示 ミッションの伝達(外部講師からのレクチャー) ※ゲストスピーカー
4 第4回(10/19※) フィールドワーク フィールドワーク ※和歌山市内 10月19日(土)13:00~17:00、和歌山市内でフィールドワークを実施します。
5 第5回(10/30) チームで取り組むテーマを設定 ミッションの確認と課題設定
6 第6回(11/13) 課題プレゼンテーション 課題プレゼンテーションとフィードバック
7 第7回(11/20) 調査 行政現場における問題解決に向けたグループワーク その1
8 第8回(11/27) 調査 行政現場における問題解決に向けたグループワーク その2
9 第9回(12/4) 調査・発表練習 行政現場における問題解決に向けたグループワーク その3
プレゼンテーションの仕方について/プレゼンテーションのリハーサル
10 第10回(12/11) 中間プレゼンテーション 中間プレゼンテーションとフィードバック
グループワークの講評 反省点を洗い出し,改善点について講師を含む全員で考える
反省点・改善点は最終プレゼンテーションへ活かす
※ゲストからのフィードバックコメント
11 第11回(12/18) 調査 行政現場における問題解決に向けたグループワーク その4
12 第12回(12/25) 調査 行政現場における問題解決に向けたグループワーク その5
13 第13回(1/8) 調査・発表練習 行政現場における問題解決に向けたグループワーク その6
最終プレゼンテーションリハーサル
14 第14回(1/22) 最終プレゼンテーション 最終プレゼンテーション・評価
反省点を洗い出し,改善点について講師を含む全員で考える
※ゲストからのフィードバックコメント
15 第15回(1/29) まとめ まとめと総評

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